[北行庵]  HOMETRAVEL
ニュージーランド紀行〔1日目〕 2000/10/23 月曜
自宅発・国内移動・出国・成田空港発 JAL
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自宅から成田空港 Page Head ▲

電気のコンセント類とか戸締まりを再確認し、スーツケースを車に積んだ。自宅から空港まではワイフの車である。晴れの旅行日和だった。手元には未だ航空券は無く、引き替えの書類があるだけだった。空港のJALで航空券が綴じられたものを受け取る。先方は待っていた感じだった。
午後2時40分に地元空港を発ち、丁度4時に羽田に着いた。
直ぐリムジンバスの切符を購入し成田空港に向かう。羽田空港から荒川近くまで渋滞して時間がかかったが、その後に遅れを取り返した。

成田空港 Page Head ▲

午後7時前に搭乗手続きを済ませた。エスカレータでサービスエリアに上がり、サンドイッチ屋で軽い夕食をすませた。 代金は前払いで、「サンドイッチ・カウンターで受け取ってください」と言われ、カウンターで皿に乗せたものを直ぐ受け取った。テーブルで見ると注文の品と違う。 ワイフが言いに行くと、他の客の品を取ってしまったらしい。 その分の金を払って注文の品を持ってきてくれた。出発間際の早々の失敗であった。
ニュージーランドは加工食品の持ち込みは厳しいとのことで、旅行中のおやつ類も購入を見合わせた。いつもなら、煎餅とか菓子とか持ち歩くのだが・・・。
8時頃出国手続きを済ませ、免税店の前の銀行でニュージーランド・ドルを購入した。市場公表レートは43円台だったが両替レートは52.93円でよくない。閉店間際でラッキーと思ったが、結果としてNZ到着後の方が有利で、土産屋などでも45円位だった。

ニュージーランド航空と日本航空の共同運行便 Page Head ▲

20:55 成田空港発。

日本航空とニュージーランド航空の共同運行便だが、使用機材はANZのものだった。座席間隔が広い感じで、足乗せ台が前席下部に、さらに左右を前方に曲げ出せる枕(?)が背もたれ上部に装備され、座席そのものもスポンジではなくスプリングを使用している感触であった。後部に少し倒すと実に楽な感じになる。エコノミーとしては、とても良いシートに思われた。
機内の案内は英語の後に日本語で行われ、乗務員も日本語を話すので人がいるのでサービスとして良いものである。日本航空では乗客係りの大半は女性だが、ニュージーランド機では男女半々ぐらいの印象だ。これも珍しく感じられる。
機内食ではサーロインステーキを選んだ。一般的に言えば、霜降りで脂肪分の多いものを好む日本人向けの肉ではなく、厚切りの脂肪の少ない肉だった。比較上は硬い肉と評されるものだろう。しかし硬くはなく肉汁を適度に含み歯ごたえもある好みのタイプであった。割り箸がついていたり、緑茶も出してくれるので外国の旅客機としては少なからず日本人向けになっている。
ワゴンに酒類と冷たいドリンク類を乗せて客毎に希望を訊くのは一般的だが、さらにスチュワードが白ナフキンで包んだワインボトルをもって歩き回り、客の要望を誘うのは珍しく感じた。この姿は女性より男性の方が似合う役割と思うのは偏見と差別のたぐいであろうか。 

言葉のお遊びだが、飛行機の搭乗員はクルー(Crew)と言われる。客室係はフライト・アテンダント(Cabin Attendant/Flight Attendant)と呼ばれるのが普通 である。男女がほぼ同数で搭乗勤務する状態では、男の(女の)フライト・ アテンダントと言うより、スチュワード(Steward)とスチュワーデェス (Stewardess)の方が明確に区別できて良いような気がする。ニュアンス上 の理由で日本では使用されなくなったようだ。辞書的にはスチュワードには 執事・事務長・給仕・幹事などの意味があり、「乗客係り」の意味でも表向き 差別用語とは思えない。執事(Butler)の伝統がある英国の流れを汲むニュー ジーランドのこと、年輩のスチュワードも見かけたものだった。

クライストチャーチに近づき高度が下がった。機内中央部の座席からも水平方向にどこまでも白く続くサザンアルプスが眺められた。飛行時間は10時間05分。 大きな揺れもなく安泰な飛行だった。
驚いたのは、10月の最終日曜にサマータイムに切り替えと理解していたのに、既にサマータイムになっていたことだった。後で聞いたところでは、今年は10月1日に切り替わったそうである。これはインターネットの事前調査でもキャッチできなかった。それで時差は当初から4時間となった。

入国準備 Page Head ▲

そろそろ入国書類の提出が近づいてきた。動物相と植物相が他国とは大きく異なるニュージーランドでは色々な持ち込み制約が多いと聞いていた。検疫の項目では、獣肉・魚肉は生はもちろん加工・冷凍品も申告義務があり、乳製品や卵と卵加工品、他の多くの品目が要申告としてリストされている。ビーフジャッキーを持ち込むと申告義務が生じてしまう。変わったものでは、使用したスバイク付きの靴も要申告である。土に含まれる細菌類への用心である。我々の持ち物なら申告の必要はない。申告したらどうなるかは不明だが、「一度申告すると他の携帯品もかなり徹底して調べられる」という記述も読んだことがある。しかし後日ガイドが言うからに、彼女の母親が訪ねて来たときにはスーツケース2個を持ち込み、その一つは日本の食料品だけ沢山詰め込んであったそうだ。申告したかどうかは聞き漏らした。短期の旅行では、申告義務のある食品はニュージーランド国内で求めることにして何も持ち込まないのが無難であろう。

十年前の記述では、旅客機が到着すると検疫官が乗り込んで機内に「殺虫剤」を散布し、それから乗客は機外に出るとあった。まるで疫病神の扱いである。中止となったようで、害虫扱いは受けずに済んだのは幸いだった。 
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