[北行庵] HOMETRAVEL
岡山(烏城・後楽園)、姫路(白鷺城)、倉敷(美観地区)
2015年4月12-14日、ホテル・グランヴィア岡山2連泊
2015年 旅行の準備期間
1日目(4/12 日) 自宅出発まで往路: 羽田乗継で岡山へホテル・チェックイン岡山城後楽園高島屋夕食(岡山ばらずし)ホテル・グランヴィア岡山(1泊目)
2日目(4/13 月) ホテル出発まで新幹線で姫路に移動姫路城(世界文化遺産、国宝)
休憩(スターバックス)新幹線と山陽本線で倉敷に移動倉敷市 美観地区
ランチ(美観地区)ホテル・グランヴィア岡山(2泊目)
3日目(4/14 水) ホテル出発まで帰路(岡山空港⇒羽田乗継⇒地元空港、帰宅)
おわりに
写真集   岡山城 岡山後楽園姫路城(大天守登閣)倉敷(美観地区) 
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旅行の準備 Page Head ▲
ANAマイル
昨年と一昨年の海外旅行はスターアライアンスの航空会社だった。それでANAのマイルが溜まり、国内2区間の特典航空券による往復が可能になっていた。
当地から姫路や岡山に行くなら、関空や伊丹に飛びJRを使えば使用マイルは少なくて済む。関空や伊丹の定期便は時刻的に難しく、伊丹と関空の組合せが必要でした。マイルは気にせず羽田空港乗継ぎで岡山空港に飛ぶことにした。岡山駅近くのホテルに2連泊し、その地の名所旧跡を大急ぎで観光することにしました。

2月11日: 行程プラン
1日目午後に岡山駅前のホテルに入り、それから後楽園と岡山城を観光。2日目午前に倉敷市(倉敷美観地区・大原美術館)、午後に岡山駅と姫路駅を新幹線(約20分)で往復し姫路城参観。これで基本的な観光の全てです。3日目は午前中に岡山空港から戻ります。岡山・姫路の新幹線の切符は乗車直前に購入の予定です。
注: 後日、姫路城天守閣は入場整理券が必要とわかり、姫路城を午前に変更です。

2月15日: ANA特典航空券の予約
マイルの特典航空券は出発2カ月前から4日前の間に予約する。購入希望者が多いと満席になりやすい。しかし、数日前の夜に試したら、羽田行き一番機の特典航空券は数席の空きがあり、「とれる」と思っていた。4月15日分は今日からです。朝9:30前にANAサイトにログインし、時間と同時に空席を見たら予定の羽田行き特典航空券は1席しかない。
仕方がない。前日、前々日と戻り、羽田行き特典航空券2席が取れる日に変更して岡山まで片道2区間の往復を予約しました。往路は12日、復路は14日になる。
「地元空港→羽田空港(乗継)→岡山空港」 のような片道2区間の場合は、まず「地元空港→羽田空港」を予約する。次に「乗継」または「復路」の入力画面になるので、「乗継」を指定して、目的の空港名や出発時刻を入力するとよい。当初から「地元空港→岡山空港」という入力はできない。さらに会員1人づつの予約手続きでした。
復路の特典航空券は往路の予約日から2週以内なら予約可能です。続いて購入でした。

注: ANA と JAL は今年4月中旬にウェブサイトの刷新と報道されました。
今後は上記の説明と異なるかも知れません。(2015年4月15日・追記)

2月15日: ホテルグランヴィア岡山の予約
岡山駅周辺の地図をみて、泊まりたいホテルは決まっていた。京都駅や大阪駅で利用したことがあるJR系のホテル・グランヴィアです。ホテル予約サイトの幾つかをチェックして比較した。結果として一休コムで12日と13日を予約した。価格的に僅かながら有利でした。岡山駅に直結のうえ、朝食付きの34平米の広いスタンダード・ツインなので快適に過ごせるはずです。

2月25日: 姫路城の大天守登閣 −整理券−
姫路城に関する情報ページを読んでいた。すると、3月27日〜5月10日の期間は大天守閣に登るための整理券が必要でした。整理券は大天守用で、それ以外なら整理券なしで見学できるようです。

2009年10月に開始した姫路城大天守保存修理の完了により、姫路城グランドオープン(2015年3月27日)として大天守閣の公開が再開される。大勢の来城者が予想される期間は日15000枚の整理券(当日のみ有効)が入口で朝9時から1人1枚づつ配られる。状況により配布時間が早められ、朝8時から9時までの適当な時刻に配布開始になる日もある。整理券は入城の時刻を制限しないので、希望の時刻に入城できるが、実際には混雑により待たされることもある。入城料は大人1人1000円です。
詳しくは姫路城サイトの[ 大天守登閣整理券について ]をご覧ください。整理券が必要な時期や配布開始時刻も分かります。

整理券ウェブページに見当たらないが、整理券の注意書きに「入城時に確認する」とある。しかし、実際には入口で渡された整理券は靴を脱いで城の建物内に入る前に係が「回収」する。失くさないように。見学後に他の人に渡させないため、と思われます。(2015.04.15 追記)

この状況なら、4月13日は朝早くに新幹線で姫路に行き、8時半頃には入口の整理券待ちの行列に並ぶのが良いと思われる。姫路駅から約1Kmですが、タクシー利用です。
当然ながら観光予定は変更になり、午前に姫路、午後に倉敷、です。

3月29日: 桜が満開
テレビによると、大修理を終え一般公開が始まった姫路城の初週末(3月28日土曜)は城内の桜が満開となった。整理券の入手のための徹夜組もいたそうです。見事な”白鷺城”の姿が各テレビ局で放映されているが、天守閣から見下ろす満開の桜は格別のようです。
我々が訪れる4月13日は葉桜、それに月曜の朝なので、極端な混雑はないものと予想しています。

旅行の直前: 
4/07
・岡山の土産品の確認や2回の夕食の場所などをインターネットで探し、予定を決めた。
・2日目は倉敷(午前)で姫路城(午後)の予定は午前と午後が入れ替わりました。それで新幹線(岡山⇔姫路)と普通列車(岡山⇔倉敷)の時刻表も再調査でした。
4/08
・定期的な股関節の検査日でした。半年ぶりに股関節のX線写真を撮り、「変化なし」の診断でした。日常生活に支障がない程度に症状が減少しており、定期検査はお休みにして頂きました。万一の時に予約すべき医師名を教えてくれました。
4/09
・空港近くのレンタカー会社の駐車場を予約した。空港の送迎付きです。
4/10
・岡山の土産品「つるの玉子」を楽天経由で製造元に自宅配送を依頼した。
・岡山の天気予報は、12日は晴、13日は雨時々曇、14日も雨のち曇、ガッカリです。
4/11
・旅行用品をショルダーバッグとキャリーバッグに入れる。
・雨予報なので小型コンデジ1台で良いが、一応はネオ一眼デジを持った。
・猫の餌(カリカリ)と水を3日分用意し、トレイも1個増設でした。
・ANAから搭乗案内メールが入った。往路便は2本とも座席番号が変更になっている。

旅行記の写真の上にポインターを置くと短い説明が表示されます。
写真がブルーのフレームならクリックで拡大できます。


1日目(4月12日/日曜)
空路(→羽田→岡山)、後楽園・岡山城、ホテル
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05:30 起床。
通常通りに20分の床上ストレッチをして、それから朝食でした。
しばらくはコーヒーを飲みながらパソコンの画面を見て過ごした。
08:50 靴は海外旅行用の軽量なウォーキングシューズです。キャリーケース2個をワイフの車に積み、車を出した。門扉を閉めて全て完了。

往路: 自宅から岡山まで:

空港まで: 07:45 出発。曇空でした。ラッシュで渋滞ということはなかった。
08:05 レンタカー会社に到着、直ぐ事務所に入り3日分(\1,800)を支払い、ポイントカードに印を押してもらった。日600円で割安な上に空港ターミナルまでの送迎付きで便利です。
その間にキャリーケース2個をミニバスに積み替えてくれたので、乗り込みでした。
08:10 空港出発口に到着。

地元空港:  今回は久々にANAによる国内移動です。メール案内によると、預入れ手荷物がなければ保安検査所に、預入れ手荷物があるならANAマイレージカード(ICメモリー付/楽天エディ)と手荷物を持ってANA搭乗手続きカウンターに行くことになっている。
キャリーケースを搭乗手続きカウンターの手前にあるX線検査機を通して、小さな検査済みマークの紙を貼ってもらった。
次のANAカウンターでは特典航空券なので1人づつの受付けでした。ANAマイレージカードとキャリーケースを渡し、受取は岡山空港と伝えた。会員番号から予約便に関する情報が分かるので手荷物預り番号票とマイレージカードが返却されて手続きは終了です。
我々のキャリーケースは布製で汚れやすい。ワイフはビニール袋に入れるように頼んでいた。快くOKでした。
08:15 2階の有料ラウンジに入る。ゴールドカードとANAマイレージカードが必要でした。無料の自動販売機でワイフはココア、自分はカプチーノをもらった。今回は利用者が少なかった。

セキュリティ:  08:35 ANAのカード読取機にANAマイレージカードをかざした。プリンターから搭乗券が出てきた。以前の矩形の搭乗券とは違う。搭乗券(1)の部分は当地から羽田まで、続いて搭乗券(2)は羽田から岡山まで、各々の詳細情報(便名・出発地・到着地・出発時刻・搭乗口・座席番号・等)が1枚の長い帯状のレシート紙にプリントされている。長くANAは乗らなかったので何時このシステムになったのか記憶にない。
金属を含むものはショルダーバッグに入れたし、ボディ検査も問題なく通過でした。

しばし搭乗口の椅子で休み、搭乗開始を待った。
最近は多くなったが、まず優先搭乗、次に後方座席の人達、最後に一般搭乗となった。

ANA羽田便:  08:45 搭乗口を通過、読取機にANAマイレージカードをかざすだけ。昔のような紙切れは出てきません。ゴミが増えなくていい。
搭乗機は ANA と Air Do の共同運航便、機材はB737-500、シート配列は 3-3、我々は 5E&F でした。座席は少々狭い感じ、雑誌類は Air Do のものだった。座席に落ち着きしだい、ボイスレコーダーとノイズキャンセリング・イヤホンを出してクラッシック音楽を聴き始めた。厳密には一昨年の秋にアメリカの航空会社から始まったが、昨年から日本の航空会社でも電波を発しない電子機器は離着陸時でも機内で使用できるようになった。音楽を聴いたり、ゲームをしたり、パソコンでデータ整理や文書作成など自由にできます。便利になりました。
定刻に出発。上空は雲が多くて下界は見えなかった。
羽田空港に到着する直前まで音楽を聴きながらウトウトと過ごしました。
到着後、今回はボーデング・ブリッジは使わず、バスで第2ターミナルに向かった。
東京は晴で気温13℃です。

羽田空港 第2ターミナル:  ほぼ2時間の乗継待ちです。到着ロビーに行かず、乗継口で搭乗フロアーに出ました。まず搭乗便の出発時刻と搭乗口を電光板で確認する。変更なし。事前にパソコンでエアポートラウンジ(有料ラウンジ)、スターバックス、搭乗ゲート68番の位置関係は調べてあった。

昼食:  まず動く歩道を利用しながらスターバックスに向かう。第1ターミナル2階と違い意外に小さな店です。スタンドは4席しかない。注文はサラダラップ1個、サンドイッチ1個、シナモンロール1個、コーヒー(小)2つ。税込で1,630円。我々には丁度良い量のランチでした。後片付けはセルフですが、店員がやってくれました。

有料ラウンジ:  出発まで1時間余もあり、Gate 65 近くのエアポートラウンジまで戻った。
入口でゴールドカードとANAマイレージカードを出すと、マイレージカードは「読み取れません。」とそっけなく返却された。で、レシート状の搭乗券を取り出すと不要らしかった。結局はクレジットカードのスキャンのみで終わった。初めからそう云ってくれれば助かりますが・・・。
席を決め、飲み物はコーラを貰って、音楽を聴いて過ごす。
12:10 ラウンジを出て搭乗口 G68 に向かった。

ANA岡山便:  12:15 ランチをしたスターバックスの前を通り過ぎ、ゲート68番にいく。
12:20 マイレージカードを読取機にかざして搭乗口を通過する。
機内に入るとファーストクラス(2-2)が2列、計8席があった。食事付らしいが値段も高い。短時間の国内便なら特別な人達の利用が多いと思います。
機材は B737-800、エコノミークラスの配列は 3-3、我々は 9J と 9K でした。
直ぐにボイスレコーダーとノイズキャンセリング・イヤホンを出して音楽を聴き始めました。
12:35 定刻に出発。
岡山空港に近づくと中国山脈や山里の集落や工場などが見えてきた。
人形峠の研究施設らしい 山中に丸い加速器らしき巨大な設備があった。よく知らないが、恐らく人形峠エリアの原子力研究設備の1つでしょう。日本で初めてウラン鉱床が見つかった場所であり、原子力関係の施設が幾つもあるようです。
他に目に留まるのは多くの溜池です。低い山々に3〜4個も固まった所すらあった。北国と違い、積雪という自然の貯水がない瀬戸内海近くの内陸では、昔ながらの民族的な工夫が今に続いている。
15:00 岡山空港に到着。ここは低い山地に作られている 。

山上の空港なら、仙台空港のような巨大津波による被害(2011年)はなくとも、日常的に雲(霧)などの問題が発生していると思います。偶然ながら、この旅行の最終日、4月14日には同じような低山地にある広島空港でアシアナ航空機が着陸に失敗し多数のけが人がでました。原因は急発生したフォグのためとされるようです。狭く平野の少ない日本はいろいろと大変です。

もちろん、我々の搭乗機は通常の着陸でした。

岡山空港:  13:50 予定通りに到着でした。機窓から見ると、大きな屋根のターミナルビルに4本のボーデング・ブリッジがあった。
岡山空港
地方空港は構内を長く歩かないが、2階から1階は階段だった。バゲージ・クレームでは少し待たされたが、早めに我々のキャリーバック2個が出てきました。荷札と保護ビニール袋を外して捨て、外に向った。
岡山市は2005年に人口が70万人を越え、2009年に政令指定都市になり、北・中・東・南の4行政区がある日本19番目の大都市、2015年現在の人口は71万人を越えるようです。
単なる印象ですが、大都会の空港にしては地味な感じのターミナルビルでした。市街地から少し離れています。

岡山駅行リムジンバス(ノンストップ):  ターミナルから出るとリムジンバス乗場だった。
係の男性が2名いて、乗車券(\760)は自販機で買うように云われた。財布を出したが、不慣れなボタンの押し方にモタツキがあり、結局は係が「西口ですね?」と確認して自販機を操作してくれました。キャリーバックは床下トランクです。特に荷札は付けないので間違わないように注意が必要でしょう。それから乗車でした。
14:05 リムジンバス出発。岡山駅までノンストップで30分です。
山の道なので時々桜や桃の花が咲いている。岡山といったら桃太郎、沿道に小規模な果樹園が幾つもあり、水蜜桃のピンクの花がきれいな満開でした。
市街地に入ると通常の都会です。でも高層ビルは比較的多い街のように思いました。
14:33 岡山駅西口に到着。明後日の帰路でもここからリムジンバスの利用です。

岡山駅は山陽本線と新幹線が東西に通る。駅の出入りは西口と東口、その間は広い連絡路がありました。昇り降りにはエスカレーターがあった。
其々がキャリーケースを引きながら、連絡路に上がり、多くの人の流れに混じって東口近くまで行く。右手に「ホテルグランディア」の標示があり、それに従うと商店街を通り、駅舎とホテルの連絡路に導かれる。ホテルの建物は窓から左前側に見えた。高層ホテルです。一寸した歩きですが、雨でも濡れず便利な通路でした。

ホテルグランヴィア岡山チェックイン:

ホテルグランヴィア岡山 連絡路の出入り口はホテル2階のエレベーターホール近くです。1歩踏み入れたら、予想したよりも新しいホテルでした。エスカレーターで1階に下り、奥にあるフロントにいく。
14:42 名前を告げたら直ぐ分かり、宿帳が出された。氏名・年齢・住所・電話番号のみ記入です。部屋のカードキー2枚と朝食券2日分を受け取った。理由は不明ながら、明朝は19階か2階のビュッフェレストラン、明後日は2階のみ、と注意があった。後で朝食券を見ると、オープンが2階のは6時半、19階のは7時です。予定の関係で我々は両日とも2階のレストランになる。
女性職員2名がキャリーケースを運びながら部屋まで案内してくれました。セキュリティのためエレベーター内の読取機にカードキーをかざしてから目的の階のボタンを押す。昇りはカードキー無しでは部屋に行けません。降りは不要です。都会の新しいホテルのセキュリティは良くなっている。エレベーターの宿泊客用ボタンは8階から19階(レストラン)まででした。
14:47 14階の我々の部屋は34平米あり、シンプルで清潔感がある広々した感じでした。ライト類の On/Off は各々にスイッチで分かり易く、エアコンの温度調節は良く動作しました。ホテルの職員は「分からないことは電話の33番、フロントで訊いて下さい」と言い残して戻っていった。
部屋の写真は撮影しておいた。窓からは駅東口が良く見える。眼下に広いバス乗場、高島屋デパートやビックカメラ、都会の駅前の雰囲気でした。
岡山駅前
15:05 しばらく休み、観光のため出かけました。
ホテルグランヴィアに関しては「 ホテル グランヴィア(1泊目) 」をご覧ください。

岡山城まで:

これから岡山城に行き、城から橋を渡って後楽園にいく。この2カ所でかなりの歩きになるはず、駅前からタクシーに乗った。
城近く、路面電車が右に曲がる交差点で観光名所の道標が縦に4つ(?)あった。偶然に気付いたが、最後の道標が「土光敏夫記念公園」となっている。何世代も昔の財界人(IHIの社長・会長、経団連会長など)ですが、私生活は質素の極みが有名でした。余資全額をある学園に寄付していたとか。たまたま古い知人にIHIの役員を務めた人がおり、土光氏の御名は頭に残っていたが、岡山出身とは覚えが無かった。心の中で「帰りに寄る」ことにした。
ここから城址公園は直ぐです。タクシー代は960円でした。

岡山城(烏城/UJOU): 

岡山城の写真集は簡便のためブログに設置しました。次のクリックでご覧ください。 岡山城/烏城 岡山城の地図 15:18 岡山城の入口に到着。お堀では白鳥1羽が遊んでいたが飼われているものです。
堀の橋を渡った入口の案内図の矢印に従って見学です。「 現在地⇒鉄門跡⇒不明門⇒本段⇒岡山城(天守閣まで)⇒廊下門⇒月見橋⇒ 」でした。城址公園(烏城公園)は無料で入れますが、4重6階とされる天守は1人800円の入場料を払います。地下1階(入口)から4階までエレベーターがあり、それからさらに2階ほど階段を上がる。天守から岡山の街並みが楽しめます。
この城の天守閣は織田信長の安土城天守閣を模したものとされ(他説あり)、珍しい不等辺五角形の造りという。でも、天守内では気付かなかった・・・。で、岡山の街並みの四方をみたと思っていました(笑)。お城全体が黒塗りなので烏城(うじょう)または金烏城と呼ばれることも多い。カラス城ではありません。

天守閣から後楽園・旭川・月見橋 歴史: 1570年に宇喜多直家が最初の城を築き、1597年に宇喜多秀家(豊臣家五大老の1人)が現在地に天守を構築し、岡山城となった。関ヶ原で西軍に加担したので、小早川秀秋のものとなった。しかし急逝した。次に姫路城主 池田輝政の次男 忠継(幼少)に与えられたが、事情あり池田家中で幾度か入れ替わったらしい。鳥取から池田光政が入城した後、光政系の池田氏31万石が明治維新まで続いた。

本来の天守は第2次世界大戦の戦火で失われ、現在の天守は1966年に鉄筋コンクリートで復元されました。最上階は展望台、その下の階は展示会場になっている。観光向けのものもあるが、訪問時には「写楽と豊国」という浮世絵の展示会が催されていました。ブラブラと見るともなく見ながら階を下りました。うっかり1階で外に出ようとしたが、出入口は地階でした。

15:58 来た道を戻ると後楽園には遠回りです。案内板があるが、天守近くの廊下門から出ると月見橋は近い。その道を下りました。
16:08 旭川ごしに烏城を眺め返しつつ鉄橋の月見橋を渡りました。いいかげん足腰が疲れてしまった。橋の袂の茶店「碧水園」に入った。畳で足を延ばして休んだ。注文はコーヒーと黍団子、確か計800円程度でした。休まりました。
16:33 茶店を出て、後楽園の入口(裏)に向かう。

後楽園:

後楽園の写真集は簡便のためブログに設置しました。次のクリックでご覧ください。 16:35 旭川に近い南門から入園しました。
岡山市サイトでは、『大人400円(15歳以上65歳未満/中学生は除く)、小人(小・中学生)140円です。また、65歳以上の方は140円です。』
チケット売場で 「おふたりで800円」 と云われたが、張り出されたシニアー割引をワイフが目ざとく見つけ、「2人ともシニアー」 といって割安料金で入園しました。 2人で800円と280円では大違い! 若く見られたことは嬉しいが、背に腹は代えられぬ(笑)。
特別な興味があるわけではなく、南門から正門まで回遊式庭園をブラブラと見歩いて雰囲気を楽しみました。桜が終り、花の少ない時期でした。行き交う人々に中国語の会話が多かった。団体の自由散策でしょうか、数人の小グループです。おどろきです・・・。

後楽園(1) 沢の池・左に唯心山・後方に岡山城 後楽園(2) 左の延養亭(えんようてい)・右の鶴鳴館(かくめいかん)

名園の感想は各人各様、筆者にも多少はあるが、それより以下をご覧ください。
歴史: 岡山の後楽園は金沢の兼六園や水戸の偕楽園と並び日本三名園といわれる。
この庭園は、岡山藩主で池田家(光政系)2代目の綱政公が家臣の津田永忠に命じて造園させた。1687年に着工、1700年に一応の完成をみた。江戸時代の姿を大きく変えることなく現在に至るとされる。江戸時代の絵図や池田家の記録、文物が数多く残され、地方では稀な大名庭園の1つとなっている、とされます。
後楽園は藩主の静養の場とか賓客を接待する場でした。しかし定められた日には藩内の人々にも入園・観覧が許されていた、そうです。
1884年(明治17年)に岡山県に譲渡された。1952年になり歴史的文化遺産として「特別名勝」に指定されました。特別名勝は全国に36件(2015年現在)あり、文部科学大臣が文化財保護法に基づき指定します。兼六園もその1つですが、偕楽園は指定外のようです。

17:04 簡単な庭園の散策を終えて正門から出ました。
鶴見橋の手前にタクシー乗り場がある。そこまでゆっくり歩きました。
直ぐタクシーに乗れました。「高島屋まで。」「はい。」「途中で土光敏夫記念碑に寄ってください。」「いいですよ。」

土光敏夫氏記念苑
彫刻「飛翔」 途中の横道に入ると左側に小さな公園があった。ドライバーさんは「この公園です。」 「一寸待っていてください。」 「すこしなら。」
降りて、急いで数枚の写真を撮りました。別に土光氏を信奉している訳ではないが、昔気質の財界人では最後のグループのお1人でしょうか。蔵前工業会メンバーで IHI や東芝の社長を務め、経団連の会長にまでなりながら、私生活は質素そのものだったとされる。収入の多くは母上の残した学園に寄付したという・・・、偉い話が残っています。
車に戻ると、残ったワイフは岡山の話をドライバーさんとしていました。
最近は「1日晴れると2日間の雨」とか。気候が良くて豊かな県と自慢した。雪国の中堅都市と比べると確かに外見も立派です。
駅前の高島屋でタクシーを降りる。
メーターは840円だったが、公園で待たせたので1000円を渡し釣りは受取らなかった。

高島屋:

当地発祥のデパート天満屋もあるが駅から少々あるく。それで高島屋になった。
土産と夜食のパン以外に買物はないが、71万都市なのでLVなどブランド店が幾つもある。LVで男性用のショルダーバッグや財布を見たが、今一つピンとこない。ロエベやエルメスなどもあったが入らなかった。
地階の銘菓店で「大手まんじゅう」を自宅用のみ1箱だけでした。それから夜食の菓子パンをドンクで買った。ここは神戸発祥のパン屋さんですが、全国の多くのデパートに出店している。時々食べるパンで味には慣れている。

夕食(岡山の郷土料理/ばら寿司):

予定としては、今日の夕食はホテルからも比較的近く徒歩圏内の「き(七を3つ)楽寿司」で「ばらずし」、明日の夕食はホテルからタクシー基本料金内の日本料理「喜怒哀楽」で何か、でした。下調べでは「ばらずし」は特に高い食べ物でもない。作り方は違うらしいが生ちらし寿司に似ています。

デジカメで「き(七を3つ)楽寿司」の地図を撮っておいたが、実は違うデジカメを持ってきた。それで店名と高島屋の裏側の地域としか分からない。歩いてみたが見つからない。この種の長歩きは無駄が多い。予定を変更し、メモしてあった駅ビル2階の吾妻寿司(明治45年創業)・駅前店に行くことにした。長い年月の営業からも岡山の味でしょう。

ばらずし、駅前・吾妻寿司 18:10 駅の東口と西口の連絡路から宿泊のホテル グランヴィアへ行く途中に吾妻寿司の支店はあった。カウンターのみの寿司屋だが職人が数名いる。幸い幾つか席が空いていた。飲み物はお茶、「ばらずし(\1,620)」を2人前たのんだ。八丁味噌を使った味噌汁がでる。「ばらずし」とは写真(拡大可)のものです。少し硬めの混ぜご飯の上にいろいろな具がのっている。見た目は賑やか、江戸時代はもっと質素だったようです。
「さわら」の握り 「ばらずし」を食べ終わり、当地の名物ネタの「さわら(\340)」を握ってもらった。あぶらの乗った味だった。北海道では獲れないとされる魚、私には珍しいものでした。
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ばらずし とは。
『 岡山を代表する寿司といえば、岡山ばら寿司。 一般に寿司といえば寿司酢入りの飯に2、3種の具を混ぜてネタを乗せた「ちらし寿司」の形態が主流。しかし、岡山の「ばら寿司」は、魚のつけ酢と具を飯に混ぜ込み、一つひとつ味付けした具材をさらに飾るもので、まったりと味わいの深いのが特徴です。 これは、かつて岡山藩主が出した倹約令「食膳は一汁一菜とする」に対して、いろいろな具を乗せても「一菜」とした庶民の知恵から生まれたという説もあります。 今ほど豪華になったのは、明治になってからと言われています。
出典:岡山県鮨商生活衛生同業組合 のサイト。リンク切れご容赦。
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18:40 店を出る。
これで今日の予定は全てこなした。すぐ近くのホテルに向かった。

ホテル グランヴィア(1泊目):

駅とホテルの連絡路を使うとホテル2階の入口は近い。そしてエレベーターホールもその入口近くにある。至極、便利です。

ホテルの概要:  運営はJR西日本ホテル開発、所有者はJR西日本。前身は岡山ターミナルホテル、岡山駅に直結、バスターミナルは近い。 現在は地下3 - 19階の高層ホテルで部屋数328室です。 詳しくは 「 ホテルグランヴィア岡山 」をごらんください。

2階からロビー、1階奥がフロント
2階からロビー、1階奥がフロント
1&2階のエレベーターホール入口
1&2階のエレベーターホール入口

部屋1: 34平米ということでした。

部屋2

部屋3: 寝室部とバスルーム・クローゼット・入口の間に扉あり。

通常のバスタブ・シャワー。湯量は快適。

洗面所
・アメニティはこのクラスなら通常通りと思う。
・バスローブはないが、寝間着はありました。
・新しいためか、清潔感がありました。
・部屋の温度調節は良く作動しました。
18:50 部屋に戻りました。
めずらしくも、すぐテレビのスイッチをいれた。 我々は期日前投票ですませましたが、今日は都道府県の知事と議員の投票日です。北海道は今まで3期務めた現高橋はるみ知事が当選、4期連続で道政を担当されます。
4/12 歩数 ニュースを見終えたら直ぐにシャワーで今日1日の汗を流しました。乗継を含む長距離移動と観光の一日、やはり疲れました。
高島屋のドンクで買った菓子パンを2つほど食べ、家から持ってきたスポーツドリンクをのみ、適当に寛いだ。
明日の午前は8時の新幹線「のぞみ116」で姫路に行きます。5時30分の早起き、6時半すぎにホテルでビュッフェ朝食を済ませます。駅では新幹線の切符購入もある。
特に足腰が痛むわけではないが、夕食後に鎮痛剤、シャワー後に湿布を腰に貼りました。明日は脚に負担がかなりかかる。Precaution です。 夜9時すぎ、早々に休みました。

2日目(4/13/月曜)
午前は新幹線で姫路、午後は倉敷
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ホテル出発まで:

05:25 起床。一度も目覚めず熟睡でした。
06:35 小型デジカメのみもち、部屋を出た。2階の朝食レストラン(Olivier)にいく。入口で係に朝食券を渡すとテーブルに案内してくれた。使用中を示す小型のカードを置いて、「どうぞ、お料理を。」
ビュッフェ・スタイルの料理は十分に種類がある。適当に皿にとった。トマト・ジュース、クロワッサン1個、メーンデッシュはグリーンサラダ・ソーセージ1本・小型ベーコン1枚・スクランブルエッグ・煮込み野菜、フルーツカクテルにプレーンヨーグルト、最後にコーヒー1杯、でした。
朝食
コーヒー
味は適度で良かった、と思います。量はこれまでの旅行の朝食よりかなり軽くしたつもりです。何時もなら甘いコーヒー2杯ですが、これも1杯でがまん。食後の薬は忘れずに水で服用です。
07:10 部屋に戻った。

新幹線で姫路に移動:

ホテルから岡山駅:  07:20 ショルダーバックのみで部屋を出た。
今日はかなりの雨、しかし姫路駅を出るまで雨具は不要、バッグの中です。
まずはホテルから駅に向かった。

新幹線の切符: 2階の東口と西口の連絡路に新幹線の切符売場がある。しかし生憎の長蛇の列だった。新幹線の切符も数台並ぶ自販機で購入できます。ワイフと2人で入力を確認しながら、乗車区間や人数や席タイプ(自由席)など指示に従って必要な情報を入力した。最後のクレジットカードの暗証番号で失敗し、入力は初めからやり直しとなった。2回目は成功でした。乗車券2枚、新幹線自由席券2枚、クレジットカード利用票1枚(2人合計\6,440)を受け取った。希望すれは領収証も発行してくれる。行列に並ぶより遥かに早いようでした。電車感覚で新幹線に乗るのは初めてです。

のぞみ116号:  山陽新幹線5種 北海道は来年(2016年)に新幹線で本州とつながる。1964年の東京オリンピックと同年に開業した東海道新幹線、次いで1972年に開業の山陽新幹線(新大阪駅 - 岡山駅間)、これらの地域と比べると本当に後進地域です。北海道に住んでいるので山陽新幹線を走る列車の種類は何度乗っても忘れてしまう。乗車する「のぞみ」は16両編成で自由席は1〜3号車だった。「ひかり」は16両編成と8両編成があり、自由席は其々1〜5号車と1〜3号車になる。他に、「みずほ」、「さくら」、「こだま」があり、自由席は1〜3号車です。複雑に思えます。
岡山駅に到着ののぞみ116 2号車の位置で待ったが、雨の日のプラットホームは風もあり実に寒かった。ホテルグランヴィアが見える場所だった。のぞみ116号(広島発・東京行/N700系)が近づいてきた。
のぞみ2号車の中ほどに座った。
予定通り8時に出発、8時19分に姫路に到着でした。
僅かな時間でしたが快適な移動でした。

姫路駅からタクシー:  姫路も雨だった。高々1Kmの距離でも傘をさして歩くのはつらい。駅のタクシー乗場にいた空車に乗る。ドライバーさん曰く、「今日はこんな天気なので・・・、雨でなければ200人程の行列です。」 姫路城の天守は平成の大修理が終り、一般公開は3月27日から再開された。まだ日が浅い。人気があるのでしょう。タクシー代の記録はないが、駅から大手前通りを走って姫路城前で降車、800円程度だったと思う。

姫路城(世界文化遺産、国宝)

姫路城の写真集は簡便のためブログに設置しました。次のクリックでご覧ください。 姫路城、公道から 姫路城は別名の白鷺城(はくろじょう/しらさぎじょう)としても良く知られている。
ウィキペディアによれば、
姫路城は、現在の姫路市街の北側にある姫山および鷺山を中心に築かれた平山城で、日本における近世城郭の代表的な遺構である。江戸時代以前に建設された天守が残っている現存12天守の一つで、ほぼ中堀以内の城域が特別史跡に、現存建築物の内、大天守・小天守・渡櫓等8棟が国宝に、74棟の各種建造物(櫓・渡櫓27棟、門15棟、塀32棟)が重要文化財に、それぞれ指定されている。1993年(平成5年)12月にはユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。』 ( 注:日本初めての世界遺産です。)
城主は、小寺氏・黒田(官兵衛を含む)氏・池田氏・本多氏・酒井氏、等々頻繁に変わったようです。関ヶ原の戦いの後に城主となった池田輝政が現在の壮大な城にしたとされる。

JR姫路駅から北へ約1kmにある小高い丘「姫山」(標高45.6m)の上に姫路城は建てられた。外観上は5階建てに見えるが地上6階、地下1階の7階建てです。天守台の高さ14.3m、大天守の高さは31.5mもあり、大天守は海抜91.9mで目立ちます。
開城時間: 9時00分〜16時00分(4月下旬〜8月は17時00分まで)、参観希望者が多いと予想される2015年3月27日後の開城は、3月27日〜4月12日は8時00分、4月13日〜4月28日は8時30分、4月29日〜5月10日は8時00分、となっています。
入城料(18才以上)1,000円、団体割引あり、高齢者割引なし。日本一高いの入城料とか。

リンク集: 
姫路城公式ホームページ(姫路城大図鑑)
姫路市|城の楽しみ方
姫路城の達人
姫路観光情報|姫路市の交通アクセス【ひめのみち】
姫路城:予約(個人はインターネットのみ、見学日の1カ月前から)
姫路市

大手門 タクシーは大手前通り姫路城交差点の手前の定められた乗降場で停まった。それから傘をさして雨の歩道を歩く。交差点と堀の橋を渡ると大手門(桜門)があった。ここは入城口ではない。右に三の丸広場(グランド?)を見ながら左側の道を奥に進むと、石段の上に入城口があった。雨でも拝観者はそれなりに次々と到着です。だだし、今日は8時30分から入城させているので、待ち行列はありません。
姫路城の案内図と見学路 08:52 まず整理券を1枚づつ受取り、入城券(金額表示なし)を@1000円で買い、城内に入った。雨なので予定を変更し、西の丸や百間廊下や好古園に行かず、大天守登閣のみで帰ることにした。それで、他の皆さんと同じく傘をさして同じ方向に歩きました。右の地図の赤線がその通路です。大部分は登り道で、途中の「い・ろ・は・に・ほ」の順に名付けられた幾つもの門を通り抜け、大天守の入口に到着です。大天守登閣後の帰路は別ルートになる。
係2名がいて整理券の回収をしている。ショルダーバッグに入れたはずが、何処を探しても見つからない。勘弁してもらい、大天守入口に入りました。(帰宅後に探したら、やはりバッグの中にありました。)
大天守の中は靴は脱いでビニール袋に入れて持つ。傘も折りたたんで袋に入れました。平成の大修理(2009-2015年)直後とはいえ、大天守の内部は昔ながらの構造です。エレベーターはない。階段を随分と上がる。6階か7階分を上がったはずです。足腰が不安でしたが、他の人達に同調してゆっくり足です。大丈夫、痛みませんでした。

長壁(刑部)神社、姫山の守り神 09:25 やっと大天守の最上部(6階)に登りました。 大天守の中央には姫山の守り神「長壁神社」が祀られている。江戸時代は城内の二の門と三の門の間にあったが、大天守の最上部に移されたそうです。
参観者は見るだけで拝む姿はなかった。
大天守は四方を見れる展望台でもある。生憎の雨で眺望は残念なものでしたが、一回りして姫路市の街並みをながめました。白鷺城の云われともなった瓦の隙間を塞ぐ厚く白い漆喰は近くからよく見れました。
西洋の大規模な城なら、天守相当の建物に釣り合う大きな礼拝堂があったり、別棟として立派な教会堂が建っていたりする。姫路城ほどの大城郭でもこんな小さな神棚だけ? 知らないだけで、多分、別に神社仏閣などの宗教施設はあるのでしょう。

大天守からの眺め

しばし天守で過ごしたのち、再び階段を使い出入口に行きました。
09:40 大天閣から外にでた。まだ小雨でした。我々が入った時よりも入城者の数は増えています。大天守に向かった時とは別ルートで入城口に向かいました。
名園とされる「好古園」にも寄る予定でしたが、天候故に中止です。
10:55 大手門から出る頃に雨は止みました。訪問者が次々で天守内は混むと思われます。朝早く訪問して良かった。
約1時間の参観で、「姫路城に行った!大天守も登った!」 (笑)。
ここから駅までタクシーの予定でしたが、タクシー乗り場で待ってもきません。駅まで約1Kmです。雨上がりの素晴らしい並木の大通りをブラブラと歩きました。

休息(スターバックス):

10:38 姫路駅の北口にピオレ(Piole)という新しい大きな商業ビルがあった。その4階の姫路城が見えるコーナーにスターバックスがある。そこに入る。
コーヒーとチョコレートスコーン
全国同じ雰囲気の店内
スタバから見える大通りと姫路城
姫路城内の坂道と大天守の階段の上り下りと駅までの歩きで疲れました。飲みなれたスターバックスのコーヒーとチョコレートスコーン(計853円)で一息つきました。2人共、体重を気にしているからスコーンは半分づつです。
11:00 スタバを出る。
同じ階のトイレを利用したら最新式の素晴らしいものでした。お金をかけた商業ビルです。人口53万人(周辺域を含めると72万人)にもなる姫路市の駅前なので成り立つのでしょう。同じ日本人でも西方の人達は何かと活発ですね・・・。

新幹線と山陽本線で倉敷に移動:

11:10頃、姫路駅の自動切符販売機で倉敷までの乗車券と岡山まで新幹線自由席券を購入した。入力はワイフと2人で確認しながらでした。支払はクレジットカード、金額は岡山・倉敷の料金が加算されて7,340円だった。計算すると岡山から倉敷の運賃は2人で900円、1人450円です。

新幹線ホームの待合室 乗車する列車は「11:55発 のぞみ103(N700系)」です。ノンストップで岡山まで約20分でいく。することもないのでプラットホームに行った。凄い風が吹いている。良い時に姫路城を見学しました。外は寒いので3号車乗場近くの待合室に入った。中は温かい。幸い空き席があり座って待つ。
この列車の前に1本あるが、途中でのぞみ103に追い越される。岡山着が遅れるのです。
新幹線:  11:55 のぞみ103号は予定通りの出発です。
自由席車両(3号車)はかなりの乗客で並んだ空き席が見つからない。ところが我々の右前の2席にリュックがあり、左後ろの高齢の女性が「荷物を置いただけ!」と云ってリュックを持って行った。まるで我々の為に席を取っておいてくれた、かのようでした。お陰様で、並んで座れました。
12:15 定刻に岡山到着でした。

乗継(岡山駅):  岡山駅の新幹線出口で乗車券と新幹線自由席券を重ねて自動改札機に入れた。乗車券のみ返却だった。

ここで運賃に関する疑問です。往路の岡山→姫路の新幹線自由席は 6,440円、帰路の姫路→岡山の新幹線自由席+岡山→倉敷の普通乗車券は 7,340円でした。差額 900円は岡山→倉敷の普通乗車券(2人分)と考えられます。「JR西日本えきねっと」で岡山→倉敷の普通乗車券は 320円と表示されます。つまり2人 640円です。どうも間尺に合わない。余分に取られた 260円はどこに? 新幹線とは別途に岡山・倉敷の切符を購入するほうが安い。( 注:以上の数値は記録あり。)

山陽本線の乗場に行き、ホームにいた電車に乗る。
12:30 岡山発・三原往きの各駅停車の電車でした。乗車すると新幹線車両との落差の大きさに驚きです。田舎の列車そのものに感じました。各駅停車は、岡山→北長瀬→庭瀬→中庄→倉敷駅、です。途中までは街中でしたが、その後は農村の感じです。倉敷に近づくと再び街中でした。
12:47 倉敷駅に到着。近いので、倉敷は岡山のベッドタウン化が進んでいるとか。

倉敷市 美観地区:

倉敷市の写真集は簡便のためブログに設置しました。次のクリックでご覧ください。
大原美術館 倉敷市 美観地区

倉敷は幸いに風のない曇空でした。
駅舎を出ると、駅前は巨大なコの字型の陸橋だった。左に行き、天満屋(デパート/岡山市に本店)の2階前を通り、道路をそのまま横切って階段を降りた。そこから倉敷中央通りを美観地区入口まで歩いた。
結果から書きますと、駅→美観地区入口→大原美術館前→倉敷公民館→倉敷アイビースクエア→運河沿い→美観地区入口→駅 と周回したが、帰宅後に「 マピオン距離測 」で計算したら、歩いた距離は 約2.7Km でした。

上の写真にある大原美術館まできました。うっかりしていたが、今日は月曜日(定休日)でした。多くの人達が記念写真のみ撮影して、気の向くまま何処かに立ち去っている。写真は運良く誰もゲートに居ない隙に撮ったものです。人気ある全国版の観光地なので観光客はそれなりに多いと云えましょう。大原美術館の中に入れなかったのは、それ程の失望でもなかった。我々は倉敷の美観地区の雰囲気を味わえれば十分なのです。

大原 孫三郎(おおはら まごさぶろう
1880年7月28日 - 1943年1月18日)は倉敷の実業家。
倉敷紡績(クラボウ)、倉敷絹織(現在のクラレ)、倉敷毛織、中国合同銀行(中国銀行の前身)、中国水力電気会社(中国電力の前身)の社長を務め、大原財閥を築き上げる。
社会、文化事業にも熱心に取り組み、倉紡中央病院(現・倉敷中央病院)、大原美術館、大原奨農会農業研究所(現・岡山大学資源生物科学研究所)、倉敷労働科学研究所、大原社会問題研究所(現法政大学大原社会問題研究所)、私立倉敷商業補習学校(現岡山県立倉敷商業高等学校)を設立した。倉敷教会( 後の日本基督教団倉敷教会[イギリス発祥の新教メソジスト派] )の最初の教会員。
参考サイト:ウィキペディア、項目「大原孫三郎」、etc.
倉敷の大人物といえば、大原財閥を作り上げた「大原孫三郎」が知られている。事業と文化の両活動で優れた功績を残されています。

実業家として大資産をなした大原孫三郎は洋画家の児島虎次郎(1881-1929年)に依頼して西洋美術、エジプト・中近東美術、中国美術などを数多く収集し、コレクションの展示のため大原美術館を開館させた。ニューヨーク近代美術館(MoMA)の開館に遅れること僅か1年、1930年だった。西洋近代美術館としては日本最初、とされる。
現在は本館に加えて分野が異なる幾つもの分館がある。

リンク集
大原美術館
ウィキペディア:大原美術館
グルメ、カフェ、ショッピング情報 - 倉敷まち案内 街歩き

美観地区 美観地区
美観地区 美観地区

ランチ(美観地区のレストラン):

13:30 美観地区を散策中、休憩したくなったので近くの綺麗そうな店に入った。外観や玄関は周辺の建物と類似した江戸時代造りで目立ちません。中は広く、落ち着いたデザインの店です。先客は3組いる。店の人達の仕草や言葉遣いも観光地の雰囲気とはチト違う。パンフレットを読むと、「 ウェディングホール&レストラン The 華紋 」 となっている。昨年秋にオープンしたばかりの小規模な結婚式やパーティに適当なお店のようでした。
「当店はアラカルト料理はなくランチコースのみです。」 場違いだったか、と少し後悔したが、ワイフはコーヒー(\500)、私はランチ(\2,000)にした。ワイフにもランチを勧めたが如何してもダメだった。

ダイニングルーム スープ オードブル

メーンデッシュ(チキン) デザート コーヒー

創作料理と思います。グルメ人間ではないが 「全体的に見た目も悪くなく美味しいもの」 といった印象です。ランチセット(写真の5品)ですが、異なる食材がとても多く使われ、値段からして十分でしょう。東京等の大都会のホテルやレストランなら恐らく無理な値段でしょう。
14:15 レストランを後にした。

その後、アイビースクエアーに向かった。
代官所跡地 江戸幕府の代官所が置かれた場所に、1889年(明治22年)に倉敷紡績(現クラボウ)の工場がつくられた。倉敷の出資者の中に大地主の大原孝四郎がいた。土地を提供し初代社長に就任、その後の大原財閥の原点となった。紡績工場の建物は英国風の赤レンガ造りで、温度調節のため蔦が植えられていた。全国的な潮流だったと思いますが、由緒ある歴史的な建物は 1973年(昭和43年)に現在の観光施設に生まれ変わった、とされる。ホテル、レストラン、多目的ホール、倉紡記念館、児島虎次郎記念館、オルゴール館等がある。美観地区とは相対する外国風のエリアです。
簡単に建物などの雰囲気を味わってから運河の道にもどりました。
ブラブラ歩きで運河沿いに大原美術館前を通り、美観地区入口に戻って倉敷駅まで歩きました。駅の自販機で岡山駅までの切符(\320)を現金で購入した。
15:15 倉敷発。
15:32 岡山着。

ホテルグランヴィア岡山(2泊目):

ホテルの部屋で休息
15:45 部屋に戻りました。疲れて眠気も強かった。ベッドで横になり眠りました。
17:35 食事のため部屋をでる。

夕食
旅行前から今日の夕食は○○という和食レストランに決めていた。ホテルからタクシーで行くと「定休日(月曜)」でした。ドライバーさんの知っていた駅近くの寿司屋に行ったがそこも「定休日」。ついていない。で、岡山駅西口まで戻ってもらった。タクシー代1600円は無駄に終わりました。
結果的に、夕食は駅中のラーメン屋で塩ラーメン(\788)と餃子(\388)です。計1,963円で安い夕食です。

岡山ラーメン 餃子

我々には少々油が強すぎる味に思いましたが、それなりに楽しめました。この種の店はカウンターのみ、客は入れ替わり立ち代わりで賑わっていました。
店を出てから、やはり駅中のパン屋に寄って菓子パンを買った。今日は良く動いたのでラーメンの夕食では不足だった。

ホテル
18:30 この頃にホテルの部屋に戻りました。
夕食があまりにも質素、買ってきた菓子パンで不足分を補いました。

4/13 歩数 これで今回の旅行の全ての予定を終了しました。
土産品はあらかじめネット発注してあり、当地での買物は「大手まんじゅう」くらいなものです。 パッキングは楽なものでした。
シャワー後は適当にテレビを見たりして休みました。
右の写真で分かるとおり、今日の歩行数は海外パック旅行でもめったに出ない1万5千歩を越えています。ワイフは足腰の痛みがきついらしいが、私は疲れ過ぎ程度でした。幸いに痛みは軽度でした。

3日目(4/14/火曜)
復路: 岡山から羽田乗継、帰宅
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ホテル出発まで:

05:30 起床。昨夜は暑くて寝付けず、室温を20℃に下げてやっと眠った。
06:45 2階の朝食レストランにいく。
2階の昨日と同じオリビア(Olivia)というレストランです。
ビュッフェ形式なので昨日と同じような料理を皿にとりました。
07:15 部屋に戻った。
07:45 忘れ物の確認をして、部屋を出ました。
フロントでチェックアウト。冷蔵庫のスナックを1袋利用したので代金216円を払った。好みのソフト・ドリンクは自宅からキャリーバックで持ち込んだ。それで飲物の利用はなかった。
チェックアウトが済めば、2泊したホテルグランヴィア岡山ともお別れです。快適で便利なホテルでした。

帰路(リムジンバス→岡山空港⇒羽田空港(乗継)⇒地元空港→自宅):

リムジンバス:  岡山駅東口から連絡路を歩き、西口の空港行きリムジンバス乗場21番にいく。
08:00 乗車券は自動販売機で購入(@\760)、支払は現金でした。
明るくて広い待合室があった。中でしばし過ごした。
08:09 キャリーケースをリムジンバスの床下トランクに入れてもらった。
2階建てバスだったので階段を使ってアッパーデッキにいく。前から4番目の右側の席に並んで座った。窓から街がよく見える。
08:15 出発。
08:45 予定通り、岡山空港の出発口に到着。

岡山空港:  ANA搭乗窓口でマイレージカードを渡してキャリーケースを預けた。
もちろん地元空港での受取りです。乗継の羽田空港では受け取りません。ワイフは布製キャリーバッグが汚れないようにビニール袋にいれるように頼んでいた。
その後はセキュリティの入口でANAマイレージカードで搭乗券のプリントを取り、ショルダーバッグとボディの検査です。問題なく通過でした。
することもないので搭乗口G1の近くの椅子で休みました。

ANA羽田便:  優先座席の搭乗案内があり、その後、後部座席の人達の搭乗案内があった。我々は前部の席なので出発10分前に搭乗した。
機材は最新の B787、座席配列はファーストクラス 2-2-2/2-2-2 で12席、続くエコノミークラスは 3-3-3 でした。我々は 10J と 10K で前右横に非常口がある。それで前席はなく広々した感じです。CAさんは非常口座席に求められた「非常時の義務」を書いた紙を渡してくれた。乗組員の手伝いなど書いてあったが、無視して真っ先に逃げ出すと思う・・・(笑)。

B787は当初はバッテリー関係のトラブルで暫くの間運行できなかったことは知られている。帰宅後に調べて分かったのですが、ANAサイトでは、『 2011年9月にANAへ1号機の引き渡し、 同年11月に羽田-岡山線、羽田-広島線が就航 』となっています。搭乗した岡山・羽田線は定期便としてB787を使用した初めての空路でした。

座席に落ち着いたので、ICレコーダーとノイズキャンセリング・イヤホンを出してクラッシックを聴き始めた。到着まで音楽を聴きながらウトウトと過ごした。
09:35 予定通り出発。
非常口の座席の前は広いがCA用座席が壁面にあり、着陸前にシートベルト着用サインが点灯すると椅子を出してCAさんがすわる。
10:55 予定通り羽田空港第2ターミナルに到着。

羽田空港第2ターミナル:  乗継時間は2時間45分もある。スポット番号は記録がないが、出口は遠くなかった。一旦は到着フロアーに出てショプを見歩いた。旅行用ショルダーバッグに良さそうなものがあったが、購入までには至らない。
ランチは空弁で買いました。ワイフはから揚げおにぎり(\170)、私は松花堂弁当(\906)でした。これを持ってセキュリティを通過です。

エアポートラウンジ:  Gate 65 近くのエアポートラウンジに入る。今回は半分程度の入りでした。適当な場所に陣取り、ウーロン茶を貰って弁当を開けました。多少は臭うので気になったが、他にも類似品を食べている人達がいます。値段の割に昼食としては十分な感じでした。ラウンジでゆっくりしました。静かで良い。

ANA乗継便:  やはり出発10分ほど前に搭乗でした。機材は B767-300、ファーストクラス 2-1-2、エコノミークラス 2-3-2、我々は 10H と K でした。外は雨です。
13:45 5分遅れで出発。
ノイズキャンセリング・イヤホンで音楽を聴きながらウトウトとすごす。
15:00 予定通りに到着。

帰宅まで:  4/14 歩数 バゲジクレームでキャリーバッグを受け取った。岡山空港で頼んだとおりビニール袋で包んであった。それで布製キャリーバッグは汚れていません。
日本レンタカーの人が出迎えてくれた。キャリーバッグを積み込んでもらい、日本レンタの駐車場までいく。荷を積み替えて、見送ってくれた。
自宅に着くと、留守番の猫が玄関にすっ飛んできた。余程嬉しかったらしく、ゴロンの連発でした。
これにて2泊3日の短期国内旅行も無事に終了となりました。

おわりに Page Head ▲
3月下旬の東京は吉野桜の咲き始め、今回4月の岡山・姫路では吉野桜は僅かな咲き残りのみ、枝垂れ桜や八重桜が咲いていた。「帯に流し襷に短し」といった中途半端な気分の春の2旅行でした。しかも姫路城は雨で大天守からの眺望も今一でした。反面、今年3月27日に大天守の再公開が始まった直後なのに、楽な登閣ができたのは幸いでした。
丁度この旅行記の素描が出来た頃(4/25)、北海道は桜の季節です。例年より10日以上も早く満開となりました。異常な温暖化の影響でしょうか・・・。

姫路城は白鷺城(ビャクロジョウ/シラサギジョウ)という別名通り全体が白っぽい巨大な城です。国宝で世界文化遺産でもあります。他方、岡山城は烏城(ウジョウ)の別名のように黒い大きな城です。第2次世界大戦後にコンクリートで復元され、内部は展示会場です。
性格の異なる白黒の城二つを参観したのは日本の城の代表例を一度に観た思いです。他のお城を幾つ観ても、マイナーな違いこそあれ、何れかの範疇に収まるような気がします。

岡山城と後楽園、倉敷美観地区は高曇りで散策は楽しめました。
北海道にいると、岡山市の人口71万人とか姫路市の人口53万人、倉敷市の人口48万人など都会としての規模が日常生活では伝わってこない。超短期ながら訪問すると人口のみならず地方の大都会の活発な雰囲気が直接伝わってきます。初めて訪れたのですが、いろいろな意味で有意義な短期旅行でした。
岡山と姫路の間は新幹線で往復でした。ノンストップなら約20分です。都会の電車感覚で新幹線を利用したのは初めてでした。

夕食は2回の外食でしたが、何時もながらプランが雑に過ぎて残念な結果に終わりました。何とか「岡山ばらずし」を味わえただけ良しとするしかありません。

これにて「岡山、姫路、倉敷」の旅行記も完了です。
ご訪問に感謝しつつ、北行庵の他の旅行記も宜しくお願い致します。
◇◆◇
(2016.10.08 モバイル対策)(2011.07.20 改善)(2011.04.22 公開)

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