旅行記|春のパリとロンドン 6泊8日+前後泊 (1999年5月) | 第2部 ロンドン
食事の話
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ケンジントン・ヒルトン・ホテルのヴュッフェ・スタイルの朝食を3日間続けて楽しみました。 他ホテルの朝食券レストランと比べれば、少し暗めで落ち着いた立派なレストランでした。 言葉での表現が難しいのですが、朝食券を渡す、テーブルに案内される、ティー/コーヒーの伺いとサービス等々の一連が丁重且つ円滑で重苦しくもない言葉と態度でなされ、今までの経験に照らして驚き感心しました。 このレストランの人達の顔ぶれも毎朝違っているのですが、扱いは同じです。 朝食券利用ではどこも同じシステムですが、普通は明るく気軽な雰囲気でしょう? 

そして食べ物の種類がメーンディッシュからデザート・果物まで実に豊富で味も良くヴュッフェ朝食では満点を上げたくなりました。 決してグルメではありませんが、若い時から時折各地でこの種の朝食していますから経験上の批評は可能です。 朝食がその日の一番大切な食事と言うことにしました。 食べ物のなかに"ヤクルト"があったのには驚きました。 2本失敬して観光中に喉を潤したのはご愛敬です。

ロンドン滞在中は、初日にヴィクトリア駅近くのパプでサラリーマン諸氏の真昼のビール・パーティを眺めつつBLTとティーの昼食をしただけで、その後は昼食・おやつ共々に紅茶とケーキ類で済ませてしまいました。  問題は夕食です。 パブなどでの夕食は昨秋に数カ所を経験していますから、 スーパー・食品店でパン類を買ってホテルで質素に済ませてしまいました。 口に合うパンを主にして総菜類は用心して少しだけです。  サラミは塩辛くて数切れで終わり、チーズは何とか小型のものを食べ終える ことが出来た状態でした。 これらはホテル近くのスーパーの棚から適当(?) に選んだものでした。

ピカデリーに Fortnum & Masonという18世紀のアン女王時代設立の有名な紅茶店があり、男性店員が燕尾服を着用していることでも知られています。紅茶やチョコレートなどの土産になるものは入口近くですが、一番奥は喫茶部で、その間に数々の食品を置いてあり総菜類もあるのです。 紅茶店というより総合食品店と言った方が適切な店造りです。 夕方遅く寄ったのでパンはドーナッツ型(ベーグル)が数個残っていただけ、これを求めました。日本人向け幕の内弁当(本物)と割り箸もありましたが、これには手が出ません でしたね。 御菓子1袋とオレンジ2個を買い、バスでホテルに帰りました。 ドーナツ型のベーグルの美味しいこと、そしてオレンジの素晴らしいことで 質素な夕食が実に楽しいものになりました。 このオレンジは外皮が薄く中包が不規則で恐らくは地中海産でしょう。 ロス・アンジェルスのファーマーズ・マーケットでも美味しいオレンジが手に入りましたが、今回のも負けず劣らずでした。菓子袋は帰国してから食べたのですが、地方産でカレント(すぐり)の実を使った素朴な味の、飽きないタイプのものでした。 長く世界的評価を得ている店は何を買ってもそれ程失敗はないのは、東西同じですね。

我々の海外旅行では食事に苦労します。 旅行社のお膳立てに任せたり、当地で詳しい人に尋ねたりしない、当然のマイナス面かも知れません。  

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