旅行記|春のパリとロンドン 6泊8日+前後泊 (1999年5月) | 第2部 ロンドン
喫煙・禁煙の話
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ホテル正面玄関左手にカフェーがあり、次に椅子・テーブルを置いたホールが左奥方向にのびていました。 カフェーはホールより一段高くなっていますが間仕切りはありません。 カフェーには禁煙のサインが出ていました。 しかしホールこの部分のテーブル全部にガラスの灰皿が置いて有り、ここは喫煙者用のようです。 ホール奥のレストランでの朝食は長い行列が出来ていたのでカフェー近くの椅子に座り、たばこを吸い始めました。 直ぐカフェー の男性客が立ち上がって近づき、「禁煙です」と注意した。 ある意味では当然なので「すみません。」直ぐ消しました。 しかし、注意されたままも悔しいので、「ここには灰皿が有るので、喫煙が許されていると思いました。」この人は「言われたか」と思ったように身を縮めて自席にもどりました。 

愛煙家には誠に辛辣な世になりました。 公共的な場所ではどこでも喫煙自粛が賢明なようです。 もし1年後にこのホテルに行けば、このホールからも灰皿は姿を消していることでしょう。 思えば、航空機は全席禁煙で欧州までの10時間以上は我慢ですし、ヒィースロー空港第3ターミナルの待合所も全部禁煙になりました(昨秋は喫煙席が確保されていましたが。) 健康上の理由よりも、機内・建物内の汚れ防止と清掃費削減のために企業・団体は禁煙運動にさらに荷担し続けることでしょう。

羽田空港の搭乗口待合所には、10人以上は座れる喫煙コーナーがあり、紫煙を強力に吸引し不快な煙が建物内に拡散しないようになっています。 確かに設備費と運転コストがかかりますが、完全に「ダメ」と禁止し理想郷を作ろうとするよりは、この種の工夫の方が前向きのような気がします。「清濁併せ飲む。」なるべく濁を減らし清を増す。 人間社会の進歩はそんなものではないでしょうか。

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