Switzerland ( May 16-20 ) and Germany ( May 20-23 ) in 2003.
flag-switzerland flag-germany 終りに
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気分転換になった旅行: 旅行記の冒頭部分にも書きましたが、春になっても心に隙間風が吹き込む気分でした。思い切って今回のスイス・ドイツ旅行をしましたが、結果は成功だったようです。気分はすっかり元通り、元気になりました。これが今回の旅行の最大の効果でした。もちろん、旅行中は全てが物珍しく、楽しい日時を過ごしたのは言うまでもありません。とても短い9日間でした。

旅行中の天候: スイスでは、中腹のグリンデルワルトは穏やかな日和だったのに、高度3454mのユングフラウヨッホは降雪と霧(雲)で何も見えず、がっかりでした。ドイツではライン川クルーズで両岸の古城が霞んだ感じで明瞭な写真が撮れず残念な面もありました。その他の場所でも雨が時々あったのですが、観光に大きな影響はなく、かえってハイデルベルク城のようにムードが強調されたと思える場所すらありました。ノイシュバンシュタイン城やロマンチック街道はマアマアの天候でしたし、ツェルマットやゴルナーグラート展望台、氷河特急、ニーダーヴァルト展望台やフランクフルトは好天気でした。9日間の旅行なら天候の面ではこんなものでしょう。

5月後半の季節感: 5月の中旬から下旬は花の季節でした。低地では各地で各種の花(バラ、ライラック、マロニエ、アカシア、石楠花、キングサリ等々)が咲いていて眼を慰めてくれます。ネルトリンゲン(ドイツ・ロマンチック街道)ではハマナスまで咲いていたので驚きでした。登山電車の車窓から見ただけですが、高山植物も、ユングフラウヨッホへの途中クライネシャイデック上方の融雪したばかりの枯れ草地では数種類があちこちに群がって咲き、ゴルナーグラートへの途中ローテンボーデンの手前の土手などにも固まってブルーの花が咲いていました。残雪に囲まれた高山でも春になっていたのです。高い場所のハイキングコースの散策には早過ぎると思うのですが、極く少数ながらそのスタイルの欧米人は見かけました。しかし、単なる旅行としてはもう十分な季節になっているのです。

ホテルと食事について: 今回の旅行ではホテルが毎日変り連泊はありませんでした。アメリカン・スタイルに近いホテルはチューリヒ等の幾つかのみで、他は比較的小規模なリゾートホテルでした。しかしホテルの規模と部屋の大きさは一致せず、広くて快適でした。細かなお国柄を表すような点を除けば、設備は近代的で違和感は感じなかったのです。
スイスとドイツで共通していたのは、どのホテルもベッドスプレッドをかけていなかったことです。写真を御覧になられた方はお気付きかも知れませんが、白い綿ケースに入った毛布がかけてあるだけです。各種の手間がかからずコスト削減になっている、と思われました。質素にして合理性を尊ぶと言われるドイツ系民族の特色が現れているような気がします(安価に提供するツアー向けかも知れませんが・・・?)
両国ともホテル代にサービス料金が含まれていると説明があったので、枕チップは置きませんでした。追加の毛布を頼んだ場合など、どちらが良いのか・・・。普通は毛布を持ってくる人とチェックアウト後に部屋の掃除をする人は違います。日本でもサービス料込みなのでチップは渡さないですよね。
珍しかったのは、スイスの洗面所のシンクの栓はシンクの下にあるハンドルの上げ下げで開けたり閉めたりするのです。このタイプは初めてだった、と思います。
両国のホテルとも、照明器具は、優雅なシェードなどは使用しない、金属製で単純なものが多かった。つまり、日本ではホームセンターとか、家電や家具の量販店で販売するタイプのものでした。観光地を次々に移動するツアーは食べて寝るだけですから、全く気になりません。それよりスーツケースを開けたままにできるスペースがありがたいのです。
カーテンや他の調度品はそれなりに整っているのです。洒落たデザインの電話機を置いたり、やはり欧州です。
朝食は毎日ホテルのビュッフェ・スタイルです。コンチネンタル・スタイルはコーヒーとパンだけと説明されるようですが、それ以外に牛乳とかジュースの飲み物、ハム数種、チーズ、ヨーグルト、フルーツカクテルなどがあり、普通の食欲と食習慣の人には十分です。ハムもチーズも塩味が軽く(無く)癖を感じさせない食べ易いものでした。パンは美味しいですね。
昼と夜は何処でもメーンデッシュはチキン/ポーク/フィッシュの揚げ物が主流でした。それでもスープのタイプや付け合せの野菜類、そしてデザートは毎回違うので変化はあります。付け合せとして欧州流に調理したライスが時々でましたが、御飯とは違うけれど良いですね。クライネ・シャイデックのスパゲッティミートソースやリューデスハイムの鶏肉のシチュー風煮込みの昼食は例外でした。
実は過去2年間に2度も消化器関係の病気で約3週間づつ入院するはめになりました。それで旅行中の胃腸の状態が心配だったのですが、何の異常もなく杞憂に終わりました。スイスでは水道水も飲めますし、ドイツでは水道水をトラベルポットで沸かして利用していましたが、問題ありません。健康状態からも、良い旅行だったのです。

写真撮影: 旅行中の仕事(?)としてデジカメで写真を沢山撮影しました。64MBのスマートメディアを4枚もって行ったので、約800枚程度撮影して持ち帰りました。いつもながらPCに日付とタイトルを記入しながら保存する手数が大変でした。沢山撮っても「我ながら良く撮れた」と思えるものは極く僅かです。明るさとかコントラストを調節して約320枚程度を写真アルバムとして旅行記の一部として公開しています。今回も行程順のテーマ別に整理しました。自分の旅行記録としては良いのですが、旅行記を読まれる方にはどうでしょうか。

旅行記のスタイルについて: ホームページ制作のコツは、「簡潔・明瞭」が原則といわれるのですが、北行庵の旅行記は比較すると詳細で長いものの部類です。観光先の調査にも利用できるように、詳しい行程表と左メニューにリンク張りをしましたが、いかがでしょうか。やはり要点を得ない印象は強いかもしれません。ただ、この種の旅行記はネット上に多いようでも、思う程に沢山はありません。その意味では、ユニークなものを追求している、とも言えるかも知れません。

イタリア、エジプト、トルコの旅行記には巻末に「豆情報」として各種の情報ページを制作しましたが、スイスとドイツに関してはHPも数多くあり、調査は楽なのです。検索エンジンと専門ページの活用でかなりの情報が入手できます。スイスやドイツのサイトでも英語版を併設しているところも多くあります。それゆえ「豆情報」は省略しました。将来、何か書きたくなったら追加するかもしれません。

最後に: 当ページにアクセスされて何らかの有益な情報を入手された方や、長い旅行記を最後までお読み下さった方には感謝申し上げます。少しでも御参考になれば、それに勝る喜びはありません。末筆ながら、添乗員のアイさん、同行の皆さん、各種の補佐をしてくれたワイフにお礼を述べさせて頂きます。旅行記を書き終わり、私のスイスとドイツの旅行も完結となりました。

いつもとは違い、今回は珍しくも年末近くの海外旅行の予定が一応は決まっています。
出発できることを願いつつ過ごしています。(2003.07.24記)

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(2017.03.21 表示改善)(2007.06.01 改訂版)(2003.08.02 公開)