HOME旅行記一覧
スイスとアルプスの山々(2007年6月25日〜7月3日)
はじめに
文字サイズ変更ボタン(本文のみ)
◇◆◇


パック旅行の申込み: スイス旅行の申込みは4ヶ月以上も前の今年2月22日でした。団塊の世代の退職が始まるとされ、60才代の元気な人達の海外旅行が今まで以上に盛んになると云われていました。それで早めの予約が Better と考えたのです。やはり人気あるスイスの初夏〜夏は申込みが多く、早めの予約は正解だったと思います。

アルプス山岳リゾート、その天候: 申込んだツアーは都市の観光も少しは混じっているが、アルプスの三大名峰(ユングフラウ、モンテ・ローザ、モンブラン)とその周辺の山々や氷河の観光が柱です。グリンデルワルトで早朝ハイキング、ユングフラウとモンテ・ローザは中腹のハイキングもセットされていた。さて、そうなると・・・。

「ベールのユングフラウ、霧のモンテ・ローザ、雪降るモンブラン」って云えば、言葉上はロマンチックかも知れないが、わざわざスイスまで行って何も見なかった、ということでしょう?
4ヶ月も前に予約した旅行です。空模様だけは祈る以外になす術はありません。さて、出発直前にインターネットで調べたスイス週間天気予報は、「曇・雨」マークがズラーと並んでいた。がっかりしたが、「えい、ままよ!」と出かけた次第です。以下、気象ばかりでスミマセン。

結果は、到着のチューリッヒでは曇・雨、ルツェルンは曇、ベルンは強い雨、グリンデルワルトは低く暗い雲、早朝ハイキングの出発時は雨上がりの曇。何たることか!週間天気予報の画面が目の前に何度も浮かび上がりました・・・。
ところがです、グリンデルワルトの早朝ハイキングでグローセ・シャイデックに着いた頃から雲は少しづつ薄くなり、辺りの山々にも時々朝日が当たるようになった。アイガーの頂上やグリンデルワルト村も最後にはっきりと見えるまでになったのです。
その後の山岳リゾートやその間の移動は晴れました。三名峰を眺望する高所の展望台は好天気でも、見渡せる高峰の頂上は雲が発生する状態も少なからずでした。でも、アルプスの山々の景観とハイキングを十分に楽しめたのです。シャモニーからエギュードミディ展望台に上がったが、モンブランは雲の中で残念でした。100%完璧なアルプス高所の気象ではなかったが、スイスとしては多雨の時期に山岳地帯は連続4日間も晴れたのです。「よし」とすべき、幸運でした。
さらにオマケがあった。エギュードミディ展望台の観光を終え、ジュネーブに向けてシャモニーを出発して間もなく、雷雨の土砂降りとなった。間一髪と申せましょう。ミニ観光のジュネーブでは、公園を散策中に豪雨のためバスに逃げ込む状態でした。でも、アルプスの探訪を満足して終えた後のこと、我々としては全く気にならなかった。

今もって不思議な、計画したような天候との出会いでした・・・。今回は本当に”ツキ”があったのでしょう。天気ばかり気にして書き忘れましたが、高原を下るハイキングはアルペンローゼなど数多くの高山植物が花を咲かせ、自然のお花畑も楽しめた良い季節だったのです。ハイキングではハップニングもありましたが・・・。

標高などの数値について: アルプスの山々がテーマの旅行記のこと、山の標高など数値も多く現れます。出来る限りの確認はしたつもりですが、この旅行記で用いられる標高や距離などの数値に関し”正確さ”を主張するものではありません。

言葉について: ここは少々理屈っぽい内容で恐縮です。よく知られるように、スイスではドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語が使用され、それぞれ地域別に棲み分けられている。スイスの地名などの固有名詞はスイス国内ですら幾つか異なる名称が有り得るのです。日本語では、これは「ドイツ語」そちらは「フランス語」、などと明記せざるを得ない場合すらあるのです。
悪いことに、外国語の1つの固有名詞に幾つかのカタカナ表記があるのが珍しくない日本語です。スイスの固有名詞(4言語)を日本語のカタカナ表記にしたらどうなるか。違うカタカナ表記が幾つあるか?これは分からずとも日本語としては極く自然といえましょう。
しかし、記述の際に固有名詞のカタカナ表記を統一するのは大変な作業です。どのカタカナ表記が”正しい”または”適切”なのか分からない。ドイツ語の地名をカタカナ表記するとフランス語を得意とする御仁から「間違い」とされる恐れがないとは言い切れない(Vice versa)。「いっそ英語での呼び方をカタカナに」と思って各種の英語サイトを見ると、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の固有名詞がそのまま使用されることが多い。やむなく、自由度の大きい日本語の特性を逆手にとって、各人が良しとするカタカナ表記を使用することになる。時にはネット上に創出カタカナすら有り得る、と思っています。
この旅行記でも、筆者の好みのカタカナ表記を任意に選んで使用しています。参考資料でカタカナ表記がバラバラなら、なるべく検索エンジンのヒット件数が多いカタカナ表記を使用するよう努めました。この選択法は客観的な合理性があると云えましょう。時には電子辞書に採用されたカタカナ表記を使うこともある。しかし、面倒になり、調べずに資料にある特定のカタカナ表記をそのまま用いる場合もあるのです。その辺の事情は何卒ご寛容にお願いいたします。
日本の文筆家は昔から同じ問題に悩んだらしく、こんな川柳が残っています。
「 ギヨテとは おれのことかと ゲーテいい 」
「スイスの基本情報」ページにてリンクしましたが、スイス政府観光局は カタカナ検索/原語読み方検索 ができる「地名表記表」をオンライン提供しています。

この旅行記のスタイル: 実験的に「ロシア旅行記」はフレームなしですが、他の旅行記はフレームを使用して画面を2分割しています。左カラムにメニュー、右カラムが旅行記本文です。この方が旅行記内の検索が早いと思われます。旅行日誌であると同時に時刻誌にも近い記述なのは以前と同じです。本文中にも時々各種の画像を掲載していますが、主要な画像はテーマ別に分類された写真ページを呼び出して表示します。興味ある写真ページのみご覧になれる方式です。ただし、写真ページは容量の関係で別のサーバーに置いてあります。

写真について: 当旅行記で使用した写真は全て筆者の撮影によるものです。時にはワイフの撮影した写真を使用しますが、その場合は明示します。
使用した全ての写真は明るさとコントラストを調整しています。時には明度と彩度も変更することがある。トリミングで小型化したものも多くあります。全ての写真は高圧縮され低品質になっています。原画の写りそのものとは異なるので、予め申し添えます。
今回の旅行で使用したカメラはF社の手動ズーム・ネオ一眼デジカメ(2005年発売)です。改良が望ましい点もあるが、機能が充実しており、海外旅行では重宝する機種です。

----- ◇◆◇ -----
前置きが長くなりました。では、どうぞ北行庵のスイス旅行記でごゆっくりとお過ごしください。お楽しみ頂けたり、お役立ち情報との出会いがあるなら、幸甚に存じます。
◇◆◇

PAGE▲TOP