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スイスとアルプスの山々 (6日目/2007年6月30日)
ゴルナーグラート、ハイキング、スネガ展望台
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今日のスケジュール:
(1) GGB登山鉄道でゴルナーグラート展望台。
(2) GGBローテンボーデン駅からリッフェルベルク駅まで下り道のハイキング。
(3) ツェルマット自由行動(スネガ展望台まで地下ケーブルカーで往復)。

ホテル出発まで:
05:30 目覚め。
06:00 起床。このホテルは2連泊なのでスーツケースに手回り品を仕舞っただけです。昨日、旅行会社から渡された枕チップ用コイン(CHF1.00)出し、電気スタンドの前に置いた。
06:15 散歩のためデジカメを片手に部屋を出ました。水泳プール近くの窓からは雲隠れでマッターホルンは見えず、大いにがっかりでした。本館の玄関から外に出ると、知ってはいても、やはりマッターホルンに目が行った。ピラミッド型の山の上半分は雲の中だった。その雲の上部に朝日が当たり、まだ暗いツェルマットの街並と妙なコントラストになっている。マッターフィスパ川近くまで散歩してホテルに戻った。まだ人通りの少ない早朝で気持ちよい散歩でした。
06:40 部屋に入る。
07:15 本館0階のレストランに行く。
朝食のツアー用テーブルは昨日の夕食と同じでした。ビュッフェ形式なので、何時ものような朝食です。オレンジ・ジュース、ベーコン2切れとスクランブル・エッグ、ハム2切れとチーズ、パン・バター・ジャム、フルーツ・ミックスのヨーグルトかけ、ホット・コーヒーです。自分の好みの朝食で満足しました。
07:50 レストランからホテル前の道路に出て、皆さんが揃うのを待った。マッターホルン頂上はやはり雲の中でした。
に向かう。
08:00 全員揃ってゴルナーグラート登山鉄道(GGB)の駅に向かった。緩い坂道を下り、マッターフィスプ川の橋を渡ってGGBの線路沿いにGGBターミナルまで歩くのです。様子が分かると、然程は遠くない。日本人ツアーの幾つかが同じ方向に歩いているが、やはりゴルナーグラート展望台に行く人達でしょう。
08:08 駅前広場に到着。日本人ツアーのグループが駅前には多かった。GGB登山電車の乗車券は既に受取り、時間まで少し過ごすだけでした。

ゴルナーグラート登山鉄道(GGB):
GGB in Zermatt ツェルマットの市街を走るGGB 08:15 BBGの列車に乗車。
08:20 ワイフが大変なことに気付いた。ショルダーバックを朝食レストランの席に忘れたのです。幸いパスポートやクレジット・カードは首から下げる小型の貴重品入れですが、それでも医薬品、化粧品、財布などがショルダーバック入っている。添乗員Sさんは2車両ほど後部にいる。停車中なのでワイフがホテルへの連絡を頼みに走りました。Sさんは直ぐ携帯電話でホテルを呼び出し、事情を伝えて調べるように依頼してくれたのです。しばらく後に、レストランの席にショルダーバックがあったので、そのままフロントで保管したとの連絡が入った。実に「ホッ」としました。当方の不注意でご迷惑をおかけしたが、保管して頂ければ安心して観光が続けられます。良質な観光地、良質なホテル、迅速な連絡、何かとよいですね・・・。

08:24 登山電車が出発。車内は「日本人ばかり」と云える状況でした。 このGGBは1898年の開業のアプト式登山電車です。ツェルマットからゴルナーグラートまで約9.4 km、標高差は約1484m、それを約42分かけて登ります。車両は比較的新しいものと思えた。晴天で山肌や氷河なども見え、車窓の風景は2度目ながら新鮮に思える素晴らしいものでした。

ツェルマット(Zermatt, 1605m)駅 ⇔
フィンデレンバッハ(Findelenbach, 1770m)駅 ⇔
リッフェルアルプ(Riffelalp, 2211m)駅 ⇔
リッフェルベルク(Riffelberg, 2582m)駅 ⇔
ローテンボーデン(Rotenboden, 2815m)駅 ⇔
ゴルナーグラート(Gornergrat, 3089m)駅

4年前のGGBは午後だった。その時フィンデレンバッハとリッフェルアルプの間の草原で沢山の野生アルプス・マーモット(Marmot、リス科)を見ましたが、今回は午前のためか一匹も見れなかった。「前回は写真に撮れなかったが今回は!」と期待していたので少々がっかりです。(注:グリムセル峠の写真集にマーモットが掲載されています。)
マッターホルンは相変わらず頂上部で雲が発生してピークは見えません。ツェルマットのあるマッター谷を挟んで対峙するドーム(Dom, 4545m)やヴァイスホルン(Weisshorn, 4506m)も頂上は雲隠れでした。写真から判断すると、GGBから見るマッター谷の風景は午後が午前よりも光線の具合が良いようです。しかし、これはその時の光の具合かも知れません。電車がリッフェルベルクを過ぎると、雪山と氷河の世界です。4年前には瞬間的にしか見れなかったクライン・マッターホルン(Klein Matterhorn, 3883m)、ブライトホルン(Breithorn, 4164m)、ツヴィリンゲ(双子岳/Zwillinge)[ カストール(Caster, 4228m/左), ポリュックス(Pollux, 4092m/右) ]はよく見え何枚も撮影しました。残念ながら、リスカム(Liskamm, 4527m)とモンテローザ(Monte Rosa, 4634m)は頂上部から雲がわき、時に微かに見えた程度でした。
09:06 ゴルナーグラート駅に到着。
下車して駅前の広場に出るが、大勢の日本人観光客で大賑わいだった。我々が乗った登山電車は日本人ツアー専用みたいだったらしい・・・。

ゴルナーグラート展望台:
View from GGB Station 左から、モンテローザ(Monte Rosa,4634m)、リスカム(Liskamm,4527m)、ツヴィリンゲ・双子岳(カストール(Castor,4228m)+ポリュックス(Pollux, 4092m))、右上はブライトホルン(Breithorn,4164m)の左端の1部。
リスカム左下はグレンツ氷河、右下はツヴィリンゲ氷河、中央下でゴルナー氷河に合流。右端はシュワァルツ氷河。
駅前の広場自体が展望台で、直下に巨大な氷河が左から右に流れている。その左側(上の写真)から正面(下の写真)には前述の知られた山々が続き、それぞれの間には長短の大きな氷河が下に流れている。それらを合流し肥大化して流れているのがゴルナー氷河、その長さは約13.5Kmとされ、スイスでは大アレッチ氷河とフィーシュ氷河に次いで長さ第3位の氷河なのです。ここは遠望ではなく間近かの眼下、汚れが目立ち綺麗とは云えないがその線状の汚れが氷河の流下を示し、すごい自然のエネルギーを感じます。
09:15 展望台の右・遠方にマッターホルンがある。ピークは朝から雲隠れ、現在も同じでした。しかし、それを背景としてツアー全員の記念写真を撮影した。確か、薬箱を首に付けたセント・バーナード犬も一緒に写ったはず。仕上がった写真はツェルマット駅前のカメラ店で夕食前に購入、強制ではなく希望者だけカメラ店に行けばよいのです。
「10時に駅前のこの場所に集合」となり、解散です。

GGB駅から展望台に移動: ゴルナーグラート展望台(3130m)はここから少々登り、ホテルの前を通り過ぎ、さらに登る。標高差は約41mある。
4年前には無かったが、駅前広場のホテル側にエレベータ塔らしき施設があった。多少でも高山での運動量を減らすために作ったのでしょう。日本人ツアーが利用している様子は無く、皆さん緩い坂道を歩いて登っている。我々も歩きました。以前はこの道で小石を拾い旅行記にその写真を掲載しましたが、今は道端の小石類は泥まみれで拾えない(本当は、観光先から小石1つ持ち帰ってはいけない)。やはり道と両側も作り変えたのでしょう。ホテルの手前には小さなチャペルもあった。

ホテルを通り過ぎ、さらに高い展望台に行きました。そこはゴルナーという山のピークです。4年前(5月18日)は坂道にも残雪があり、展望台も一面の積雪に覆われ、人の踏み固めた細い道しか歩けない状態でした。今回は夏、雪の問題はなかった。周辺や遠方の山々の頂上は白雲が発生し見えないものが多いが、展望は前回よりもかなり良かったと思います。条件が良ければ、ここから標高4000m以上の高山を 29 も見ることが出来るらしい[Ref.10,p.15]。
今日はかなり数が限られるが、ゆっくりと360度の展望を楽しみました。前述の山々の他に近くのホーテリーグラート、ロートホルン、シュトックホルンはよく見えたが、ホーテリーグラートの遠方に見えるリンプフィッシュホルンやドーム、西側のタン・ブラッシュ、オーバー・ガーベルホルン、ワイスホルンなどは頂上部のみ雲があり、晴天ながら少々魅力にかけています。マッターホルンも雲の発生があり残念な姿でした。しかし、雄大な自然の景観そのものは満足できるものでした。風もなく日光がありクリアーな空気、しばし展望台で快適に過ごしました。
View from Gornergrat 左から、ツヴィリンゲ・双子岳[カストール(Castor,4228m)、ポリュックス(Pollux, 4092m)]、
ブライトホルン(中央3峰・主峰は右:4139m,4159m,4164m)、クライン・マッターホルン(Klein Matterhorn,3883m)
ゴルナー氷河(下)、シュワルツ氷河(左)、ブライトホルン氷河(中央)、氷河名・不詳、下テオドゥル氷河(右端)
09:48 その後はクルム・ホテルまで下った。中のカフェでカプチーノ(@CHF4.00)を1つだけ購入し外のテーブルで僅かな時間を過ごした。大急ぎでホテルのトイレを借用し、GGB駅に向かった。ハイキング・ツアーは次ぎのローテンボーデン駅で下車が多いが、簡易トイレしかないらしい。ゴルナーグラートで済ませるのが良いのです。
10:02 少し遅れて駅前に集合。 ゴルナーグラート展望台
10:10 改札のターンスタイル(欧米に多い3本の棒が回転する改札口)を通り抜け、登山電車の乗場に入る。しかし、電車は未だ到着していない。
10:18 この頃に乗車、しばらくして出発したはずです。
10:26 ローテンボーデン駅に到着。駅前の小広場に集合、点呼です。他にも多くの日本人ツアーがいましたが、グループの確認が済み次第、次々に細い道を降りていきます。

ローテンボーデンからリッフェルベルクまでハイキング:
Reflection of
Matterhorn on Rifflesee リッフェル湖(小)の逆さマッターホルン 10:32 我々のグループも点呼・確認を終え、ローテンボーデン(2815m)からリッフェルベルク(2582m)までのハイキングに出発です。
GGB駅から直ぐに谷底に降りる道になる。比較的急な斜面を斜めに大きくジグザグ、一面の草地で高山性の花も幾種類か咲いている。晴天で風もなく、気持ちよい。

逆さマッターホルンで知られるリッフェルゼー(Riffelsee/the Riffelsee lake/リッフェル湖)はリッフェルホルン(Rifflehorn)という岩山とローテンボーデン駅の間の谷底にある。岸辺の白いワタスゲ(Cotton Grass)と逆さマッターホルンの写真をネット上で時々見ましたが、その多くは上方のローテンボーデン駅に近いリッフェル湖で撮影したようです。岸辺には岩はあるが穏やかなもので湖面に目だつ岩はない。しかし、その谷をしばし下った所にも小さな湖があり、やはりマッターホルンの反射像が楽しめる。同じくリッフェル湖とされるが、こちらの岸辺はゴツゴツした岩場で湖面にも岩が島になっている。時期と水量で多少は違うでしょうが・・・。
観光地図のリッフェル湖は1つ又は2つ、統一されていない・・・。実際は大小2つのリッフェル湖があるのです。それぞれの正しい名称はオンライン調査(日・英)では分からなかった。仕方なく、当旅行記では、谷の上流側で岸辺が穏やかなものを大リッフェル湖、谷の下流側で岸辺に岩が多く湖面にも岩が出ているものを小リッフェル湖と呼んで区別します。

10:42 まず上流側にある大リッフェル湖の上にでました。道は二手に分かれ、左に下ると湖畔に、道形(みちなり)なら湖に降りずに高い場所を通り過ぎます。高所から写って見えるはずのマッターホルン上部やリッフェルホルン稜線ははっきり判別できません。湖面の小さな波で反射像になっていないのです。これでは近づいても逆さマッターホルンは無理でしょう。グループの元気な人達が試しに降りましたが、やはり・・・。内心、がっかりでした。
我々は高山植物の花の写真を撮りながら、先に進みました。イエロー、ブルー、ピンクなどの高山植物が可憐な花を咲かせ、慰めてくれました。
地元のスイス人男性でしょうが、犬をお伴に散歩している人もいます。 歩きながら後を振り返ると、モンテローザとリスカムが見える。共に雲がわいているが、僅かな一瞬だけモンテローザの双峰が微かに雲を通して見えたのです。ラッキーでした。

10:57 次ぎに小リッフェル湖が眼下に現れました。ここも湖畔まで少し下ります。こちらは表面積が小さい。それでサザ波はほんの僅かなように思えます。ハイキング道から外れて湖畔に降り立ったら、理想的な鏡面とは云えないが、「逆さマーターホルン」が湖面に写っている!単純なもので嬉しくなりました(上の写真)。しかも、運よく、この時だけマッターホルンの雲が少なくなり、右側の稜線全部とピークがはっきりと見えたのです。写真は小型なので・・・。何はともあれ、ハイキングの目的の1つはクリアー、満足しました。
実は添乗員Sさんもニコニコし始めました。やはり参加者の気分と表情が敏感に伝わるのでしょう。

11:02 小リッフェル湖を出発。
数分後にリッフェルアルプ駅行きの道が左に分かれる。何れでも目的のリッフェルベルク駅に行けるが我々は距離的に近い右側の道を行った。
11:08 しばし台地状の高原を歩き、途中の岩場で休息する。ブライトホルンとクライン・マッターホルンが見える場所でした。ゴルナーグラートで近くに見えた山々の多くは既に見えません。
代わりに、マッター谷の両側の山々が素晴らしいパノラマを提供しています。言葉では説明できないので写真を掲載します。山頂で雲が発生し形が分からないものが多いが、時にはおぼろげにピークが見える時もある。ワイスホルンだけは1度も姿を現わさなかった。
11:15 休憩を終え、またハイキング道を下り始めました。

View from a place above 
Riffelberg Station ミシャベル山塊(ツェルマットとサースフェの分水嶺): 左から、ウルリッヒスホルン(Ulrichshorn,3925m)、ナーデルホルン(Nadelhorn,4327m)、ドーム(Dom,4545m)、テーシュホルン(Taschhorn,4491m)、アルプフーベル(Alphubel,4206m)。
View from a place above Riffelberg Station 左から、オーバー・ガーベルホルン(Ober Gabelhorn,4063m)、チナールロートホルン(Zinalrothorn,4221m)中央の雲、
ワイスホルン(Weisshorn,4505m)右の雲塊の中、右遠方はブルネックホルン(Brunegghorn,3838m)?
右下はハイキングの道。先に行くとリッフェルベルクの駅やホテルやマッター谷が眺望できる素晴らしい風景でした。


リッフェルベルク駅到着、GGBでツェルマット駅:
GGB Riffelberg Bahnhof GGBリッフェルベルク駅 11:42 リッフェルベルク駅に到着。
しばらくは自由時間です。
ここの駅舎も新しいらしいが、周辺の離れたホテルなどもリノベートされたのか古くは感じない。ケーブルカー乗場など未だ工事中なのでしょう。ホテルやレストランが利用できるのは夏の6-9月と冬の12-4月で、春・秋はクローズです。夏山ハイキングと冬山スキー、割り切っている。

新ロープウェー
リッフェルベルク ⇔ フーリ

新ロープウェーはリッフェルベルクとフーリ間の距離 2046m と標高差 710m を13本の支柱で支える方式です。個々のケーブルカー(ゴンドラ)は8人乗り、1時間に2400人を運搬できるそうです。運航開始は2007年のクリスマス前が予定されているらしい。
[ 参考サイト(英語・地図あり) ]
New Cableway from Riffelberg to Furi
GGBリッフェルベルク駅からマッター谷と
フーリ行き新ロープウェー乗降駅
手持ちのガイドブックや地図類にも未だ載っていないが(2007年夏現在)、リッフェルベルクから谷底のフーリ(Furi)まで新ロープウェーが建設中でした。夏場は観光客の移動用、冬場はスキー客のリフト用を考えているらしい。今年のクリスマス前には開業の予定とされています。
ツェルマットには山岳展望台が数多くある。欧州一の標高とされるクライン・マッターホルン展望台(3883m)もその1つ。ツェルマットのロープウェー乗場(駅から徒歩15分)からフーリ(Furi)駅とトロッケナーシュテーク(Trockenersteg)駅で乗継いでターミナル駅(3820m)に、そこからクライン・マッターホルン展望台にはエレベーターで上ります。ツェルマットからの標高差は約2278mもあり、時間的には片道30分程度らしい。

しかしGGB登山鉄道を利用するゴルナーグラート展望台が最も人気がある。リッフェルベルクからフーリまで新ロープウェーが完成したら、ゴルナーグラート観光の後にクライン・マッターホルン展望台に短縮コースで楽に行けるのです。 ゴルナーグラートの天候がよくてクライン・マッターホルン頂上の見晴らしに確信がもてるなら、リッフェルベルクから新ロープウェーでフーリに下り、クライン・マッターホルン展望台にも行ってみるのも良いでしょう。条件が良ければイタリアやフランスのアルプスや遠いモンブランすら見えるといわれます。 ローテンボーデンからリッフェルベルクまでハイキング

12:00 リッフェルベルク駅前に集合。人数の確認後にレールを横切って乗場に移動する。 12:10 GGBの下山電車が出発。
もう満足して写真も数枚撮っただけ、マーモットの姿はなく、私も半分は眠っていました。
12:35 GGBツェルマット駅に到着。

Sさんの点呼があり、全員の確認後、ツェルマット駅前の広場を通り過ぎ、賑やかな商店街を歩いた。4年前の5月には全く見なかった馬車とも時々すれ違う。やはり初夏、人通りも随分とあり観光シーズンの雰囲気十分です。

ツェルマットのレストランで昼食:
Restaurant Swiss Chalet ツェルマットの昼食レストラン 12:47 メイン・ストリートから少し入った場所の Swiss Chalet なるレストランに到着。屋内には入らずテラスの席だった。今日の天候なら外が快適です。実は4年前にも1度来たレストランだった。当時はテラスの席は無く、内部はかなり民芸調の装飾が多かったと記憶しているが・・・。
飲物はビール・ジョッキ(CHF5.50)を1本を買い2人で分けました。食事は野菜スープ、ホワイト・ソーセージ(大)とポテト(?)、デザートでした。量的に少ない感じでも、我々の場合は夕食まで大丈夫でした。(どういう訳か、食事の写真は変な写りでした・・・。) 昼食(レストラン)

13:40 レストラン前で解散。集合は18時丁度、駅前広場の左側・写真屋の近くです。

ロスト・バゲッジの男性2人が大きな地図を広げてルートを調べている。予定が「スネガ展望台に登り、下山はハイキング」なのは知っていた。「スネガ行きケーブルカー乗場でしょう?」と聞くと、その通りだった。ホテル近くのケーブルカー乗場を教えたら2人は直ぐに出発した。
我々はホテルに戻り、朝食時にレストランに置き忘れたバックを受取らなくてはならない。添乗員Sさんと男性1人参加の4人でホテルに向かいました。

ホテル:
14:00 ホテルに到着。フロントは若い女性が1人だった。Sさんは朝にGGB登山電車から携帯で連絡したショルダー・バックの返却をお願いしました。直ぐには分からなかったが、他の職員に確認して分かり、フロントの棚の中に保管されていた小型ショルダー・バックはワイフの手に戻りました。確か、身元確認のためパスポートの提示を求められたはずです。ワイフはバックの中身を確認したが、現金入りの財布を含め触られた様子は全くなかった。やはり安全な国の一流リゾートのホテルは違いますね。感謝あるのみ!Sさんにも礼を云って、一旦は自室に戻りました。途中の水泳プールでは家族連れやカップルなど欧米系の人達がリラックスしたり泳いだりしている。雨の日など賑わうでしょうね。

しばらくは自室で休息です。
14:50 ホテルを出る。

スネガ展望台(Sunnegga/Sunnegga Paradise, 2288m):
matterhorn from Snega スネガ展望台からマッターホルン 日本出発前は自由時間にクライン・マッターホルン展望台に行くつもりでした。しかし、午前のゴルナーグラート展望台では晴天なのに多くの高山のピークは発生した雲で見えなかった。これでは1人8千円余を支出しても成果は限られます。予定を変更して、近くのスネガ展望台(2300m)に地下ケーブルカーで行くことにしました。 ホテルから坂道を少し下った右側にケーブルカーの駅らしき小施設がある。これは駅に降りる階段でした。その階段の外に出ると左手になるが、マッターフィスパ川に沿った道に駅舎がある。
14:57 ツェルマット・スネガ往復切符(@CHF22.50)を2枚購入した。改札口から入ると長い水平トンネルです。ケーブルカー乗場はその奥になる。
15:02 ケーブルカーに乗車。この地下ケーブルカーはスネガ・エクスプレスといい、ツェルマットからスネガまで標高差680mを約3分で登る。
15:06 到着。ホーム兼用の長い階段を登り、駅の外に出た。

スネガ駅近くには赤いパラソルに特色がある展望カフェ・レストランがある。そこには行かず、右手のロープウェー乗場の方向に行く。このロープウェー駅は真新しい施設だったし、ゴンドラも新品らしい。ブラウヘルト(Blauherd,2600m)で乗継ぎ、ウンターロートホルン(UnterRothorn,3130m)までロープウェーで行ける。さらに上には、ここからは見えないが、フィンデルン氷河(Findelen,7.8Km)もある。ハイカーやスキーヤーが好む下りルートも何本もあるようです。
我々はロープウェー乗場の先にある展望台に行きました。その先はマッター谷が深く落ち込んでいる。谷底のツェルマットは見えなかった。斜面には RV 車なら走れそうな山道が幾つもあり、ハイカーの姿があちこちにありました。北側には雄大なマッター谷が長く伸びていた。ツェルマット方向(西)を谷越えに見ると、オーバーガーベルホルン(Obergabelhorn,4063m)とツィナールロートホルン(Zinalrothorn,4221m)の鋭く尖ったピークがはっきりと見える。その間の広大な雪原(氷河)も見事です。その融水が川となり谷を作って流れ落ちている。残念ながら、この時刻では光線が逆行になり、写真の写りは今一でした。
左に目を移すと、マッターホルンです。相変わらず山頂の東側に雲が発生しているが、ピークが時々姿を現し午前よりも良い状況だった。
さらに左を見ると、ハイキングの終着点だったリッフェルベルクのホテルや新設ロープウェーの乗場まで見えている。草原の大斜面にはGGB登山電車の長いスノーシェルターがあり、その上方には岩と雪のクライン・マッターホルンがあり、その左に白銀のブライトホルンがあった。
予想外だったが、天文台ドームが2つあるクリム・ホテルやゴルナーグラート展望台までよく見えました。さらに、クルム・ホテルとホーテリーグラートを結ぶロープウエーの架線まで見えるのです。 View from GGB Station 左はホーテリーグラート(Hohtalligrat,3286m)、右はゴルナーグラート展望台(Gornergrat,3130m)とクルム・ホテル

今日の午前にゆっくりしたゴルナーグラートを全く別の場所から眺めるのも乙なもので、楽しめました。でも、スネガ展望台の光線は午前が良いのでしょうね? 話が前後しますが、スネガ展望台からハイキングでツェルマットに下山した男性2人に尋ねたところ、「2時間近くかかったが楽しめましたよ」という感想でした。

15:20 カフェに入り、中央部のテーブルについた。当初、方式が分からず、建物に入り中の男性に注文しようとしたら、「テーブルでウェイトレスを待ちなさい」という。しばらく後にウェイトレスが注文伺いにきた。コーラ(@CHF4.00)を2つ頼みました。
穏やかに波打つアルプスの山並みや、遠くの秀峰の数々を眺めながら、しばし至福の時の流れを楽しみました。”世俗”から離れた”自然”に囲まれて平和そのものです。
欧米系のお客が多いが、ハイキング・スタイルの日本人も時々出入りしている。中には本格的な山登りスタイルで大型カメラと三脚を携帯した御夫婦も見かけました。団体は来なかったが、個人でここに来て一休みする人達はいるようです。
15:50 ウェイトレスに代金を払い、チップを渡してカフェ・テラスを後にする。 スネガ展望台

16:00 下山ケーブルカー出発。
16:05 駅舎の外にでる。

スーパーで買物、ホテルに帰る:
ワイフはスーパーで何がしの買物をしたがっていた。マッターフィスプ川に沿って橋まで行き、GGB駅の方向に歩く。駅近くに”COOP”と書いた入口があり、その中は寄合い商店街になっている。その1つが”COOP”というスーパーだった。この種の庶民の場所は見歩いても何かと面白いものです。ワイフはオレンジ2個、水2本、ジュース2本を籠に入れた。当たり外れのリスクは大きいと思うが、土産用のチョコレート箱(@CHF14.50)も3個購入した。値段は手軽な感じです。全部でCHF52.10を支払った。
買物袋を提げてホテルまでブラブラ歩きでした。

xxx
スーパーで購入のチョコレート

xxx
バーンホフ通りで買ったトリュフ

xxx
ツェルマットのキャップ

16:35 ホテルの部屋に到着。しばらく部屋で休むことにした。
17:10 部屋を出て、フロントの壁にキーを引っ掛けて、外に出る。
集合まで時間があったので土産屋を覗いた。ツェルマットの記念品は何も買っていなかったので、マッターホルンにツェルマットと書かれた黒のキャップ(@CHF19.00)を買った。後日談ですが、サイズが合い、気分も落着くので使用することが多いです。
その後もワイフに付き合い刺繍などを見歩いたが買いたいものが見つからない。外に出て、商店街をブラブラと歩きました。
何も欲しいものが見つからずワイフは淋しげでした。駅前広場に近い所にチョコレート店があった。その店のギフト用トリュフの小箱(@CHF23.50)を買って上げました(何れにせよ甘党の2人で食べる)。帰宅後にデザートにしたが、馴れたブランド・チョコレートとは風味が違っても美味しくて楽しめました。
17:45 駅前広場のカメラ店の前に行きました。皆さんもすでに揃っている。朝にゴルナーグラートで撮った記念写真は買わなかった。数名が購入した程度らしく、聞くところでは店の人は「売れない」とこぼしたそうです。

17:50 集合、点呼。全員の確認が終わると、明朝の予定表が配布になった。明日で観光は終りです。
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モーニング・コール(07:00)/荷物出し(7:30)ドアの外/朝食(07:30-)各自/
ホテル出発(08:20)/荷物はホテルが駅まで電気自動車で運搬。
ツェルマット駅からテーシュ駅・シャトル列車(約12分)/その後はバス移動。
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その後、バーンホフ通りを教会方向に向かい、途中の左側の大きな建物に入った。ホテルらしいが、その奥に今晩の夕食レストランがあった。

夕食(フォークロアとミートフォンデュ):
xxx スイスの曲など賑やかに 18:00 レストラン(名不詳)に入り、用意されていた団体席に座る。壁の装飾類は民芸が多く、雰囲気は山小屋風なのでしょう。客は我々の他は数組だった。
地下のトイレに行き、戻ったら、男性4人の楽団がすでに演奏を始めていた。我々の席はその舞台の傍で良い席とは云えない。が、うっかり自分で決めた席なので我慢するしかなかった。
フォーク・ロアはスイスの民族音楽のこと、明るくて楽しい曲目を選んで演奏している。座は賑やかで良いが、高々30分程度で楽団は引き上げました。「たった5曲だった」「6曲では?」と不満の表明のような発言もあったようです。
食事は例のごとく飲物の注文からでした。我々は2人でビール1本にした。値段の記録はないが、多分CHF5.00程度だったと思います。
夕食はスイス料理として名高いミート・フォンデュです。4〜5人に1つ、コンロとフォンデュ鍋が置いてある。まずサラダが配られました。量も味も十分です。
次ぎに、フォンデュ用ソースが5種類、ピクルスが2種、そして果物の仕分け皿が配られ、角切りの牛肉(赤身)の皿も直ぐ持ってきました。角切りは6個で少々物足りない量でした。私はワイフの牛肉を貰ったけれど、他の人達は多分不足だったでしょう。角切りはさらに適当な大きさに自分で切り、フォンデュ用の串に刺し、オイルの入ったフォンデュ鍋で煮て食べます。直接に串から口に入れると火傷する。必ず牛肉を串から外してソース皿に置き、好みのソースを付けてから口にする。初めて食べるという人達も散見されました。
お隣の鍋は何故か牛肉を入れるとフォンデュ鍋の油がパチパチとはね、危なくなった。ウェイターが火力の調整などをしたがダメで、結局は鍋を取り替えました。本場のプロでも・・・。
最後のデザートは十分量のフルーツ・カクテルでした。その後は飲物の清算です。 夕食(ミートフォンデュ)

19:30 レストランで解散となり、後は自由時間でした。

ツェルマット散歩:
同じ道を戻らず、散歩しながら帰ることにした。
バーンホフ通りをブラブラと教会に向かった。途中の店には入らずウィンドウ・ショッピングのみ、未だ明るい商店街は観光客が多く賑やかです。
教会の左手前には新しいホテルとその広い前庭があった。ここは五つ星ホテルらしい。近くに日本語案内所がある。この辺りは4年前の記憶とかなり違い広々していた。が、山側の古い伝統的な木造建屋は数軒そのままに残っていた。
19:42 カトリック教会の角にはマーモットの真鍮像があり、頭だけはピカピカになっている。通りがかりの人達が撫でるのです。そこからマッターフィスプ川に向かって緩い坂道を下りました。教会裏にある亡くなった山男の墓地やピッケルのお墓は当然ながら同じようです。
1943 マッターフィスプ川の橋を到着。ここから眺めるマッターホルンの姿は知られている。4年前は出立直前に素晴らしいマッターホルンの写真がここで撮れました。しかし、今日はピラミッド形の上 1/3 はもくもくと発生する雲で見えず、楽しめません。川沿いの道を下流に向かって歩きました。バーンホフ通りとは違い、時々人影がある程度でした。しかし、何の心配も不安もない。川のせせらぎを聞きながら、夕暮れのツェルマットの散歩を楽しみました。
19:58 ホテル入口に到着。途中の水泳プールに人影はありません。夕食時・・・。

ホテル(2泊目):
20:00 別館の自室に戻った。明朝は6時の起床、それ程は早くありません。ゆっくりです。
シャワーの後はパッキングです。土産品で多少は重くなりましたが、日本から持込んだ水やお茶のペットボトルは無くなり、使捨て衣類も残り僅か、何とかバランスは取れて同じような重さでしょう。

ツェルマットのクリスチャニア・ホテル(Hotel Christiania/2泊)の画像情報は全て1頁にまとめました。 ホテル・くりスチャニア
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