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スイスとアルプスの山々 (7日目/2007年7月1日)
シャモニー、エギュー・ド・ミディ、ジュネーブ
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今日のスケジュール:
(1) MGBツェルマット駅からテーシュ駅までシャトル列車で移動。テーシュからバス。
(2) ローヌの谷を南下、マルティニーからフォルクラ峠を越え、フランスのシャモニーへ。
(3) ロープウェー乗継ぎとエレベーターでエギュー・ド・ミディ展望台(モンブラン観光)。
(4) スイスに再入国、ジュネーブのミニ観光。

ホテル出発まで:
Matterhorn viewed from the front of  Hotel Christiania ホテル前からマッターホルン、今朝は良く見える。 06:00 起床。外は晴です。
07:00 少々早すぎるが、スーツケース2個を廊下に出した。しかし、他の人達も早々と出していた。
07:15 朝食のため部屋を出る。レストランは本館0階です。廊下の窓からマッターホルンを見ると昨日と同じく頂上部は雲が発生して見えません。

07:20 レストランに入る。席は自由です。
今朝は簡単に、オレンジジュース、パン2種・バター・ジャム、フルーツミックスにヨーグルト、コーヒーにしました。
07:40 一旦は部屋に戻り、忘れ物の点検です。昨日受取った今朝分の枕チップCHF2.00はスタンドの傍に置きました。
08:05 フロントに鍵を返すだけのチェック・アウト。直ぐ外にでました。我々のスーツケースを既にトレーラーに積み込んだ黄色い電気自動車がホテル前にありました。

ここからもマッターホルンが見えるのですが、雲の発生が少なくなり、頂上が見え隠れしています。クリスティアニア・ホテル前の広いテラスに行ったら、皆さんも気付いて盛んにカメラに収めています。我々もしばし撮影を楽しみました。4年前のツェルマットでも出発直前にマッターフィスパ川の橋からマッターホルンの全貌を初めてカメラに収めましたが、今回も同じ、奇遇でした。しかし、天候も時刻も場所も違い、デジカメの機種も違う。写ったマッターホルンの雰囲気はかなり違っています。
08:20 予定通り駅に向かって出発です。

ツェルマット駅からテーシュ駅にシャトル電車で移動:
Shuttle Train and New Tasch Station シャトル電車と新テーシュ駅 08:30 ツェルマット駅に到着。すぐ乗車券が配布になりました。1駅のシャトル電車なので座席指定はありません。既にトレーラーから下ろされたスーツケースを各自で受取り、2番ホームに押して行きました。

2日前に氷河特急で当駅に到着した時、予定したポーターが来なかった。そこで男性数名がリレー式に全員のスーツケースを車両から降ろしてくれました。高低差と重量で大変な作業だったでしょう。私は気付かず手伝えなかったので、今日は必要なら協力するつもりでした。ところが、同じ思いの男性が他にいたのです。その人は、「今日は私が皆さんのスーツケースを列車に乗せます」と張り切って云ってしまった。
08:44 さて、テーシュ行きシャトル列車がホームに入り、ドアーが開きました。ホームと列車の床はほぼ同じ高さ、スーツケースやカートが楽に乗せれるよう隙間を埋める金属板も出てきます。各自が自分のスーツケースと共に乗車でした・・・。「肩透かし」ですね。

4年前はカート(無料ながら使用にコインが必要)を利用した。この場合、車両の壁にカートをチェーンで固定できる。スーツケースのまま持込むと、列車のゆれなどでスーツケースが動き危険です。私は前の壁に付けて急ブレーキに備え、脚でキャスターを止めて安定させました。後知恵ながら、スーツケースは横置きにすれば簡単に安定します。チト回転不足で・・・、オハズカシイ。
車両の前後部は一段と高床の座席部分、中央部には座席はなくスーツケースやカートの人達の立ち席です。

08:50 ツェルマット発。
09:03 テーシュ着。

テーシュ駅が新築されたことは往路の氷河特急で見ていたが、新駅舎は素晴らしく明るい作りでした。案内標識なども分かりやすい。15分程度の余裕があったのでトイレを使用したが、ホームに繋がる広い中央スペースからは少々奥まで歩きます。しかし全て機能的で空港みたいな駅舎でした。外の道路部分などはまだ工事中です。バス乗場まで各自でスーツケースは押して行きました。以前の古い駅と違い、坂道の部分はないし雨でも濡れないよう駅とバス乗降場が屋根で繋がっている。
09:19 バス乗場に到着。4年前にはテーシュ駅のホーム先端からブライトホルン、クライン・マッターホルン、マッターホルンの3峰が見えました。しかし、新駅からはブライトホルンとクライン・マッターホルンは見えますが、マッターホルンは見えません。北側に移動したためでしょう。 ツェルマットから新ティーシュ駅

バス移動(テーシュ→フィスプ→ローヌの谷→マルティニ→フランス国境):
The Bus at Tasch Station 新テーシュ駅の観光バス乗場 09:22 バス出発。渓谷の村シュタルデンまでは氷河特急の線路を見つつ走ることも多い。
09:28 左手の山上に氷河が見える。名前は分からないが、ヴァイスホルンに発する大きいものらしい。一昨日、氷河特急から見上げた時は逆光で良い眺めとは云えないものでした。今朝は順光で高所の氷河がよく見えます。
09:40 聖ニコラス(St.Niklaus)を通過。駅近くの教会の葱坊主の尖塔が目印です。
09:52 シュタルデンの渓谷の橋を渡る。
09:57 この頃、左の斜面にブドウ畑が散在している。標高は恐らく1000mを越えていると思われる。
ローヌの谷
10:05 この頃、フィスプを通過、左折して幅広いローヌの谷を南西に向かう。
10:12 見事なポプラ並木を走る。
10:16 左の山稜に大きなパラボラ・アンテナが数多く固まっていた。
10:20 ローヌの谷は巾広くなり、左の大きな斜面は一面のブドウ畑がある。知られたワイン産地だけのことはある。進行方向の右側(北西側)の斜面に多く、左側(南東側)は少ない。日光の当たり具合や土質の関係があるのでしょう。
ブドウ畑のある大きな斜面は石垣で段々畑になっている。巨大なアンディネス(インカの段々畑)とも表現できるものだった。
10:45 高速道路の公衆トイレに寄る。変わった建物で大きな風車があった。ここからローヌの谷の南端の町マルティニーが遠望できるし、フォルクラ峠の1部と思しき鞍部も見える。
10:58 出発。
フォルクラ峠(Col de la Forclaz, 1526m)を越える
11:06 この頃、マルティニー(Martigny)を通過。ローヌの谷の高速道路から通常の2車線路に入ったのだ。直ぐ上り坂になったが、市街は谷底に細長く広がっている。それなりの規模のある街だった。道路と市街の間の斜面はブドウ畑が多い。しかし、この辺りでブドウ畑は終りとなり、車窓から見ることはなくなった。
日本の山間部の国道と似た雰囲気の峠道を登る。かなり高い所に、北に伸びるローヌの谷の展望台があった。バスは停まらずにドンドン進んだ。
11:23 フォルクラ峠道のピークを越え、下り道となった。左には氷河が見える高山が現れ、なかなかの風景になった。時には道端に展望所が設けられている。さらに下ると教会のある村に出た。ここは未だスイスになる。 ローヌの谷、フォルクラ峠、など

スイス・フランスの国境検問所
11:32 スイスとフランスの国境検問所に到着。ドライバーさんのみ下車しての手続きです。我々はパスポートの提示すらなかった。
11:34 国境検問所を出発。

バス移動( 車窓のフランス・アルプス Franch Alps ):
11:37 この頃、左側にギザギザした岩山が見え始め、風景も飽きないものになってきた。フランスのアルプスは地理的な位置から西アルプスともいう。鋭く天に突き出す岩山(針峰/Aiguille)が多く、荒々しい印象を受けることも多い。それで、○○山とか○○岳と云わず、フランスの呼び方に従って○○針峰と呼ぶ山が多いのです。
ところがフランス語を知らないので、フランス名とそのカタカナ表記の双方に関して適切・不適切が分かりません。それ故、参考サイトなどで使用されたフランス名やカタカナ表記から任意に選んでいます。その点は予めお断りしておきます。ただし、検索エンジンのヒット件数は一応の確認をしています。
知る人ぞ知る西アルプスの山々はシャモニーから東に向かい、

モン・ブラン(Mont Blanc, 4807m/アルプスの最高峰)
エギュー・ド・ミディ(Aiguille du Midi, 3842m)
タン・デュ・ジュアン(Dent du Geant, 4013m/牙状の山容)
グランド・ジョラス(Grandes Jorasses, 4208m)
グラン・コンバン(Grand Combin, 4317m/エギュー・ド・ミディで見え、右にマッターホルン)
エギュー・ヴェルト(Aiguille Verte, 4122m)
エギュー・ドリュ(Aiguille Dru / Drus, 3754m/ツイン・ピーク)
・・・、
モン・ドゥーレント(Mont Dolent, 3820m/イタリア・フランス・スイス3国の国境点)

他にも4000m級の山々が随分とあるようです。見る角度により山容は違って見えますが、多くの登山家や写真家が西アルプスの山々をインターネット上で紹介していますので、興味のある方はウェブ検索または画像検索でご覧ください。

11:40 この頃、左の遠方に白銀のドーム状の高山が見え始めました。その右(西側)にはモニュメント状の岩山が立っている。この丸いモニュメントはピークを2つもつエギュー・ドリュ(別称:ドリュ/ドリュ針峰)といい、別のアングルから見ると天を突く鋭い山容の故にフランス・アルプスの秀峰とも云われ、ロック・クライミングで知られる垂直に近い北壁があるそうです。ネット上で公開されているこの山の写真を拝見すると、U字谷から針のように立ち上がる姿はすごいです。下の写真はバスの車窓から撮ったものですが、全く違うおっとりした姿、しかし間違いなく同じエギュー・ドリュなのです。
Aiguille Verte & Aiguille Drus
谷にアルジェンチエール氷河、雪山はエギュー・ヴェルト(4122m)、その右はエギュー・ドリュ(3754m) エギュー・ドリュの左にある冠雪の山はエギュー・ヴェルト(Aiguille Verte, 4122m)で、その左の谷にはアルジェンチエール氷河(Glacier D'Argentiere)がこちら方向に流れ下っている。実はエギュー・ヴェルトは写真から想像できる単峰ではなく、その後に荒々しくギザギザの岩山が延々と続き、幾つかの高峰を経てグランド・ジョラスに至る。アルジェンチエール氷河はグランド・ジョラスまでの長さはなく、その長い連山の中央辺りから山並みに沿って流れ下っているようです。上の写真ではエギュー・ヴェルトの裏になるが、グランド・ジョラス周辺から流れる何本かの氷河が合流して巨大化し、その下流部はメール・ド・グレース氷河(Mer Du Glace/氷の海)と呼ばれている。フランス最大最長の氷河とされています。アルジェンチエール氷河と異なり、メール・ド・グレース氷河は後退してシャモニー谷の低地から先端を見ることは出来ないようです。
車窓から眺める限り、グリンデルワルトやツェルマットで見るスイス・アルプスの山々と感じが違い、極端な表現をすれば、同じアルプスとは思えません。

西アルプスの山々を飽きずに眺めていたら村があり葱坊主の尖塔を持つ教会もみえました。アルジェンチエール(Argentiere, 1252m) という山岳リゾートの村らしい。ここからエギュー・ヴェルトの中腹までロープウェーがあり、そのケーブルが光った線として見えていた。
11:54 左前方に、素晴らしい山並みとそこから細く長く急斜面を流れ下る氷河が見えてきた。シャモニーに近づいたのです。エギュー・ド・ミディははっきりと見えましたが、残念ながらモンブランの頂上近くは白雲があり何もみえません。何れにせよ、このシャモニーのU字谷の底からはモンブラン頂上は見えない、とされる。代わりに、モンブランから急斜面を流れ下る細長いボソン氷河が印象的です。下の写真はその風景ですが、アルジェンチエール村とシャモニー中心部の中間辺りで車窓撮影したものです。

左の雪の岩山はエギュー・ド・ミディ(展望台あり)、長い氷河はボソン氷河(Glacier des Bossons)、
白雲の中の丸い雪山はドーム・ド・グーテ、その右下の三角山はエギュー・ド・グーテ。
雰囲気が違うシャモニー中心部をしばし走り、レストランに到着しました。 フランス・アルプスの風景

スイスからフランスのシャモニーとエギュー・ド・ミディ展望台を観光するルートは2つ:
(1)マルティニから山道を走り国境を越え、シャモニーへ。観光後にジュネーブに。
(2)ジュネーブから国境を通ってシャモニーに。同じ道でジュネーブに (往復)。
結果論ですが、事情が許すなら、(1)のルートがより多くのフランスの西アルプス風景を車窓から楽しめる、と思います。悪天候なら何れでも同じでしょう。

昼食(シャモニーのレストラン):
Park Hotel Suisse 昼食のレストランはテラス 12:02 小さなホテル(Park Hotel Suisse)は道沿いにオーブン・レストランがある。生垣に囲まれた落着ける作りです。昼食はそのレストランでした。奥の2人用テーブルに座ったが、心地よい場所でした。
飲物はビール1つ(@?)ですが、瓶ではなくグラスでした。ワイン用グラスがテーブルにセットされていたので、それに分けて飲みました。
食事は、生サラダとゼリー風料理(美味)、鶏肉ソテーとポテト、珍しい作りのアップルパイ、でした。ここシャモニーはフランス料理になる。薄味ですが、全体として楽しめた昼食でした。食事が終わると赤い布の屋根を出し、日差しを遮ってくれました。最後の飲物代はユーロで支払いです。
13:00 レストランを出る。 昼食(シャモニーのレストラン)

13:03 バスの待つ駐車場に行く。然程は遠くなかった。エギュー・ド・ミディ展望台のロケット状の建物がよく見え、ボソン氷河が建物越しに近くに感ずるところでした。
13:07 バス出発。ロープウエー乗場はシャモニーの街外れにあるようでした。

エギュー・ド・ミディ展望台、ロープウェーで往復:
エギュー・ド・ミディ展望台を見る(中継駅にて) 13:13 ロープウエーの駅に到着。しかしロープウエー乗場までバスは行けない。手前の駐車場で降り、建物の反対側の正面入口まで歩きました。観光的に有名なこのロープウェーは1955年完成、既に半世紀以上も活躍しているのです。

添乗員Sさんがロープウエーの切符を配布した。集合はロープウェー駅の前に16時15分、それまでエギュー・ド・ミディ往復とモンブラン観光は自由行動です。改札では多少の行列が出来ていたが、問題なく予定のロープウェーに乗れました。

13:30 シャモニー発(Chamonix, 1035m)。
13:35 中継駅・着(Plan De L'aiguille, 2317m)。
中継駅ながら屋外にカフェもあり、展望台も兼ねているようです。
13:45 中継駅・発。
ゴンドラから左手に雪の急斜面がある。そこには登山する人達の姿があった。互いにザイルで身を繋ぎ、ピッケルを使いながら1歩1歩ゆっくり登っている。実にきれいで絵になる風景でした。「若ければ、私も登りたい!」と思わず口から出てしまった・・・。
13:50 ロープウェーの終着駅に到着。ここはエギュー・ド・ミディ北峰(ピトン・ノード/Piton Nord)とされ、その展望台はテラス・シャモニー(Chamonix terrace)という。レストランや土産店もあり、何層もの展望台がある大きな施設ですが、目的の展望台ではありません。

ゴンドラを降りてシャモニー・テラスの建物から中央歩道橋を渡り隣の中央峰にあるエレベーター乗場まで歩く。その途中に分かれ道があり、左に行くとイタリアのエルブロンネル展望台行き3連結ロープウェーの乗場です。我々はSさんから注意を受けたように直進しました。エレベーターの定員は確か10〜15名程度だったと思います。長い行列があり、2回程待ちました。エレベーターは66m上がるのみ、乗る人数も少なく往復に時間はかかりません。エレベーター内の高度表示によると、エレベーター乗場の標高は 3776m、偶然ながら富士山の標高と同じでした。
14:03 この頃エレベーターに乗る。
14:05 この頃、中央峰(Point Central)の山頂テラス(Summit terrace/3842m)に到着。ここが目的のエギュー・ド・ミディ展望台です。ロケット状の塔があり、その周囲360度が見渡せるようになっている。高所のことで寒いが零下ではないし、風も弱いものでした。

シャモニーからの標高差は 2807m もあり、それをたった35分で登ったのです。高山病が心配です。呼吸は頻繁に、動作はスローです。ワイフは我慢できる程度ながら頭痛がし始めたようでした。

展望台に出て直ぐモンブランの方向を見ました。簡単な地図を参考にすると、モンブラン・デュ・タキュル(Mont Blanc du Tacul, 4248m)、次ぎにモン・モティ(Mont Maudit, 4466m)、その次ぎがアルプス最高峰のモンブラン(Mont Blanc, 4807m)になるようです。肝心の主峰モンブランのみが雲の中で見えません。もし見えるなら、モン・モティの後方に白い積雪のドームに見えるモンブラン頂上があるはずです。その僅か右下の稜線は見えるが、肝心の白いドーム状のピークは雲隠れ、最後まで見えなかった。残念です。

エギュー・ド・ミディ展望台から見下ろすロープウェー終点の展望台と約2800mも下にあるシャモニー
諦めて、展望台を一回りして素晴らしいエギュー・ド・ミディの眺望を楽しみました。グランド・ジョラスや離れた高峰には雲があり、100点には程遠いものでした。それでも凄いのです。イタリア行き3連結ロープウェーも丁度見れたし、シャモニーの町も、ボソン氷河も、他の雪原や氷河の数々・・・。ロープウェーからも見ましたが、ザイルで互いを結んで雪の急斜面を登山する人達の姿は印象に残ります。聞くところでは、昨日と今日は登山に適した天候ながら明日からは不適切とされ、昨日から大勢のアルピニストが殺到しているそうです。

エギュー・ド・ミディ展望台から見える山々について細かく言えば、グランド・ジョラスやモン・マレは雲の中でも手前のダン・デュ・ジュラン(巨人の歯)は辛うじて見える。エギュー・ヴェルトはやはり雲で見えないが、その手前のエギュー・ドリュ(?)やエギュー・シャモニー(Aiguillesde Camoni)の垂直に近い立ち上がりは見えました。エギュー・ヴェルトやその右側に連なるレ・ドロワットやレ・クルトは見えなくとも、エギュー・ド・トリオレははっきりと見える。さらなる右に薄い雲を通して微かにグラン・コンパン(?)の姿があった。実はこの山の直ぐ右の遠方に、気象条件が良ければ、三角形のマッターホルンが小さく見えるようです。今日はダメです。素晴らしいとはいえないが、色々と想像できる程度の展望は可能だったのです。
(注:実は西アルプスの山々の名称やローケーションは知らなかった。撮影した写真を確認しながら幾多のサイト(日・英)をオンライン調査して山々の部分を書きました。フー。)

展望台で過ごした時間は17〜18分でしょうか。それでも長いほうでした。多分、我々が最後に降りました。

14:25 エレベーターに乗る。
14:27 この頃、エレベーターから降りる。

次ぎはロープウェーに乗るのですが、しばらくは北峰の展望台テラス・アラヴィ(Aravis terrace)で眺めを楽しみました。エレベーター乗場は北峰から中央峰に行く橋を渡り、その岩山をくり抜いてガラス窓を付けた道になる。改めて歩道橋や窓を横の展望台から見るとスゴイものに感じます。ところが、僅かな時間に雲が降りてきて、先刻までいた山頂テラスのロケット状の塔も見えなくなりました。雲は一段と低いこのテラス・アラヴィをも包み始めた。こうなると何も見えない。我々の観光はぎりぎり間に合ったのでした。
ツアーメンバーが昨夜TVの天気予報を見たら、今日のシャモニーは夕方から雷雨となっていたそうです。当たっているようです。

14:34 建物に入り、案内表示に従ってロープウェー乗場に向いました。想像以上の行列で、かなり待つことになる。列には登山姿も多かった。
行列の少し前に欧米系の若いカップルがいました。男女とも大理石の彫刻が生きて現れたような素晴らしく整った顔立ちで驚きましたが、実は完全装備の登山姿です。共に大型リュックにアイゼン、ザイル、ピッケルと重装備でした。恐らく展望台から見下ろした雪の登山道を登ったのでしょう。女性は元気で周囲の人達と英語で話したりしていたが、男性は登山の疲れか高山病か、明らかにダウンでした。リュックに腰掛けて苦しさに耐えている。こんな時、やはり女性は男性に優しくしています。これは洋の東西を問わないようです。きれいな英語で会話していたが、どこの国の人達か分かりません。

15:00 ロープウェー出発。大型ゴンドラなので20分余の待ちで済みました。
15:20 この頃、シャモニーに着いたはず。もう記録は殆どありません。

しばらくはロープウェー乗場前のベンチで休みました。ここは晴れで日が照っている。展望台で着ていたハーフコートとセーターは脱いでリュックに入れた。それでも暑かった。今日のシャモニーは30度以上です。近くのアイスクリーム・ショップでバニラ・アイスクリーム(@1.20E)を2個買ってオヤツにした。その後、近くの土産店で絵葉書(@0.50E)5枚買った。他のものも物色したが、欲しくなるものは見つからなかった。
15:55 ブラブラ歩きにも飽きて、集合場所近くのベンチで休みました。またエギュー・ド・ミディ展望台の塔が見えている。先刻は一時の曇だったらしい。 エギュードミディ展望台
16:15 点呼の後、バスのいる駐車場に向かう。
16:20 出発。これでシャモニーともお別れです。

移動(シャモニーからジュネーブ):
シャモニーのある大渓谷は氷河の作ったU字谷ですが、ジュネーブに向かうと段々と幅広くなる。途中に巨大なテーブル・マウンテン状の崖が続くところもあり、大きな川も流れている。飽きさせない風景と思います。しかし、空はどんどん暗くなってゆく。
17:00 稲妻が光り、雷鳴がとどろいた。すぐ土砂降りになる。天気予報は当たった。
17:10 フランスとスイスの国境検問所に到着。入国時と同じくドライバーさんの手続きのみで乗客のパスポートは不要でした。
17:15 この頃にジュネーブ市街地になった、と思います。

ジュネーブのミニ観光と夕食(街のレストラン)、ホテルに移動:
Park Hotel Suisse イギリス公園の花時計 17:25 英国公園前で下車。
雨は相変わらず強く降っている。ゆっくり散策どころではなく、レマン湖畔から両岸の建物を見たり、かすかに見える名物の大噴水を眺めてから、花時計に行く。かなり強く降ってきたので写真を撮ってから急ぎバスに戻った。
17:55 出発。
まだ雨は続いていた。ジュネーブ中心部は一方通行や左折禁止などで方向転換が難しいらしい。遠回りしてUターンでした。
18:25 レストランの前で下車、レストランに入る。
飲物はワイン(@?)、食事は野菜スープ、サーモン・キュウリ・ライス、フルーツ・ミックスでした。実はすごい薄味で驚きました。添乗員さんから「ドイツ語圏の食事は塩味ですが、フランス語圏のジュネーブは特に薄味です」とコメントがあった程でした。実はこれがツアー最後の夕食、もうチョット予算の枠をとって頂きたかった。しかし、ワイフに言わせると、「同じサーモン料理を家で食べてるから。東京の人達には丁度よいかも・・・。」 私の意見は賛同されなかった・・・。
19:25 レストランを出る。雷雨は通り過ぎ、やっと車窓からジュネーブの街並みが少し見れました。今夜のホテルはジュネーブ空港近くです。しばし街中を走り空港に向かった。遠くはありません。 ジュネーブ

ジュネーブのホテル(Crown Plaza Hotel/1泊):
Crown Plaza Hotel in Geneve 空港隣接のクラウン・プラザ・ホテル 19:47 ホテルに到着。
新しい建物で、ガラスの明るい正面入口ホールは美術館のように幾つか彫刻を飾っている。今回のツアーでは唯一のデラックス・クラス(5つ星相当)です。

部屋割りが決まるまでロビーの椅子で休みました。全ての観光を無事に終了し緊張がとれたのか、皆さん疲労が色濃く表情に出ています。「女3人寄ればかしましい」と申しますが、意外にも女性6名組みは元気が残り、オネエサン(?)6人のかしまし度は倍どころか2乗にも思われました。賑やかで良かったかも・・・。

時間がかかったが、部屋割りが決まりました。我々は6階の546号室でした。 その後、明日の予定の発表です。いつも通り、コピーも各部屋に1枚づつ配布となりました。
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モーニング・コール(06:00)/荷物出し(6:30)ドアの外/朝食(05:30-)各自/
ホテル出発(07:25)/空港まで5分ていど。
パスポートとイヤホーンを忘れないこと/クリーム状のものはスーツケースに入れること/スーツケース重量は20Kgまで/免税手続きがあるなら、書類と購入品は手荷物/
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以後、エレベーターで各自の部屋に急ぎました。

20:12 部屋に入る。ツインでも隣へのドアーがある作りです。もちろん鍵がかかっている。ウェルカム・スイーツとして一口サイズの板チョコが2つあったし、湯沸しポットと無料のコーヒーや紅茶も用意されている。過不足のないものでしょう。快適で清潔な部屋でした。ランクの高いホテルですが、洗面所のアメニティは基本的なシャンプー・リンス・ボディソープだけでした。化粧品などは各自で持ち歩くのが普通なので十分と思います。白いタオル地のバスローブはありました。
明朝は5時の起床です。シャワーを済ませ、早々に休みました。

ジュネーブのクラウン・プラザ・ホテル(Crown Plaza Hotel/5つ星/1泊)の画像情報は全て1頁にまとめました。 ジュネーブ/クラウン・プラザ・ホテル
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