【北行庵】 HOME旅行記
事例報告/海外旅行中のハップニング
お腹不調、下痢に注意!→ 薬(下痢止め一覧)
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【 目次:ページ内 】
□ はじめに
□ 強力な下痢止めロペラミドの緊急時の使用について
□ お勧め一般用医薬品 ⇒ ロペラミド配合薬
□ 購入できる良く効く下痢止め / 一般医薬品リスト 19種
□ 海外旅行中の下痢予防
□ 海外の体験6例/トルコで良く効く下痢止めを知る
□ 追加情報: 他の人達の体験談など

はじめに Page Head ▲
海外旅行では行く先に関係なく体調を崩しやすい。アジア・中近東・アフリカなどの発展途上国のみならず先進国でもお役に立つこと請合いです。
体調やお腹の不調は個人差が大きいもの。水が合わない、食事が不適切、環境が不衛生、旅の疲労やストレス、その他いろいろな原因でお腹を壊します。いわゆる旅行者下痢症で、「海外旅行者の20〜50%は下痢をする」という情報すらあるのです。細菌性を含め単純な下痢なら手持ちの薬で何とかなることもあるが、下痢に加えて胃痛や腹痛や発熱などがあり重篤な症状なら迷わず直ぐ現地の病院行きです。赤痢など悪性の感染症やアメーバ赤痢など寄生虫による不調など重い感染症かもしれません。海外旅行では体調と飲物と食物には常に要注意と用心です。
個人旅行とパックツアーでは下痢の発生は異なるように思えますが、筆者は双方の旅行タイプで体験ずみです。ツアー参加者の経験や日本での聞込み情報でも食事付きパックツアーですら適切な下痢止めは必需品です。ツアーなら食事による集団発生ではなく、個人的な飲食と体質や体調による発症が多いようです。
筆者は香港、ロンドン、エジプト&トルコで酷い下痢を経験し、トルコで入手したロペラミド(Lopermid)なる止瀉薬(シシャヤク)で辛い酷い下痢症状が短時間で治癒した経験があります。その後の海外旅行は日本の製薬会社によるロペラミド配合薬を持ち歩き、お腹の不調が始まっても、いとも簡単に乗り越えて旅行を楽しんでいます。 当ページでは止瀉剤ロペラミドを主成分とする下痢止めの一覧表を作成し掲載しました。ご利用ください。1種類を選び、海外旅行での携帯を強くお勧めします。
簡単な下痢予防の方法と筆者や他の旅行者の方々の体験談もご紹介しています。

強力な下痢止めロペラミドの緊急時の使用について Page Head ▲

下痢止め商品の主成分名としてロペミン(商品名)、ロペラミド、塩酸ロペラミド、ロペラミド塩酸塩などが使用されるが、当ページでは短い名称「ロペラミド」を用います。他の成分を含む商品はロペラミド配合薬と総称します。
当ページの下痢止め一覧表はセルフメディケーションを目的としたもの。ロペラミドを主成分とした日本とアメリカの一般用医薬品ですが、全てではありません。旅行には1種類の携帯で十分です。自分で決めかねるなら、医師に相談されてロペラミドが主成分の下痢止めと腸内の殺菌薬(抗生剤は難しいかも?)を処方して頂くのも方法です。

実はロペラミドは止瀉薬として強力でも、それ自体に殺菌力がありません。この薬は食中毒や食あたり等では下痢の原因となる細菌や寄生虫を腸内に留めるリスクが高く、下痢を止めないほうが良いという医学的アドバイスになりがちです。強力なロペラミドの服用は慎重に、ということです。でも服用しないと頻繁に、「ト、トイレは何処?」

海外旅行中の状況は日本国内と大きく異なります。  移動中の旅行者下痢症は体験的には非常に苦しく、 同時に個人旅行で行程変更するのも、ツアーから離団して病院に行くのもいろいろ難しさを伴います。入院や自己負担での帰国も大変です。しかし並の下痢ではないと直感したら即病院が望ましい。 単純な下痢なら、まず強力な薬を1〜2回(または数回)服用して下痢を止め、腹痛や発熱、悪寒、その他の体調異常がなければそのまま旅行を続ける。つまり治った。残念ながら下痢や体調不全が残っているなら現地の病院に行くなど次の方法を急ぎ考える。 ロペラミド(または配合薬)の初回服用後、その判断に必要な時間は半日以下が多く(体験と聞込み)、万一長くとも1日半でしょう(製薬会社は最大3日服用、が多い)。 この2段構えの対処法が体験者としてお勧めです。
以上は医師、薬剤師、製薬会社などのご意見とは違うかも知れません。旅行好き体験者の単なる参考意見です。YEA/NAY はご自由です。

お勧め一般用医薬品 ⇒ ロペラミド配合薬 Page Head ▲

一般用医薬品(OTC医薬品)として1989年に市販され始めたロペラミド配合薬は「マルピー下痢止めS(販売終了品)」。その成分はロぺラミド、ベルべリン塩化物、アクリノール水和物の3種でした(後ろ2種は殺菌作用)。その後、販売製造会社や商品名が変わりました。2017年末では次の4種類が当初の「マルピー下痢止めS」に酷似の薬になります。これらは強力なロペラミドに加えて同じ2種の殺菌薬(コーワは更に2種の成分)が配合されており、海外旅行にお勧めできる、と考えます。体験的な効果は適切で1回の服用で下痢やその直前の変調が収まったことが何度もありました。

トメダインコーワ錠
トメダインコーワ錠
下痢止め
イストロン/ファスコン/ダルテノン 下痢止め
しかし、後述のトルコでの下痢は LOPERMID というロペラミド単剤の服用2回で治りました。それで一覧表のロペラミド単剤でも同様な好ましい効果があると考えます。
配合薬か単剤の何れでも、海外旅行では必ず1種類は携帯しましょう。

良く効く下痢止め / 一般用医薬品リスト Page Head ▲

表中の薬品数: 19種類
薬の形状: タブレット(錠剤):10/カプセル:3/カプレット:1/シート(水なし服用):5
薬タイプ: ロペラミド単剤:11/ロペラミド配合薬:8

項目 市販の第2類一般医薬品( 2017年12月 再調査 )
商品名トメダインコーワ錠剤
販売/製造興和
商品内容1箱18錠(3日分)
成分/3錠中 ロぺラミド(0.5mg)/ ベルべリン塩化物(40mg)/ アクリノール水和物(40mg)/ シャクヤク末+ゲンノショウコ末(250mg)
添加物多数
服用法15才以上・服用可/日2回/1回3錠/水か湯で服用/服用間隔4時間以上
コメント ベルべリン〇は抗菌作用のある下痢止め、アクリノール〇は殺菌剤、とされる。
商品名 トメダインコーワ フィルム
販売/製造興和
商品内容1箱6枚/シート(3日分)
成分/2枚中 ロぺラミド(1.0mg)
添加物多数
服用法15才以上・服用可/日2回/1回1枚/水なし/服用間隔4時間以上
コメント 財布や名刺入れで携帯でき、緊急時に便利。殺菌薬は含まれていません。
商品名 イストロン下痢止め
販売/製造販売:京都薬品ヘルスケア/製造:前田薬品工業
商品内容1箱12錠(3日分)
成分/2錠中 ロぺラミド(0.5mg)/ ベルべリン塩化物(40mg)/ アクリノール水和物(40mg)
添加物多数
服用法15才以上・服用可/日2回/1回3錠/水か湯で服用/服用間隔4時間以上
コメント ベルべリン〇は抗菌作用のある下痢止め、アクリノール〇は殺菌剤、とされる。
商品名 イストロン下痢止めフィルム
販売/製造販売:京都薬品ヘルスケア/製造:ツキオカフィルム製薬
商品内容1箱6枚/シート(3日分)
成分/2枚中塩酸ロぺラミド(1.0mg)
添加物多数
服用法15才以上・服用可/日2回/1回1枚/水なし/服用間隔4時間以上
コメント 財布や名刺入れで携帯でき、緊急時に便利。殺菌薬は含まれていません。
商品名 ファスコン下痢止め
販売/製造販売:京都薬品ヘルスケア/製造:前田薬品工業
商品内容1箱12錠(3日分)
成分/2錠中 ロぺラミド(0.5mg)/ ベルべリン塩化物(40mg)/ アクリノール水和物(40mg)
添加物多数
服用法15才以上・服用可/日2回/1回3錠/水か湯で服用/服用間隔4時間以上
コメント ベルべリン〇は抗菌作用のある下痢止め、アクリノール〇は殺菌剤、とされる。
商品名 ファスコン下痢止めフィルム
販売/製造販売:京都薬品ヘルスケア/製造:ツキオカフィルム製薬
商品内容1箱6枚(3日分)
成分/2枚中 ロぺラミド塩酸塩(1.0mg)
添加物多数
服用法15才以上・服用可/日2回/1回1枚/服用間隔4時間以上
コメント 財布や名刺入れで携帯でき、緊急時に便利。殺菌薬は含まれていません。
商品名 ピタリット
販売/製造大正製薬
商品内容1箱12錠(3日分)
成分/2錠中 ロぺラミド(0.5mg)/ ベルべリン塩化物(75mg)/ ビオヂアスターゼ2000(45mg)/ チアミン硝化物(7.5mg)/ リボフラビン(3mg)/
添加物多数
服用法15才以上・服用可/日2回/1回2錠/水か湯で服用/服用間隔4時間以上
コメント -
商品名 イノック下痢止め
販売/製造湧永
商品内容1箱8カプセル(4日分)
成分/2カプセル中 ロぺラミド(0.5mg)
添加物乳糖/セルロース/ステアリン酸Mg
服用法15才以上・服用可/日2回/1回1カプセル/水か湯で服用/服用間隔4時間以上
コメント -
商品名 ロペラマックサット
販売/製造佐藤製薬
商品内容1箱6錠(3日分)
成分/2錠中 ロぺラミド(1.0mg)/
添加物多数
服用法15才以上・服用可/日2回/1回1錠/服用間隔4時間以上
コメント 口の中でサッと解ける錠剤、ということです。
商品名 ペロット下痢止め
販売/製造ゼリア新薬
商品内容1箱4枚(2日分)
成分/2枚中 ロぺラミド(1.0mg)/
添加物多数
服用法15才以上・服用可/日2回/1回1枚/服用間隔4時間以上
コメント 口が乾いているなら水またはお湯で服用、とのことです。
商品名 イストサン下痢止めLP
販売/製造米田薬品
商品内容1箱12錠(3日分)
成分/2錠中 ロぺラミド(0.5mg)/ ベルべリン塩化物(75mg)/ ビオヂアスターゼ2000(45mg)/ チアミン硝化物(7.5mg)/ リボフラビン(3mg)
添加物多数
服用法15才以上・服用可/日2回/1回2錠/水か湯で服用/服用間隔4時間以上
コメント 米田薬品が製造販売の「ガロヘパン下痢止め」は同じ止瀉薬のようです。添加物が僅かに異なるかも知れませんが、未確認です。
添加物は未確認ですが、成分は大正製薬のピタリットと同じようです。
商品名 ピシャット下痢止めOD錠
販売/製造販売:大幸薬品(ラッパ印)/製造販売:テイカ製薬
商品内容1箱12錠(6日分)
成分/2錠中 ロぺラミド(1.0mg)
添加物多数
服用法15才以上・服用可/日2回/1回1錠/水または湯で服用/服用間隔4時間以上
コメント 口で溶かしてのめる、そうです。
商品名 ダルテノン下痢止め
販売/製造日邦薬品工業
商品内容1箱12錠(3日分)
成分/4錠中 ロぺラミド(1.0mg)/ ベルべリン塩化物(80mg)/ アクリノール水和物(80mg)
添加物多数
服用法15才以上・服用可/日2回/1回2錠/水または湯で服用/服用間隔4時間以上
コメント ベルべリン〇は抗菌作用のある下痢止め、アクリノール〇は殺菌剤、とされる。
商品名 ダルテノン下痢止めフィルム
販売/製造日邦薬品工業
商品内容1箱6枚(3日分)
成分/2枚中 ロぺラミド(1.0mg)/
添加物多数
服用法15才以上・服用可/日2回/1回1枚/服用間隔4時間以上
コメント 水なしで服用できる舐剤、携帯に便利です。
商品名 シグナル下痛止め
販売/製造エスエス製薬
商品内容1箱8カプセル(2日分)
成分/2カプセル中 ロぺラミド(0.5mg)/
添加物多数
服用法15才以上・服用可/日2回/1回2カプセル/水または湯で服用/服用間隔4時間以上
コメント -
商品名 クールストップ下痢止め薬
販売/製造日本薬剤
商品内容1箱12錠(3日分)
成分/4錠中 ロぺラミド(1.0mg)/ベルベリン塩化物(80mg)/カアメガシワ末(150mg)
添加物多数
服用法15才以上・服用可/日2回/1回2錠/水または湯で服用/服用間隔4時間以上
コメント ビサット下痢止め薬と販売会社は同じ、3成分も同じです。
商品名 ビサット下痢止め薬
販売/製造日本薬剤
商品内容1箱12錠(3日分)
成分/4錠中 ロぺラミド(1.0mg)/ベルベリン塩化物(80mg)/生薬カアメガシワ末(150mg/腸粘膜を保護)
添加物多数
服用法15才以上・服用可/日2回/1回2錠/水または湯で服用/服用間隔4時間以上
コメント クールストップ下痢止め薬と販売会社は同じ、3成分も同じです。
商品名 アンチ・ダイアリール(下痢止め)/Anti-Diarrheal
販売/製造GNP(原産国:アメリカ)
商品内容1箱12/24/48カプレットの3種
成分/1カプレット中 ロぺラミド(2mg)/
添加物多数
服用法15才以上・服用可/日2回/初回2カプレット、次回後1カプレット/水または湯で服用/最大服用量は日に4カプレット/服用間隔4時間以上
コメント 入手は個人輸入業者に依頼。
海外旅行中に購入なら、アメリカ薬品が日本製より購入し易いかも知れない。
商品名 イモジウム/Imodium A-D
販売/製造販売:McNeil Consumer Healthcare/製造:Janssen-Cilag(?)(アメリカ)
商品内容1箱6/18/30カプセルの3種
成分/1カプセル中 ロぺラミド(2mg)
添加物多数
服用法15才以上・服用可/日2回/初回2カプセル、次回から1カプセル/水または湯で服用/服用間隔4時間以上
コメント 入手は個人輸入業者に依頼。
商品名 Imodium は多くの製薬会社が販売している。
海外旅行中に購入なら、アメリカ薬品が日本製より購入し易いかも知れない。
以下はネット検索で見つかる事もあるが、既に生産や販売はされていません。
中外下痢どめ:(中外製薬) ← 販売終了
マルピー下痢止めS(旧大日本製薬) ← 販売終了
セレデート(興和) ← 販売終了
マルチエ―ス下痢止め(興和) ← 販売終了
注1: 一覧表の内容の多くは製薬会社の該当薬品ページから入手し、手入力です。
注2: 添加物や副作用、使用上の注意、価格などの詳細は検索エンジンで調べてください。
注3: ネットでは指定第2類と第2類の表示が混在、商品毎に要確認です。ネットで購入できます。  ( 厚生労働省「指定第二類医薬品」、平成27年1月22日最終改正(PDF)、の52番目にロペラミドがリストされています。)
注4: 化学薬品名ロペラミド塩酸塩の英語は、Loperamide hydrochloride/Loperamide HCI。
通称的には商品名で Imodium とも言うらしい。
注5: 食中毒など細菌性の下痢ならロペラミドの使用は不可、のようです。下痢を止めると病原菌が体内に留まることで症状が悪化しやすくなる、とされます。配合薬の場合の適否は分かりません。直ぐ病院行きでしょう。
注6: 血便だったり、嘔吐や胃痛があるなら服用しないこと。
注7: 下痢を止めないなら(止まらないなら)、脱水症状とその悪影響に要注意、とされます。
注8: ロペラミドは1969年にベルギーで発見され、1973年から販売されたようです。日本では処方薬のみでしたが1989年に第2類スイッチOTC(Over The Counter)医薬品として市販され始めました。知る限り、世界的に使用される薬の1つのようです。
注9: 下痢に関する簡単な英語
下痢/diarrhea/loose bowels/
下痢止め/a medicine for diarrhea/
下痢気味です/I have a touch of diarrhea.
下痢をする/suffer from diarrhea/have loose bowels/
続けざまに下痢をする/have repeated attacks of diarrhea/have repeated evacuations of the bowels

海外旅行中の下痢予防 Page Head ▲
海外旅行中にお腹の不調で下痢止めを使うより、異常なく元気なのが一番です。
何時も体調維持を心がけ、過度な疲労や心労は避け、リラックス気分で旅行を楽しむようにして下さい。異文化と異質な環境によるストレスは好奇心で克服できるかも?
  • 原則として現地の生水は飲まず、ミネラルウォーターを使用する。
    不衛生な国や地域ではうがいや歯磨きにもミネラルウォーターを使用する。
  • 海外のミネラルウォーターは銘柄による硬度差がある。硬度の低い( Ca+Mg が120mg以下/L )の軟水に近いものを購入する。
  • やむを得ない時は、生水は必ず沸騰させてから使用する。
    アメリカやカナダ、日本などの水道は「飲用禁止」と書いてなければ普通は飲める。欧州の国は様々で水道水は硬水が多く、沸騰させると飲める国がある程度です。世界的に水道水をそのまま飲める国は少数といいます。
  • 手を時々よく洗う。代わりに消毒剤入りウエットティッシュの使用も可。特に食事前は必ず手を清潔にする。
  • 不衛生な国や地域では、生サラダ、カットフルーツ、氷、アイスクリーム類はさける。さらに生魚、生肉、生卵なども口にしない。火を通したものだけOKです。
  • 強いスパイス料理も日本人には不向きなことが多いので少なめに・・・。
  • 屋台や格安料理屋は現地の人は大丈夫でも旅行者には無理な場合があり十分に用心する。
現地に夕方から夜に到着すると当日分のミネラルウォーターの購入に困ることがある。未使用の新しいミネラルウォーターやお茶のペットボトルは数本なら航空会社に預けるスーツケースに入れていけます。口を一度でも開けたボトルはダメ、念のため。

海外の体験6例、
トルコで良く効く下痢止めを知る
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1996年 香港旅行(フライト&ホテル、半日観光付き):
3泊4日の香港旅行、到着直後の半日観光を除き自由行動です。食事はほぼ全てが自前。ホテルのレストランや街の中華系レストランで3食を済ませた。しかしお腹が不調になった。大衆薬の臭い丸薬などを飲んだが効果なし。街のホテルやレストランや大型店のトイレを頻繁に借用しながら何とか観光予定をこなした。帰国の機内でも不調だったが、日本に帰国したら直ぐ治療せずに良くなりました。
1998年 ロンドン旅行(フライト&ホテル):
滞在型ロンドン旅行、同じホテルに6連泊で朝食付きです。観光と昼夕の食事は全て自己プランでした。初めてのロンドン、ヴァッキンガム宮殿の内部参観やカンタベリー大聖堂まで列車の日帰りなど楽しめました。
旅行記には書かなかったが、実は滞在の中頃からお腹を壊し辛い思いでした。日本から持参した丸薬等は全く効かず、頻繁にあちこちのトイレを借用し何とか凌ぎました。帰国の機内でも度々もよおし、スチュワーデスに変な顔をされたり、いろいろ辛かった記憶があります。幸い単純な下痢で、今回も日本に帰国したら直ぐ自然に治りました。
その後、数年間
海外旅行でお腹の異常は発生しなかった。
2002年 エジプト&トルコ旅行(3食付きパックツアー):
事前情報による用心
大手旅行会社の添乗員付きで3食付きのパック旅行です。普通ならお腹の心配はしない。しかしインターネット情報によると下痢が頻発するエリアのようでした。多くの体験事例に接しました。
エジプト航空機が関空を出発した後は、生もの(サラダ、果物、ジュース)は避けました。現地ホテルのビュッフェ朝食ではシリアルに牛乳、ドライフルーツ、ヨーグルト、パン、コーヒーで済ませた。サラダ、果物、ジュースは我慢です。 間食は無しか日本から持ってきたもの。飲み水はミネラルウォータのみ、歯磨きすらミネラルウォータを使用した。他のメンバーの多くはサラダ、果物、ジュースも食べていたようでした。
事前のインターネット情報に基づき、病院の下痢止め処方薬(弱い薬、効かなかったら現地の病院に行くこと、と指示あり)、総合胃腸薬2種、正露丸、赤ちゃんのお尻ふきを携帯しました。
エジプトに始まり、トルコでも続いた
エジプト観光前半の2日間は無事ながら、トルコに行く日の朝5時に下痢が始まった。病院の処方薬は食後の服用です。気休めに総合胃腸薬を飲みましたが・・・。朝食の時間までにもう1度トイレ・・・。何時も通りの簡単な朝食を済ませ、「効いて欲しい」と祈る気持ちで処方された下痢止めをのみました。
その後、ホテル出発までに2度、カイロ空港で1度、飛行機で1度、イスタンブール空港で1度、バスの休息停車で1度、・・・。水しか出ない。腹痛と発熱はなく、単純な下痢のようです。毎食後に病院の処方薬を服用しても、容態の改善はなかった。 オンライン旅行記のアドバイスにあった、「赤ちゃんのお尻拭き」を持っていった。もし無ければ、お尻がヒリヒリと痛み二重苦を味わったことでしょう。ウオッシュレットなど日本以外では先進国にすらありません!
トルコの最初のホテルに到着、直ぐ夕食でした。軽く済ませ早めに自室に引っ込みました。その夜もトイレ通いは続いた。就寝前、試しに大量の総合胃腸薬をのんだが、何の効果もありません。翌日の朝もお腹の調子に変りありません。病院の薬に加えて、効果なしと知りながら正露丸をのみました。やはり何の変化もありません。
トロイとベルガマの観光後、昼食は柔らかいパスタと野菜の煮込の少量で済ませた。直ぐトイレ行きです。自分の体力が無くなるのが分かる状態でした。
気付いたトルコ人現地ガイドさんが民間療法「トルコ・コーヒーを生レモンジュースで溶かしたもの」を飲ませてくれた。昼・夜・翌朝と3回飲んだが残念ながら効かなかった。
本来なら、遅くともここで添乗員さんに相談して現地の病院に行くべきでしょう。
トルコの下痢止め「ロペラミド」
トルコ3泊目の午前に、インターネット情報の「現地の薬が効く」を思い出した。現地ガイドさんにお願いして、トルコで販売されている下痢止めを購入してもらいました。ガイドさんの友人が動いてくれ、昼食時にレストランまで届けてくれました。それが次の薬です。
lepermid
トルコの下痢止め
商品名:LOPERMID tablet
(ロペラミド/日本名・ロペミン)
薬品名:Loperamid HCI 2mg
成分:ロペラミド塩酸塩(単剤)
製造または販売会社:saba
説明書:トルコ語(ローマ字でも意味不明。)
2錠づつ2回の服用で下痢は治りました
2013年の価格は「トルコ+ドバイ」にあり。
2002年にこの薬は 1,000,000トルコリラ(約80円?)、チップは 500,000トルコリラ(約40円?) でした。あまりにも小額なので応対したワイフはガイドさんに確認した。「それで良い」との事だったそうです。親切と手間を考えると、チップをはずむ事もせず、ガイドさんにお礼もせず、今でも申し訳なく気の毒な思いがします。感謝あるのみ。
「ロペラミド」服用後
昼食後、ロペラミド2錠を直ぐ服用です。夕食まで何の変化もなかった。夕食後の服用でお腹の調子ははっきりと変わり始め、就寝前にはすっかり落ち着きました。2回の服用で治ったようです。エジプトで下痢の発症から3日目の遅くでした。翌日の朝は普通通りです。しかし万が一を考え、朝食後に2錠を服用しておいた(注:後日に読んだ製薬会社ページは「下痢が止まったら服用中止」でした)。
実感は、今までの辛さ苦しさは一体何だったのか!? それから帰国までお腹に変調はなく、快適な旅行となりました。帰国後も大丈夫でした。
旅行者の立場
日本に帰ってから、内科の医師にこの事を話しました。「下痢は無理やり止めると、いろいろ・・・。」 医学的には重大な問題がありうるのでしょう。医学知識のない筆者でも少しは推察できる事柄です。
年月が過ぎ、2014年現在では、「ロペラミドで下痢を止めると菌が体内で生き残る」などと問題を指摘するインターネット上のページも少し増えているような気がします。赤痢などの悪性菌や寄生虫による重篤な感染症への警告と思いますが、・・・。
長期の海外旅行や滞在型旅行ならいざ知らず、動き回るパック旅行や短期・中期の個人旅行なら、旅行先での単純な下痢(自己判断)は止めるしかありません。そして、下痢が治まった後の体調次第で現地の病院にいくか帰国後に日本の医師に診てもらうのが可能な選択肢でしょう・・・。もちろん腹痛や発熱や血便などの異常があったら、直ぐ現地の病院です。
体験者としては、海外での下痢は非常に苦しいものです。しかし重篤な感染症に因る下痢よりも単純な理由の下痢が遥かに多く発生するような印象を持っています。例えば、日本人旅行者は外国の屋台で飲食すると下痢になり易いようですが、現地の人達は大丈夫らしい。この場合、悪質な感染症の下痢とは違うように思えます。
海外旅行者は時間と精神力を使って準備を進め、高額の旅費を払込み、そして旅行そのものを楽しんでいる最中です。現地の病院に行くと、一時的にツアーから外れることもある。最悪の場合は離団が求められ、自費(条件を満たせば旅行保険 ? )で帰国です。下痢程度で大きな犠牲を払う訳にはいかないのが普通と思います。
これが実態!
ツアーはトルコ旅行を終えて、再度エジプト旅行(後半)となった。ところが、前半のエジプト旅行とは異なり、昼食・夕食後のバスは正露丸の臭いが強烈でした。かなりの参加者がお腹の不調を体験中のようでした。
2005年 インド旅行(3食付きパックツアー)
インド旅行の前にオンライン調査でロペラミド配合の日本製の下痢止めを知りました。確か、政府系サイトで紹介されていた。その薬を購入し、海外旅行では必ず携帯しました。服用は当インド旅行を含め全体で3旅行でした。
インド旅行5日目のタージマハル廟でお腹がグルグル鳴り始めた。直ぐにロペラミド配合薬を飲んだ。1回の服用で治まりました。さらに7日目アンペール城の後、デリーに向かうバスでお腹が妙な感じになった。直ぐロペラミド配合薬を服用する。やはり1回の服用で治まりました。その後の移動や帰国後もお腹の異常はありません。
2006年 ロシア旅行(3食付きパックツアー)
ロシア旅行3日目(ウラジーミル、スズダリ観光)では朝から5名が下痢、その内2名は重症でした。我々2名は幸い無事でした。6・7日目(サンクト・ペテルブルグ)でも半数近くらしいが、お腹を壊した。添乗員さんの非常用下痢止めは上げたので底をついたそうです。私もサンクトペテルブルグ観光中にトイレに飛び込む事態になりましたが、直ぐ手持ちロペラミド配合薬を服用、その1回2錠で平常に戻りました。ロシア・ツアーでの集団的下痢は珍しいそうです。原因は不明。詳しくは最後の 体験談集|ロシア にあります。
2010年 フランス旅行(3食付きパックツアー)
フランス旅行4日目の午前のこと、お腹がグルグルと鳴り始め調子が少し妙になってきた。ロペラミド配合薬を服用、1回で治まりました。原因は多分疲れと思います。
北行庵の長年(1995-2017)に渡る海外旅行の結論
以上の下痢の体験談でお分かり頂けたことと存じますが、 海外旅行中のお腹の不調は、基本的には殺菌剤を含む塩酸ロペラミド配合薬1種(処方薬もあり)と総合胃腸薬1種程度で対処できる、と考えます。もちろん個人差があり、処方薬を含む必要な消化器系の医薬品は持たざるを得ません。
何時も同行のワイフは下痢を訴えたことがない。個人差は大きいものです。
書き辛いことながら、他の人達からの聞込みもあり念の為、私の場合は日本で人気の"正露丸"が海外で下痢に効いたことは一度もありません。推察ながら、多くの信奉者は下痢になったら失望(苦しい旅)の確率が高いことでしょう。他の弱いタイプの止瀉薬でもこれと同じような結果かも知れません。

追加情報: いろいろな体験談など Page Head ▲
以下の事例集では、下痢止め医薬品を「ロペラミド配合薬」としていますが、実際には既に販売中止になった市販品が多い。しかし現在も異なる薬品名で類似の薬が市販されています。「ロペラミドと殺菌薬を配合した下痢止め」と解釈してお読みください。
下痢は食中り、水中り、疲労とストレス、細菌、ウィルス類、寄生虫、カゼ、他の体調変化など様々な原因で発生するようです。それを御留意の上、以下の事例を御覧ください。
インドエジプトモロッコ中国ロシアカンボジアエジプト
フランストルコ+ドバイアメリカ東部
体験情報や事例をお知らせください。 ⇒  メール


追加情報 (インド旅行/体験)
2005年3月2日〜9日、インドの北部を旅行しました。衛生環境と食べ物は聞いていた通りです。ミネラルウォーター以外の水は飲まない、生野菜やカットした果物は食べない、よく加熱した料理のみ食べる、食事前には洗うかウェット・テシューで必ず手を清潔にする、プールでは泳がない、等々を厳守する必要がある。もちろん、これらインド旅行の原則は守った。しかし、食べ物が合わなかったのか、それとも疲労とか風邪なのか、暑さで大汗をかいたためか、理由は分かりませんがインド出国日(8日夜)の午前に下痢がはじまった。直ぐに「ロペラミド配合薬」2錠を服用しました。昼食は形だけにとどめ、最初の服用から4時間後(最小服用間隔)に再び2錠を飲みました。その後、お腹の状態は次第に回復しました。夕方に到着したデリー空港ではもう通常の状態に戻っていたのです。帰国便の機中でも異常は全くなく、快調でした。
中近東諸国とインドは陸続き、比較的近い地域と見なせます。トルコの下痢止め Lopermid と同じ成分(塩酸メペラミド)を含む「ロペラミド配合薬」が、私の場合にはインドでも良い効果がありました。
(2005年3月13日 追記)


追加情報 (エジプト旅行/聞込み)
2005年6月にエジプト8日間のツアーに参加した知り合いの御夫婦がいました。事前に各種のアドバイスをワイフが話していたようですが、その1つに「ロペラミド配合薬」の携帯がありました。
やはりエジプト旅行中に下痢にやられたツアーメンバーがいたそうです。適切な薬を持ってきていなかったので「ロペラミド配合薬」の何回分かを分けてあげたそうです。その後、当の知り合いの奥さんもお腹の調子を崩し、同じ薬を服用したそうです。お二人は共に2回(合計4錠/1人)の服用で治ったとうかかいました。
エジプト旅行の最中、食後の観光バス車内は「正露丸」の匂いが相当なものだったそうです。これは我々のエジプト旅行での経験と合致しています。
(2005年7月3日 追記)


追加情報 (モロッコ旅行/投稿情報/メール文)
メール文を掲載させて頂きます。
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海外旅行記を楽しく拝見しました。 実は毎年ゴールデンウイークに妻と二人で海外旅行を行っており、今年は「トルコ」旅行を計画しております。 参考になるHPを検索していて貴HPにたどり着きました。
非常に几帳面な記録記載で驚きました。と同時に参考になりました。
私も以前モロッコで家内ともども下痢になやまされ食事もろくに取れず大変悔しいおもいをしました。 現地で医者にお世話になりましたが全快しないまま帰国しました。 帰国後医者の診断では下痢といっても細菌性のものもあり市販薬ではダメだろうといわれました。
そんなこんなで本HPに記載されていた「下痢止め薬」の項は大変うれしく思いました。 早速さがしてみようと思っております。
トルコ以外の旅行記も事細かく記載されており、旅行ブックが不要な位です。 今後の旅行の参考にさせていただきます。
(2006年3月2日 発信・受信)


追加情報 (中国旅行/聞込み)
2006年7月のこと、中国は四川省の世界遺産をパックツアーで楽しまれた御夫婦の経験です。お腹が不調になりかかった初期の緩くなった状態で直ぐ「ロペラミド配合薬」を飲んでおいた。1回の服用で平常の体調に戻ったそうです。中国も検索エンジンで調べると「旅行者の下痢」が多発する国、下痢止めの携帯が必要です。
(2006年7月10日 追記)


追加情報 (ロシア旅行/体験)
2006年8月下旬にロシア連邦(ヨーロッパ)を旅行した。他のヨーロッパ諸国と同じく、ロシアでも生水は飲めません。ミネラル・ウォーターの利用となる。
参加したツアーは3食付きでした。朝食はホテルでバイキング形式、ミネラル・ウォーターやジュース等々飲物は十分です。昼食と夕食は街のレストランだったりホテルだったり、しかし常にミネラル・ウォーターが1人1本づつテーブルに置いてあった(持帰り自由)。個人的にも日本から持込んだり、現地で購入したり、水道水を飲用する必要は全くなかった。メンバーは生水は飲まなかったと云えるでしょう。

ロシアに到着しモスクワ観光を済ませた後の3日目(ウラジーミル、スズダリ観光)、朝から酷い下痢になった人が5名も発生しました。食事もとれず、2名は移動のバスの後部座席で横になる程に体調が崩れた。持参の下痢止めを服用しても、短時間(半日〜1日程度)で治まった人はおらず、数日かけて症状が軽くなった人がいた程度だったようです。
ところが、6・7日目(サンクト・ペテルブルグ)、又々お腹をこわした人達が続出。どうやら参加者の半数程度だったらしい。薬の種類は知りませんが、手持ちの下痢止めは効果なく、あるいは飲みつくし、最後には添乗員さんの手持ちの薬も無くなる状態でした。ホテルの医院に行ったメンバーが居たかも知れませんが具体的には知りません。
実は筆者もサンクト・ペテルブルグ観光初日の午前にお腹の調子が悪くなり駆け込みました。直ぐマルビー下痢止めSを2錠のみ、これだけで時間と共に正常に戻ったのです。

我々にはそれ以上の問題はなかった。手持ちの「ロペラミド配合薬」に計算上は僅かな余裕があり、早くから調子を崩し手持ちの薬で治まらない男性1人に2回分(4錠)を分けてあげました。この薬のことは知っていて、かなり喜んだ様子でした。使用結果として効果は明確でしたが、2回のみの服用では完治しなかったようでした。もう1〜2回分を上げれると良いのですが、我々2名分の確保のため無理でした。後日メールで知りましたが、帰国まで不調で日本の病院で診てもらって治したそうです。
ツアー後半では食後のバス車内で「正露丸」の臭いもしましたが、この人気の丸薬はやはり外国での下痢には効果がないようです。

ロシア・ツアーで下痢の大量発生は添乗員さんも聞いたことがないそうです。時折、体調の聞取りをしていました。帰国後に検索エンジンで調べても、下痢経験の個人報告は多少はあるが、欧州全般なみに「生水を飲むと下痢する」程度の注意が多いといえる・・・。
通常なら心配のない地域の旅行でも、「常に効果的な下痢止めは必ず携帯すべし」と実感させたツアーでした。

蛇足: 下痢になった人とならなかった人が混在し、原因も分からなかった。それで、間違いかも知れませんが 「カゼだったのでは?」とも思っています。手持ちの下痢止めに効果が無く、ロペラミド系の下痢止めが入手できないなら、全くの非常手段ですが総合風邪薬を試すのも一法かも知れません。眠くなりますが・・・。


追加情報 (カンボジア旅行/聞き込み)
2008年3月、アンコールワット見学を主とするカンボジア・ツアーに参加した御夫婦の話です。現地の日中は気温38度・湿度80%で不快指数の高いもの、そのような環境で団体としての観光スケジュールをこなしていた。
その後半らしいが、ご主人がお腹を壊しました。「ロペラミド配合薬」の服用で下痢はなんとか治まった。しかし、その後は腹痛で観光を取りやめホテルで休む状態がつづいたそうです。滞在最終日だったので、旅行会社と相談して現地ではなく帰国後に日本の病院に行くことになった。 (注:この状況下では、現地病院で受診し入院になるとツアー離団のうえ個人負担で帰国です。旅行保険加入なら費用は保険会社もち。)
日本の病院では「カゼの菌が腸まで入ったため」と診断したそうです。簡単に完治したと聞いています。
(2008年4月6日 追記)


追加情報 (エジプト旅行/聞き込み)
2010年2月、親族3名でエジプト・ツアーに参加された人達の話です。ワイフは準備として「(1)「ロペラミド配合薬」、(2)水と茶のボトル、(3)古く汚いお札用の安いビニール袋(財布代わり)、以上3点の携帯」を強く勧めておいたそうです。これらの3点は全て携帯、セレデートは2箱持って行ったらしい。
エジプト北部に加えて列車でルクソールなど南部も訪ね、日中の気温は35〜36℃にもなったらしい。やはり体調管理が難しく、3人の全員が「ロペラミド配合薬」を服用する状態になった。一度の服用で治まった時もあったらしい。「よく効いた」との評価で、「助かった」と感謝されたようでした。
(2010年4月16日 追記)


追加情報 (フランス旅行/体験)
2010年11月、フランスは先進国中の先進国、衛生環境や食事内容は心配のない国とされます。当初から硬水の水道水は避けてミネラルウォーターの購入でした。今月3日に自宅を出てからそろそろ時差はとれる頃になったが、反面、旅行の疲れが出始める4日目の午前のこと、お腹がグルグルと鳴り始め調子が少し妙になってきた。トイレでは下痢の僅か手前の緩いものでした。
疲労が原因と思いましたが、放置すると重くなりそうです。直ぐにロペラミド配合薬2錠を服用しておきました。2時間ほどでお腹のグルグルは無くなり、その後は帰宅まで問題はなかった。
(2010年10月15日 追記)


追加情報 ( トルコ旅行+乗継ドバイ/メール )
2013年5月、日本からドバイ経由でトルコに飛び、個人でトルコ旅行をされたご夫婦からメールを頂きました。 トルコでご主人がお腹をこわし、下痢止めを現地の薬局で購入されました。薬局が適切と考えた抗生剤も渡してくれたそうです。服用後は回復され、辛い思いをされましたが、思い出の1つとなっているご様子です。有益な内容を含んだメール文を以下に掲載(公開許可取得済み)いたします。

2013年5月19日付けメール:
『 (前略) 今年4月末にトルコへ旅行した際、夫が下痢で寝込んでしまいました。
原因は恐らく生野菜のサラダと、体調が弱っていたことと思われました。
トルコはあまり英語も通じず、私もトルコ語ができないので対処に困り果てながら検索していたところ、北行庵さんのHPにたどり着きました。そこにあった下痢止めのロペラミドといくつかのトルコ語(下痢、抗生物質など)をメモし、それを薬局で見せると、ロペラミドと抗生剤も飲んだ方がいいと言われ、その二つを買う事にしました。二つあわせて20リラ(1200円弱)でした。トルコでは、処方箋がなくても抗生剤が買えるようです。ただ、薬を買う時は、薬剤師(?とにかく、お店の人)に症状を伝えないと薬が出てこないようです。今回は恐らく旅行者が下痢になったと思ってもらえたようでした。
抗生剤は Biteral 500mg, 製造会社はDEVA, 有効成分はOrnidazol(オルニダゾール)です。 今回は幸いすぐに回復しましたが、ある程度の備えは必要な事を実感しました。(私たちは個人旅行なので、ツアーガイドさんもいませんでしたので、自分で調べて買いに行ったのでした。)いろいろと、良い経験になりました。 (後略)』

管理人の補足:
Wikipediaで調べたら、
抗生剤オルニダゾール(Ornidazol)は、幾つかの伝染性の病気に効果があると共に、アメーバ赤痢という伝染病にも効果がある、ようです。
薬局では細菌感染による下痢と判断して、ロペラミドと2種類の抗生物質の併用が良いと考えたのでしょう。
何はともあれ、難しいことにならず、早めに回復されて良かったですね。
トルコでの体験談をありがとうございました。



追加情報 ( アメリカ、東部ツアー/同行者 )
2016年5月下旬、往路は成田からニューヨーク、復路はボストンから成田のJALを利用する4都市巡りパックツアーに参加した。日程は楽な設定です。午前に移動して午後に観光が原則でした。一日の歩行数は約1万歩程度でした。ツアー中に体調異常を訴えた話は耳にしなかった。

往復のビジネスクラス利用は我々を含めて3組だった。復路のボストン・ローガン空港で搭乗する際に、女性1人が「下痢で辛い」とワイフにこぼしたらしい。正露丸はのんだが効かない。どんな薬が良いか教えて欲しい、という。気ぜわしい搭乗時で咄嗟に思い出せなかった。
我々2人が座席に落ち着いた後で、市販品は種類が多いが『 興和(コーワ)のロペラミドを含む下痢止め 』とメモしてワイフに持たせた。現在、かなり辛い状態らしかった。”添乗員”もしくは”客室乗務員”に話すと類似品をくれるかもしれない。それ以外に機内での入手は無理です。自分の非常用薬品袋を探したら、水は不要で舐めるだけの「トメダイン・コーワ・フィルム」が3包あった。ワイフに2包を持たせました。直ぐ1つ使用して効かなかったら4時間以上経ってからもう1つを使用、と口頭で伝えてもらった。
私は医療関係者にあらず、同行者でも知合いではないし、薬はなるべく上げたくない。医薬品の説明書は持ち歩かないし、副作用などは全く予想不可能です。万一の時は責任が生ずることもあるらしい。しかし、処方薬は譲渡禁止ながら、市販薬なら譲渡に関して法的な制約はないらしく、海外旅行中の緊急事態では仕方ありません。「旅は道連れ、世は情け」と云いますし・・・。

成田帰着までに治ったようで、ワイフにその旨の礼を云ったそうです。
でも、一寸した訳があり嬉しい思いはしなかった。
旅行先が何処であれ、有効な下痢止めを”自分”で所持すべきと思います。

単純な下痢以外の症状(例えば腹痛、嘔吐、発熱、血便、等々)があるならば直ちに現地の医療機関で受診されることを強くお勧めします。セキリ等々の感染症や他の重篤な病気の危険もありえます。

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(2017.12.25 改訂)(2016.05.29 更新)(2010.11.15 更新)(2003.01.24 公開)

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