【北行庵】 HOMETRAVEL
事例報告/旅行中のハップニング
旅行で留守、ペットは? シッターにお任せ
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はじめに

ペットがいると世話のできない時に困ります。超多忙とか入院、旅行ならペットの面倒はみれない。動物病院やペットショップのペットホテルに預ける方法もあるが、プロのペットシッターに任せる方法もある。ペットの環境が変わらずストレスが少ない方法です。自宅の鍵を預け、不在時の出入りを任せるのは不安ながら、そこはプロの良識を信ずるしかありません。ペットの種類や世話の程度によりいろいろ費用はかかるが、ペットに必要な水と食事、トイレの片付け、遊び相手、散歩、等々を代行してもらえます。
海外旅行(8泊9日/2015)で初めてペットシッターに猫の世話をお願いした事例報告です。

cat 東日本大震災の後(2011/3/26)に生まれた子猫を2カ月余でもらい受けた。 ところが年に数回は旅行する。旅行中は親しい親戚に預けました。元々猫好き、子猫は可愛いので喜んで預かってくれた。
少し大きくなったら、2泊3日の短期旅行なら自宅で留守番役を務めさせた。トイレを2個、餌や水を十分に用意すると猫も頑張ってくれました。
3才になると親戚も嫌がり始めた。ストレスからか悪戯が過ぎる。家具をかじって傷つけ、朝早く親戚の脚を甘噛みで起してしまう。最後には『金輪際、まっぴらごめん。』と断られました。それまでのお世話に感謝しつつも、猫の預け先が無くなり困りました。

7月21日: 猫の世話は誰がする? 
7月になりJALダイナミックパッケージでパリに行くことになった。 パリで5連泊ながら、成田の前後泊があり8泊9日です。
猫には長い留守ですが、世話(食事、水、トイレ、遊び)をどうするか未定です。 いろいろな方法を模索しました。
cat cat cat

(1)ワイフの知人達から申し出はあったようですが、残念ながら経験豊富な人達とは言えない・・・。その可能性は排除せざるを得なかった。
(2)動物病院やペットショップなどペット専門の施設に預ける。これならケージに入れる。しかし、ウチの猫は多分耐えられない・・・。
(3) 4年前に猫を貰い受けたお宅に預かってもらう。
この場合も、先方は前もって会うまで決められないと云っています。現在も3〜4匹の猫がいて、猫達が首尾よく慣れるかどうか、何も言えないのです。
行きつけの獣医さんが云うに、「猫には縄張りがあって・・・。」
一般的に「猫は家につく」と云いますし・・・。
(4) シルバー人材センターのペット係に依頼する。
数名が人材センターに登録はしていても引き受けるかどうか不明とのことでした。見知らぬ高齢者に毎日の朝夕の来宅をお願いして良いものかどうか不安に感じました。
結局、残った選択肢は
(5) 民間のペットシッター(多くは個人/資格保持者/有料)に依頼する。

7月27日: ペットシッターさんが決まった
結局は、ペットシッターをインターネットで探した。幸い来宅可能なエリアに数軒ある。車で10分程のペットシッターYさん(以後、シッターさん)にワイフが電話した。はきはきした若い感じの女性らしい。今日午前に当方にて初対面の約束となっていた。

約束の時間に電話あり、ワイフが門まで出迎えてあげました。
玄関先の挨拶で、ペットシッターの写真付き身分証明書と万一用の損害保険証明書の2つを提示しました。名刺に必要な連絡方法は全て記載されています。結婚したアラフォー(と思ったが、実は50才代)、受け答えに無駄がなく、ペット看護士とペットセラピストなる民間の資格をお持ちです。
猫が玄関にきて、書類用の台に乗った。安心すると何時もです。シッターさんが腕を出したら直ぐ鼻を付けて臭いをかぎました。このシッターさんで大丈夫でしょう。プロですね。ご自身は猫3匹と犬3頭を飼っているそうです。幸い獣医さんはウチと同じでした。これなら万一猫が病気になっても直ぐ診てもらえます。

出発前、9月中旬ころにシッターさんは再訪です。留守中の細かな打合せと前払いがある。猫の世話をお願いする人が見つかって安心しました。
サイトによると、依頼すれば、写真付メールを発信して下さるそうです。パリのホテルは全室 WiFi が使える。持って行く小型タブレットでメールは確認できます。

シッターさんに自宅の鍵を預け、毎日の出入りをお願いすると不安な面も拭いきれません。しかし、貴重品や見て欲しくない物などは自分で適切に片づけた上で、シッターさんのお人柄と所属協会(日本ペットシッター協会)の制度を信頼するのが良いと思います。

リンク集:
日本ペットシッター協会
ペットシッター士資格取得【ペットシッターとは?】
全国ペットシッター協会

9月16日: ペットシッターさんと契約、その他
昨日ワイフがシッターさんに電話し、打合せをお願いした。出発日変更で9月29日から10月7日までの見積になる。ワイフが各種の細かな依頼内容はいろいろ考えていました。
今日の午後、シッターさんが来宅した。
聞かれたことや当方から伝えた事柄は以下のようなものでした。
  • 1日に1〜2度のふみふみの癖がある。
  • たまに嘔吐する。1〜2か月に1度程度で慌てて沢山食べた時に多い。場所は数カ所を教えた。
  • 逃げたり隠れたりしたら、ほっておくこと。そのうち出てくる。
  • 来宅時には玄関で猫の名を呼んでほしい。
  • ドアーや扉類は全て開けておくが閉めないこと。
  • 餌と水の場所、トイレの場所、汚物処理の方法、餌の保存場所、水道の場所など。
  • 餌と水の皿は日に1回は洗うこと。水には冷蔵庫の氷を幾つかいれる。
  • 猫の汚物はトイレに流さないこと。
    用意のビニール袋に汚物を入れて外の指定容器に入れること。
  • 万一のため、獣医さんの診察券を渡す。使ったら治療費は後日に請求あり。
  • 長椅子の毛布で寝るがフミフミして乱れるので毎日直してほしい。
  • カーテンの開け閉めは不要。
  • LEDライトとテレビは電源タイマーで自動的に毎日ON/OFFの繰り返す。
    足元灯と蓄熱式電気ストーブも作動させておく。
    これらのスイッチは触らないこと。
  • 郵便ポストの配達物はポスト下の段ボール箱に入れてほしい。
  • シッターさん側の要望で、
    「 近所の人に聞かれたら『 ペットシッターです 』と言っていいか?」
    これはもちろんOKです。ご近所の戸建ては古くから住んでいる人達です。
  • 不在中の連絡はワイフの携帯(Docomo)とシッターさんの携帯(Au)になるが、海外は通話料がかかる。滞在ホテルの部屋は Wifi が使えるので小型タブレットを持っていく。メール・アドレスを渡しました。送受信は簡単なはずです。
  • その他。
最終的に日本ペットシッター協会の書式による 契約書 2通に署名・押印し、玄関の鍵を渡して 合鍵の預り証 を受け取りました。合鍵の預り証は契約期間後に合鍵と交換になります。 このシッターさんの 基本料金 により、9日間の支払金額は24,000円( 明細書 )でした。
新しい職業のためか、提示の料金はシッターさん毎にバラツキがあるようです。依頼人との合意に基づくのが原則らしい。それで日本ペットシッター協会の定番の契約書等の写真も見れるようにしました。居住地は地方なので、大都市より料金は低めのようです。

同日夜、メールにて「お世話の内容の確認書」が届く
来宅時に詳細をワイフと打合せていたが、その内容を簡潔な書式に整理してメールで送信してくれました。
翌日夜、お知らせ数件を返信として発信
「確認書」の内容はOKとか、幾つかの簡単な連絡を返信メールで出しました。タブレットなら入力が面倒なので PC からです。これでメールアドレスの送受信はテスト済みとなりました。パリのホテルの Wifi でタブレットが順調に機能すると良いが・・・。シッターさんは猫の写真付きメールを送ってくれるそうです。楽しみです。
残念: 機内持ち込みキャリーケースにパッキンで包んだタブレットを入れて行きました。運悪くタッチパネルが壊れてパリでは使えなかった。連絡はケータイになりました。

お猫様のための配慮
長い留守になり、朝夕のシッターさんのお世話だけでは猫は辛いかも。出来る限りはして上げることにした。

◎ テレビの自動ON/OFF:
テレビ、特に天気予報が大好きで、天気予報士のボンボリ付きの棒の動きが面白く画面上でジャレルのです。毎日 18:30-20:00 はテレビの音を聴きながら眠って過ごすことも多い。しかしリモコンには目的に合うタイマーがない。で、毎日決めた時間に電源の ON/OFF を繰返す24時間タイプの電源タイマーが必要となった。
テレビのスイッチONの状態で電源プラグを抜き、時刻をセットした電源タイマーに差し込みます。これでタイマー設定の時刻通りにテレビは毎日 ON/OFF を繰り返してくれる。
昨日、この目的でネット通販に電源タイマーを発注(\3,170)、値は比較上は高いが名の通ったメーカーものにした。なにせ留守中の使用なので・・・。
一般的に24時間タイプ電源タイマーは交流電力の 50/60Hz を利用して時計を動かすため周波数の微変動で進んだり遅れたりする。電子時計を使うタイマー程に正確ではない。しかし体験上の実用性は十分です。

◎ 夜の灯り自動ON/OFF:
手持ち電源タイマーで居間のLEDライト(4W)を日常に近い 17:00-22:30 の間は点灯する。

◎ 蓄熱式電気ストーブの使用
蓄熱式電気ストーブも旅行中はONです。例年は10月中旬に使用開始ですが、今年は早めました。初秋の気温低下が顕著です。
実は現在、室温低下によるストレス性の脱毛(小面積)で獣医さん通いです。淋しい思いやストレスを少しでも減らしてあげたいのです。暖かいと眠っていることが多いはず・・・。

これ以上は出来そうもない。猫に何とか頑張ってもらうしかありません。

10月07日: 旅行後(含む、帰宅時の猫の様子)
玄関を開けたら猫は元気いっぱいでした! 玄関の鍵を開ける前からドアー近くで待っていた。開けた途端に、帰宅を喜び、見上げてゴロンゴロンの連続、全身で再会の喜びを発散させた。抱くと「ウニャ、ウニャー」と小声で甘え、「長かったけど、がんばれたよー」 と云っていた。 ワイフが駐車を済ませて玄関に入ると猫はまたまた元気いっぱいに歓迎の仕草でした。猫の喜びようは表現の方法がありません。

これがシッターさんに対する猫の評価でしょう。留守中の記録も詳細で丁寧で良く分かりました。望ましいペットシッターさんだったと思います。

ワイフが帰宅を知らせる電話を入れました。間もなくシッターさんが来宅、何事もなく無事に仕事を完了できたのでシッターさんも大喜びの様子でした。慣れたら、帰る時に玄関までついてきていたそうです。玄関の鍵と合鍵の預り証を交換し、簡単なお礼の言葉のみで私は引っ込みました。ワイフが、女性同士の事で、いろいろ猫や旅行の話をしていました。

「旅行中のハップニング」は無かった今回のフランス旅行ですが、強いて言えば「シッターさんの報告メール受信用タブレットが故障した」ことでしょうか。移動中の取り扱いが不適切だったためです。帰宅後に直ぐ新機種を購入しましたが、出番は何時か分かりません。今回の旅行中はワイフがケータイでシッターさんと連絡を取り合い、猫の様子を確認していました。通信手段も複数を用意するのが安全なのでしょう。
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2016年5月のアメリカ旅行でも7型タブレットを持っていきました。前半2ホテルは公共施設(ロビー)でWIFIが無料で使えたし、後半2ホテルは自室でもWIFI無料でした。その間は猫の写真と状態説明のメールが見れてよかった。安心して旅行が楽しめました。
復路の羽田空港で事故があり、空港閉鎖となった。止む無く北海道新幹線を利用して帰ったが、その間はデータSIM付きタブレットなのでペットシッターさんとのメール連絡に不自由はなかった。ワイフはケータイを使って話もしていました。この頃は既に猫が淋しがっていたようです。
(この文節、追記:2016.06.01)

注意: 海外旅行保険は「偶然事故対応」の項目があり、予期できない事由で日程が狂い、余分な交通費などの発生に対処しています。ペットシッター費用も帰宅日の遅れなどで追加料金の発生があり得るのですが、海外旅行保険の「偶然事故対応」ではペットシッターの項目がなく保険からは支払われない、とされます。(2016年6月1日 追記)

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(2016.10.13 モバイル対策)(2016.06.01 更新)(2015.12.31 公開)

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