国名(CISを含む) 国名(英語) CSTO
アゼルバイジャン共和国Republic of Azerbaijan-
アルメニア共和国Republic of Armenia加盟
ウクライナUkraine脱退
ウズベキスタン共和国Republic of Uzbekistan-
カザフスタン共和国Republic of Kazakhstan加盟
キルギス共和国Kyrgyz Republic加盟
ジョージア(グルジア)Georgia脱退
タジキスタン共和国Republic of Tajikistan加盟
トルクメニスタンTurkmenistan客員参加
ベラルーシ共和国Republic of Belarus加盟
モルドバ共和国Republic of Moldova-
ロシア連邦Russian Federation加盟

ソ連崩壊後の1991年に結成されたCISは時に NIS(New Independent States/旧ソ連の新独立国のうちロシア連邦、エストニア、ラトビア、リトアニアを除く11カ国) と言われることもあるが、あまり使用されていないようである。ここではCISに統一しました。

CIS諸国にはロシア南方でカスピ海東方の通常はアジアとみなされる地域の諸国が含まれています。しかし、「OSCE/欧州安全保障協力機構(55ヵ国)」や「EAPC/欧州・大西洋パートナーシップ理事会(46ヵ国)」に所属しているようです。

結束は固いものではなく、離反の動きがあるようです。

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(2005.09.18 公開)

集団安全保障条約機構 (CSTO): 2006年3月現在
政治的な話題ですが、旧ソ連圏の諸国の一部で新たな集団結成の動きがあるようです。
日経 2006年3月15日朝刊によると、ロシアを中心とする6ヵ国は域外派遣を目的とする「平和維持部隊」の創設をするようです。この集団安全保障条約機構(CSTO)の加盟国は、
ロシア、ベラルーシ、アルメニア、キルギス、カザフスタン、タジキスタン
になる。旧ソ連圏の諸国には親欧米政権が誕生するケース(例えば、グルジアとかモルドバなど)があり、それらの国々への平和維持部隊の派遣もありえるようである。
(2006.03.15 追加)
GUAM の創設: 2006年5月23日
平成18年5月24日のNHKニュース(オンライン)によると、昨23日にウクライナの首都キエフにて グルジア、ウクライナ、アゼルバイジャン、モルドバ の4か国首脳が会談し、各国の頭文字から「GUAM」という新国際機構を創設することに合意、文書に署名しました。GUAMの目的は、民主主義の追求、エネルギーを含む経済活動の協力、EUやアメリカとの関係強化、等々のようです。GUAMメンバー国とロシアの関係に一線を画すことになりそうです。
ついでながら、グルジアがCISからの脱退を示唆しており、グルジアとモルドバは特産品ワインがロシア市場から締め出されるなどの問題があるようです。アゼルバイジャンはロシアを迂回する欧州向け石油パイプラインを建設中のようです。
今後の動向は微妙なものになるかも知れません。
(2006.05.24 追加)

グルジアとロシアがグルジア2自治州で交戦: 2008年8月
グルジアは親欧米とされるが、北側のロシア国境に接する南オセチア自治州とアブハジア自治州は親ロシア派が支配的で分離独立運動が活発だったとされる。
2008年8月になりグルジア軍が南オセチア自治州に侵攻し、分離独立派に対する軍事行動に出た。それを理由にロシア軍が両自治州に侵攻、グルジア軍は南オセチア自治州から撤退したと伝えられる。
しかし、ロシア軍は陸軍による侵攻、空軍による爆撃、海軍による海上封鎖、と大規模とも云える軍事活動を展開中らしい。両自治州の境界線を越えてグルジア国内でもロシア軍の攻撃が行われているとされる。
米国が国際政治上の理由によりロシアに強い要求を出せない時期にあるとされ、今後の事態の推移を見守る必要があります。
(2008.08.11 追加)
追記:2008年8月12日夜のNHK-TVによると、「ロシアの大統領は『グルジアでの軍事行動の目的は達成された』として停戦命令を発した。」(2008.08.12 記)
追記:2008年8月13付け日経によると、「ロシアの軍事作戦は停止したが、グルジアの大統領は 『グルジアは CIS からの脱退する』 と表明した。」(2008.08.13 記)
追記:2008年8月15付けCNN(英語版)など外国メディアによると、「フランス大統領の仲介によりロシアとグルジアの間に戦闘停止の合意が出来たが、ロシアの軍事活動は1部地域で現在も続いている」とされます。(2008.08.15 記)
追記:各種ニューズ・サイトによると、2008年8月14日にグルジア議会はCIS脱退を決議、18日にCISからの脱退を通告した。さらに、 13日にウクライナがロシアとの防空システム協定合意から脱退を表明、NATO加盟の協議をドイツやフランスと開始したとされる。(2008.08.31 記)
追記:2008年8月30日付けNHKオンラインによると、グルジア政府は29日に南オセチア自治州とアブハジア自治共和国の分離独立を承認したロシアに対し国交断絶を決定、既にロシア政府に通告した。旧ソ連邦構成国が1991年のソ連邦の崩壊後にロシアとの外交を断絶した初ケースであり、2国の関係は最悪状態になりました。(2008.08.30 記)
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(2016年10月18日 モバイル表示対策)
(2016.10.31 更新)(2008.08.30 更新)(2005.09.18 公開

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