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アメリカ西部の旅 2日目 (2008/6/26)
ヨセミテ国立公園(世界遺産)
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ホテル出発まで
05:30 起床。
06:00 ウェイクアップ・コールあり。忘れないように枕チップ($1.00/1人)をおいておく。
06:22 部屋からレストランに向かう。昨日受取ったピンク色の食券を渡してレストランに入った。ビュッフェ・スタイルなのでテーブルを決めて直ぐ食べ物を取りに行く。

バイキング朝食のメーン・デッシュ
飲物は何時も通りオレンジ・ジュース、メーンデッシュは写真のようにベーコン2、ウィンナ2、スクランブル・エッグ、フライド・ポテト、フルーツ・サラダ、トーストでした。昨日は1日が長かったためか、どうしても空腹が収まらず、2皿目も軽く取りました。食後は暖かくて甘いコーヒーを2杯です。やっと満足しました。
06:45 レストランを出て、一旦は部屋に戻った。
07:15 この頃に部屋を出る。ロビーには大部分のメンバーが集まっていた。

バス移動(往路/サンフランシスコ ⇒ ヨセミテ国立公園)
07:20 予定より少し早い出発でした。これから約4時間のバス・ドライブです。
サンフランシスコ市街を少し走り、ベイブリッジを渡ってオークランド、その後は国道80号線、国道580号線、国道205号線、国道5号線と走り、120号線を走ってヨセミテ国立公園まで行きます。
下のGoogleマップでは西にサンフランシスコ、東にヨセミテ公園が表示されている。拡大すると詳細なマップになります。

大きな地図で見る オフラインなら Google Map は表示されません。

07:32 まずはベイブリッジ(San Francisco-Oakland Bay Bridge)を渡る。西橋・トンネル・東橋の3部分から構成されるサンフランシスコ湾を横切る名物ブリッジです。実はサンフランシスコ湾には古くから架橋の構想はあったらしいが、橋の建設が実際に行われたのは1929-36年、フーバー大統領の大恐慌の時代だった。サンフランシスコとオークランドを結ぶ約13.5Kmの長い橋は2層構造の鉄橋で、元々は下段は鉄道が走り上段のみ自動車用(国道80号)でした。1958年に自動車専用の橋に改造された。サンフランシスコからオークランドに行く時は下段、逆方向は上段を使う。途中にヤーバ・ブエナ島(Yerba Buena Island)という島があり、橋の一部として使われている。

1989年のサンフランシスコ大地震(Loma Prieta Earthquake)によりカルフォルニア州で多くの被災者(死者63名、負傷者13,757名)を出した。ベイブリッジも被害を受け、ヤーバ・ブエナ島とオークランドの間で上段の道路が長さ15mにわたり崩落し橋脚も破損しました。耐震強度を高めた新橋の建設工事が2002年に開始、2013年頃の完成を目指しているようです。

話は逸れるが、サンフランシスコ空港⇔市街中心部⇔海底トンネル(Transbay Tube)⇔オークランド⇔リッチモンド に無人で運行するバート(BART/BayArea Rapid Transportation)があり、全長約110kmで5路線6系統を運行している。アメリカ自慢の交通システムです。
サンフランシスコとオークランドはコンクリート製チューブの海底トンネルで結ばれているが、1989年のサンフランシスコ大地震でも損傷はなかった、とされます。

07:45 この頃にブリッジから陸上の高速道路になったと思います。記録がなくてはっきりしません。霧がかかったオークランドでした。
08:10 シリコンバレー(サノゼ San Jose が中心のIT企業・集積地)の発達と共にベッドタウン化した町を通った。町名は忘れましたが、以前は果樹農園だったそうです。1990年代はインターネットの爆発的な普及期、結果的に投機的な投資が投資を呼び込み、ついにITバブルの崩壊(2000年)となった。シリコン・バレーも痛烈な影響を受けたとされ、そして現在はサブ・プライム問題に端を発して全米的な不動産バブルがはじけた状態です。外見上は小奇麗でも、往時の活力はかなり薄れていることでしょう。

08:15 US580 沿いにあるリバモアー(Livermore)なる町を過ぎると枯れた草原が続く丘陵地帯になった。不思議に樹木がない。代わりに発電用の風車が多く、正に林立といえます。 発電風車群
古風な風力発電の風車群 (アメリカには最新設備の巨大風力発電施設が多くあるが、ここは歴史的・・・)
日本でよく見る円柱1本足の鉄塔もあるが、送電線のような鉄骨の櫓が多かった。ここの風車はデンマーク製が多いそうです。風力発電の初期の段階に作られ、相当に古いものです。中には止まった風車や壊れたようなものも混じっていた。スリーマイル原発の事故(1979年3月)のあと、アメリカでは原子力発電所の新規建設は中止でした(注:旅行時は原油価格の高騰により原発建設は再開が決定済み。) 代わりに風力発電は早い時代から着手していたのでしょう。
帰国後ですが、場所の確認のため Google Map の航空写真を見ました。東西に走る国道580号線の北と南は風車地帯、個々の風車へのアクセス路が複雑に張り巡らされている。それが面白い文様としてはっきり写っていました。

08:30 この頃、セントラル・バレー(Central Valley)を走り始めた。この谷は太平洋沿いの山脈とシェラネバダ山脈(Sierra Nevada Mountains)に挟まれて南北に細長く 600km もある。その北側はサクラメント・バレー(Sacramento Valley)、南側はサンホアキン・バレー(San Joaquin Valley)、合わせてセントラル・バレー。谷(Valley)と云っても実際は見渡す限り平野の巨大な盆地、カルフォルニア最大の肥沃な農業地帯なのです。北側ではカルフォルニア米(陸稲/おかぼ)の生産も盛んらしい。アーモンドの国内シェアーは100%とか・・・。
延々と続いたアーモンド畑

08:50 休息。
スーパーで当地産のアーモンド2袋を購入($16.88)。帰国後に賞味したら、ウン、ポリポリした食感で口慰みに好いですね。
09:15 出発。
しばらくは灌漑用の水路が走るアーモンド畑がつづいた。実を沢山つけたアーモンドの木は想像ほどに大きなものではなかった。
葡萄畑も多いが低木仕立て、日本にある棚仕立てではない。食用かワイン用かは分からなかった。

その後はひたすら州道120号線を走った。このハイウエーは別名をタイオガ・ロード(Tioga Road)といい、当初(1882-83年)は鉱山道だったらしい。1961年に改良され、現在はヨセミテ国立公園への主要なアクセス路の1つになっている。セントラル・バレーから上り坂道、ヨセミテ国立公園に西側から入り、公園を横断して東側に抜ける道なのです。公園の東入口ゲートは州道120号線のタイオガ峠の最高部 (Tioga Pass/3031m)そのものらしい。その南方にヨセミテ公園で2番目の高峰ダナ山(Mt.Dana, 標高3979m?)がある。この辺りは積雪により11月〜5月の間は閉鎖になるようです。
ツアーは東側入口まで行かず、西側入口からヨセミテ渓谷の主要な見所をを回るのです。

ヨセミテ国立公園(世界遺産/Yosemite National Park)

ヨセミテ国立公園の入口(Big Oak Flat Entrance)
ヨセミテ国立公園入口のゲート
天気と気温と日出・日の入
公園入口の掲示板

11:31 ヨセミテ国立公園の入口ゲート(Big Oak Flat Entrance)に到着。サンフランシスコのホテルを出発してから休息時間を含め約4時間10分でした。
料金所・横壁の掲示板は、「ようこそヨセミテに、6月26日木曜日、今日は晴で90度(32.2℃)、今晩は曇で59度(15℃)、明日は晴で93度(33.9℃)、日出は5:40、日没は8:26」となっている。大陸内部のため昼夜の温度差は大きいようです。この国立公園は有料で昨年(2007年)から車1台$20.00、または1人$10.00(バス、徒歩、自転車、バイク等)、入園後1週間は有効です。

ヨセミテ国立公園
ヨセミテ国立公園はカルフォルニア州東側を南北に連なるシエラ・ネバダ山中にあり、サンフランシスコからは約260Km程度の距離になる。公園は南北に約80キロ、東西に約65キロ、面積は約3029平方Km、東京都の約1.5倍の広さがある。氷河時代に花崗岩が削られて出来たヨセミテ渓谷(Yosemite Valley)を中心として古く1890年には国立公園に指定され、1984年に世界自然遺産にも登録されました。
ヨセミテ渓谷は長さが約13Kmで幅は約1.5Kmあり、U字谷の優れた景観を楽しめます。特に高さ約1000mの絶壁をもつエル・キャピタン(El Capitan)と高さ600mの一枚岩からなるハーフ・ドーム(Half-dome)の絶壁が有名です。ヨセミテ渓谷にはマーセド川(Merced River)が流れ、両側の岸壁から9つもの大きな滝がある。ヨセミテ渓谷の滝には夏枯れするものがあり、雪解け水が豊富な5〜6月が見ごろとも云います。ヨセミテ滝は3段の滝で上段(Upper Yosemite Fall)の落差436m、下段(Lower Yosemite Fall)の落差98m、両者間の急流(中滝/Cascade)を合わせた高さは739mもあり、アメリカで最大の落差となる。残念ながら8月には枯れ滝になるとされています。落差189mのブライダルベール滝(Bridalveil Fall)は一年中見る事ができるようです。しかし9月には「水がほとんど無かった」とする報告もあり、その年の降雨量によるのでしょう。
マリポサ・グローブ (Mariposa Glove)にはセコイア(Giant Sequoia trees)の原生林も残り、高山部には小規模な山岳氷河もあるようです。トレイルも数多く整備され、ロック・クライミングも盛んです。
ヨセミテ公園は春・夏・秋がシーズン。冬期間はヨセミテ渓谷にも積雪があり、120号線(Tioga Road)タイオガ峠は通行止めです。
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ヨセミテ国立公園オフィシャルサイト
公園内の西側部分で120号線(Tioga Road)は Big Oak Flat Road と重なっています。その後、2つの道路は別れ、 Big Oak Flat Road は 140号線に接合します。ロスアンゼルスからヨセミテ公園に来るなら140号線を使う。そのままヨセミテ渓谷内の主な道路となる。我々の場合は入口料金所でヨセミテ公園のマップは配布されず、当時は地理的な位置関係が良く分からなかった・・・。

11:53 今まで豊かな針葉樹林の山麓を走ってきたが、全ての木々が焼き尽くされ、裸の幹のみが延々と続くようになった。山火事の痕である。幸いにも地表では若木が繁茂し始めていた。
州道140号線沿いの山火事の痕

11:58 Big Oak Flat Road のトンネルを抜けると、豊かな緑の谷となった。木々の間から滝が見えたりする。いよいよ氷河で作られたヨセミテ渓谷です。
先にも書いたが、走った道路の番号と名称が重なり合い複雑な道順が全く分からなかった。Tioga Road(120号線)で公園に入り、その後しばらくは Big Oak Flat Road を走り、その後はヨセミテ渓谷の主要道路140号線と重なった部分を行く。分岐点で右側の Yosemite All-year Highway に入る。その道と Wawona Road (41号線)の合流点で Wawona Road を少し戻るように走る。ワォナ・トンネル(Wawona Tunnel)の手前にやっと目的の展望台があった。
実は、こんな経路の心配など全く不要なのがパックツアー、筆者は「地図に煩い男」でしょうか? と云うより、自分の位置が分からないと不安を感ずるタイプ・・・。
Yosemite Valley /地図は英語サイトの地図を原画にして北行庵が制作。 ヨセミテ渓谷の地図。ツアーで訪問した地点は「赤」で示しています。

トンネル・ビュー (Tunnel View)
12:13 駐車場の直ぐ近くが展望台トンネル・ビューです。氷河が花崗岩を削って出来た巨大なU字谷ヨセミテ渓谷を見通せる有名な景勝地です。1932年に作られ、この種の展望台としてはアメリカでは最も古いらしい。その後、自然の景観を楽しむ展望台の手本となり、各地の景勝地に似たようなものが出来たと云われます。「素晴らしい眺め!」と書きたいが、実は渓谷は完全に霞み、遠方のハーフドームは全く見えません。残念!それでも左のエル・キャビタンと右の岸壁の下部にブライダルヴェール滝が辛うじて見えていました。でも、自分の目が白内障にかかったような気分でした。
トンネル・ビューからヨセミテ渓谷
トンネル・ビュー: 左の巨岩がエル・キャピタン、右のピークはセンチネルドーム。
ハーフドームやブライダルヴェール滝は残念ながら写っていません。
天気は晴なのに景観を霞で楽しめないとは・・・。その原因は山火事にあり、霞はフォグ(霧)ではなくフューム(煙)だった。当時のカルフォルニア州は20件以上の山火事が同時に発生中とされていました。中でもサノゼ南方のサンタクルーズ(Santa Cruz County)の大規模な山火事が「煙のサンフランシスコにした(6/26付け英語サイト)」と表現した程です。ガイドさんはサンタクルーズの煙が気流の関係でヨセミテ渓谷に流れ込み滞留していると説明していました。 何とも運の悪いことでした。上の写真の風景はインターネット上に見事な写真が数多くあるので、そちらでお楽しみください。

ブライダルベール滝(Bridalveil Fall / 落差189m)
トンネル・ビューからヨセミテ渓谷
ブライダルベール滝(一年中見ることができる)
12:31 ブライダルベール滝の駐車場に到着。
この滝はトンネルビューから見えるが、今回は霞ではっきりしかった。ここから滝の上部はよく見れましたが、やはりフュームの影響はあります。駐車場からトレイルを約10分歩くと滝壺近くまで行けるそうです。
一旦下車、この綺麗な滝を眺めました。流れ落ちる水が途中の風で飛散し花嫁のベールの様に見えることからブライダルベール(花嫁のヴェール)と呼ばれます。風向きで水飛沫のヴェールは形を頻繁に変える。この滝は真夏も枯れず、年間を通じて楽しめるそうです。水量の多い4〜5月の午後5時過ぎに訪れると、滝に虹が出ることもあるようです。

12:40 ブライダル・ヴェール滝を見終えると、バスは川沿いの原生林を東に走った。
ヨセミテ渓谷の主流マーセド川(Merced River)は初期のスペイン人探検家が”Our Lady of Mercy”の意味で名付けたそうです。源流は公園の南東部にあり、岩峰リバティ・キャップ近くのネバダ滝とヴァーナル滝を通ってヨセミテ渓谷を貫いて流れ、それからマーセド渓谷を下り、西のセントラルバレーに至りサンホアキン川に合流します。その後はサンフランシスコ湾から太平洋でしょう。

マーセド川
センティネル・ブリッジからマーセド川とカヤック遊び
12:51 センティネル・ブリッジ(Sentinel Bridge)を渡り対岸に行く。左の写真はその橋から車窓撮影したものです。ボート遊びが盛んな場所でした。
インターネット情報では、橋上からハーフドームが見えるらしく、その写真も幾種か拝見した。今日はハーフドームは見えません。
橋を渡った所で道は右にカーブし、左に駐車場があった。その先には広大な草地(Cooks Meadow)があり、風景がすばらしく、トレイルもあるのです。

ヨセミテ滝(Yosemite Falls / 落差合計739m) 1: 全景、Cooks Meadow
ヨセミテ滝
ヨセミテ滝(右から、上滝・カスケード・下滝)
12:52 センティネル・ブリッジ(Sentinel Bridge)の駐車場に到着、下車。
ヨセミテ渓谷の見所の1つ、ヨセミテ滝の全貌を眺望できる地点の1つです。北アメリカ大陸で最大で世界でも5番目とされる3段の滝は合計落差が 739m もある。中でも最大の上滝(Upper Yosemite Fall )は落差436mもあり、下滝は(Lower Yosetmite Fall)は落差 97m 、その間の中滝は1本ではなく連滝(Cascade)で総落差が206m、とされている。見ごろは4月〜6月で雪解け水の多い時期、例年は特に5月下旬の水量が一番多いようです。残念ながら8月になると水が無く、滝は消滅するらしい。
左の写真はセンティネル・ブリッジの駐車場から撮影しました。しかし、Cooks Meadow のトレイルを少し先に行くと枯れ木がある。その辺りから木々の間に下滝もはっきりと見ることが出来るのです。ヨセミテ滝の全容の撮影に良いと思います。写真の左下に白く写った滝が後で近くまで見に行く下滝です。
13:05 センティネル・ブリッジの駐車場を出発。

昼食(弁当)
和風弁当  自然のリス
和風弁当近くでリスも食事
13:13 昼食のヨセミテ・ロッジに到着。外気温はかなり上がった感じでした。駐車場で和風の弁当とお茶を受取り、ロッジ裏側に行き、思い思いのベンチで昼食です。リスも岩陰で食事中、その写真も撮れました。

ヨセミテ下滝(Lower Yosetmite Fall (97m)) 2: 散策
ヨセミテ滝・下滝
ヨセミテ滝(下滝)
13:35 昼食のヨセミテ・ロッジを出発、約15分の散歩でヨセミテ滝(下滝)を見に行きます。しばし自動車道に平行に歩いた。この部分は無料のシャトルバスを利用できるが、ガイドさんから乗車は禁止と云われました。
13:39 下滝行きと上滝行きの分岐点に到達、我々は下滝のルートです。
13:44 両側は背の高いコニフアーの道、その先にヨセミテ滝の上滝と下滝が一直線に見えた。絶景でしょう。数枚の記念写真を撮りました。
13:50 アスファルト舗装された木橋を渡る。下滝の全貌が良く見える場所に到着です。巨大な流木が横たわっていたりで自然のままの展望所に近いものでした。元気な人達は流木を乗り越え、急流の巨岩を次々に越えて下滝の近くに寄って行きます。
日光の華厳の滝は落差97m幅5mとされます(広辞苑)。ヨセミテ下滝も落差97mなのでほぼ同じ大きさの滝のようです。現在の水量は豊富に思えますが、8月には枯滝になるらしく、信じ難い・・・。
14:20 集合場所に戻り、直ぐバスに乗車した。

エル・キャビタン(El Capitan)

エルキャビタンの大岸壁
エルキャビタンのすごい大岸壁
エルキャビタンの大岸壁をロック・クライミングする2人
円内はロック・クライミング中の人影2人

14:35 簡易駐車場に到着。埃ですごく汚れた車が数台も放置された場所でした。何日もかけて登頂するロック・クライミング中の人達の車らしい。直ぐ車道を横切り、林の小道を行く。森林の開けた場所からエル・キャビタンの巨大な岩壁が現れた。
エル・キャビタンの岩壁はヨセミテ渓谷の底から比高 910m もあるそうで、ほぼ垂直に立ち上がっている。大き過ぎてピンときません。口をあんぐり開けて見上げるのみでした。
この巨大な岩山はロック・クライマーの憧れとされ、挑戦者は多いそうです。早速ガイドさんがロック・クライミング中の人影を見つけて教えてくれました。確かに時々僅かずつ動きます。高い垂直の岸壁にしがみ付き一歩づつ上る時は「無心」でしょうか・・・?
ついでながら、エル・キャビタンのロック・クライミング用ルートは幾つか定められており、必要なハーケン等は既に打ち込み済み、食料などを持ってユックリと慎重にチャレンジするだけのようです。定められたコースから外れることは許されない。知らなかったがトイレ用品を含め持参品の全ては持って降りるそうです。
14:47 バスに乗車。ヨセミテ渓谷観光はこれで終了です。

ヨセミテ国立公園の風景写真(1024x768) ⇒  ヨセミテ国立公園の壁紙写真


バス移動(帰路/ヨセミテ国立公園 ⇒ サンフランシスコ)
14:50 エル・キャビタンの駐車場を出発、サンフランシスコに向かう。
旅行の出発前はツアーでは行かないヨセミテ渓谷を高所から眺めるグレーシャーポイントにも興味があった。しかし、今日のフューム(煙)では見通しが悪く眺望は楽しめません。満足して、出発後は居眠りでした。
注:2008年08月13日時点でヨセミテ関連サイトを幾つかを拝見しました。ツアーで通った州道120号線の公園近くでも山火事が発生中、いつ交通止めになっても不思議はないらしい。山火事はカルフォルニア名物(?)ですが、今年は特に多発しているようです。

16:55 トイレ休息。「Raley's」というスーパーだった。日本のスーパーは客が逆時計回りに動きながら買物するよう配置されているようですが、この店もそれに近い商品配列でした。おやつのマンゴー・アイスクリーム(@$2.99)2個を買って楽しみ、夜用のオレンジジュース(@$3.34)も2本購入しました。
スーパーに寄ると訪問国の庶民生活を感ずることが出来ていいですね。


スーパー店内(何処でも似ている)

イタリアン・アイスクリームの売場

カ州産オレンジ・ジュース

17:20 出発。
17:50 州道120号線から高速道路に乗る。
18:00 クシャミが続けて出たので風邪薬を飲んでおく。
18:12 往路で写真を掲載した風力発電地帯になる。
ベイブリッジ
夕方のベイブリッジ(上段はサンフランシスコ行き)
18:50 オークランドからベイブリッジになる。通行する車は多かった。
19:10 サンフランシスコ側に到達。太陽は未だ沈む時刻ではないが、眩しさがなく直視できる。後日に分かったが、ヨセミテ渓谷と同じくサンタクルーズの大規模な山火事によるフューム(煙)が流れ来たためらしい。それでもゴールデンゲート橋が遠方に霞んで見えた。
19:16 ユニオンスクエアーを通る。

夕食(チャイナタウンのレストラン):
19:20 チャイナタウン内の教会近くでバスを降りた。中華街は広いが、この部分はサンフランシスコ名物の急な坂道でケーブルカーも通っている。道の両側にパーキング・メーターがあり、沢山の車が駐車していた。サンフランシスコでは坂道の駐車時にはハンドルを回しておき、前輪タイヤが縁石で止まるようにする規則らしい。教会の交差点から少しだけ登ったところに目的のレストラン「Cathey House」があった。
我々の席は2階の大部屋だった。後から知ったが、3階も大部屋です。しかし、こちらは全て欧米系の人達ばかり、2階は東洋系の客ばかりに思えるのです。意図的か自然か偶然かは分からないが2階3階で棲み分けられているようでした。
このレストランは回転台付きのテーブル、6〜7名で一卓だったと思います。飲物は注文せず、中国茶で済ませた。ウェイターさんが次々に料理を回転台に置いて行く。好きなように皿に取って食べるだけ、無難な味付けで可もなく不可もなくと云ったところでしょうか。お腹には十分な量でした。


サンフランシスコのレストラン

通常の中華レストラン

テーブルの回転台から料理を取る

最後にフォーチュン・クッキー(fortune cookie)の小皿が各自の前に置かれました。これは短い「占い言葉」などを書いた紙片をクッキーに入れたもの。そもそもは19世紀末にサンフランシスコで日本人がお茶請けに始めたという説もある。しかし、第2次世界大戦後にアメリカの中華レストランが食後に出すようになった。それを契機に一般に知られ始めたらしい。現在は中国の習慣と思われている程に「アメリカの中華レストラン」名物として定着しているそうです。
我々は次の2枚でした。もちろん信じませんが、”遊び”でへそ曲りな解釈をすると・・・。
(1)You should be able to make money and hold on to it. ⇒ 意味: 君、金がないだろう?
(2)You are going to have a very comfortable old age. ⇒ 意味: 将来は恍惚の人?
せっかくのフォーチュン・クッキーを台無しにしました・・・。
22:20 レストランを出る。交差点を渡り、レストランの反対側からバスに乗った。
20:23 出発。

ホテル ウィットコム サンフランシスコ (2泊目)
20:35 ホテルに到着。
明日は早朝に出発し、サンフランシスコからラスベガスに航空機で行き、そこから大型バスでグランドキャニオンまで走ります。観光はグランド・キャニオンの夕日鑑賞のみの大移動日になる。ロビーにて添乗員さんから明朝の予定と注意事項が申し渡されました。
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05:00 ウェイクアップ・コール。
05:30 スーツケース回収。
06:00 出発。
*スーツケースはホテルが集めてバスに積んでくれる。
廊下には出さず、部屋の中でドアー近くに置いておくこと。
*朝食はBox弁当。空港または機内で済ませること。
*スーツケースの鍵はかけない。TSAロックも担当者が開ける方法を知らないとやはり壊されるそうです。
*搭乗手続きにパスポートが必要。
*搭乗のUAの場合、預入れ手荷物1個は23Kgまで無料、23〜32Kgなら有料。
*空港のセキュリティは液体物チェックがある。
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説明が終わり次第、各自の部屋に急ぎました。
我々はウェイクアップ・コールより早く起床です。
シャワーでさっぱりして、軽いおやつを食べてから直ぐ就寝でした。

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