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アメリカ西部の旅 3日目 (2008/6/27)
ラスベガスからグランドキャニオン、夕日鑑賞
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◇◆◇


ホテル出発まで
04:30 起床。
04:50 ウェイクアップ・コールあり。
05:30 待っていたポーターがスーツケースを取りに来ない。
チップは不要とも思ったが、ルームメイドの昨日分の仕事は済んでいるので2人分2ドルを置いた。
05:45 各自でスーツケースを引きながらロビーに行く。一旦ロビーで集合し、それからホテル玄関前に停車中のバスまでスーツケースを運ぶ。
05:48 ボックス朝食(サンドイッチ・リンゴ・オレンジジュース)を受取った。
今日はサンフランシスコから空路でラスベガス、そこから陸路を延々と走行してグランドキャニオンまで行く。大移動です。

サンフランシスコ空港
06:00 ホテル出発。サンフランシスコ空港まで約15分らしい。
添乗員さんから「空港で受取る搭乗券に”SSSS”なる記号があったらスーツケースの中を全て調べる。文句は言わずに調べさせること」と注意があった。

朝日の昇るサンフランシスコ空港UA出発口
06:21 ユナイテッド航空(UA)のターミナルに到着。霞んだ空気を透してターミナル・ビルの渡り廊下の上に真っ赤な太陽が見え始めた頃合だった。添乗員さんの説明では、アメリカの空港ターミナルは各航空会社持ちになるそうです。
場所は忘れたが、携帯の朝食を急いで食べる。ジュースを携帯するとセキュリティの通過ができないのです。
06:55 搭乗券を受取り、スーツケースを預けた。 メンバーの搭乗券に抜取り精査の当り記号”SSSS”はなく、通常のセキュリティー・チェックのみで搭乗口25番に向かった。
07:50 搭乗口75番の近くでコーヒー(@$2.24)を2つ買う。甘いコーヒーを飲み、何となくホッと寛いだ気分になった。
08:07 搭乗開始。

以下の地図を左右にスライドしたり拡大したりすると、サンフランシスコ、ラスベガス、グランドキャニオン、モニュメント・バレー、ロスアンゼルスなど主要な旅行先を簡単に表示できます。大きく拡大すると市街地も良く分かる地図になる。
今日の宿泊地はグランドキャニオンのツサヤン(Tusayan)、以下の地図を左にスライドさせ拡大するとラスベガスの真東に地名グランド キャニオン ビレッジがある。この旅行記では今晩の宿泊ホテルの地名をツサヤンとしているが、Googleマップでは”タサヤン”になっています。
大きな地図で見る オフラインなら Google Map は表示されません。


United Airline ラスベガス便
08:10 優先の Group 1 から搭乗開始、ツアーは最後の Group 3 として搭乗でした。
08:15 機材は A320、座席配列は 3-3、全座席がエコノミークラスだった。私の座席は 24E で3座席の真ん中、窓側はアメリカ人女性でした。これではラスベガスなどの写真は撮れません。気を利かして後列窓側 25F のワイフがラスベガスの航空写真を撮ってくれました。
08:30 出発。予定の出発時刻は 8:38 となっている。時々気付きましたが、現地の使用時刻が自分の時計と少し違うことがあったのです。気にせず、自分の時計を使用しています。
08:50 この頃に離陸でした。
Aerial Las Vegas
ラスベガス、メイン・ストリートと噴水ショーの池
09:20 コーヒー(ミルク・シュガー付き)をもらった。窓側の女性はPCで作業中、その時計を見たら5分程私の時計と違っていた。空港の時計といい、アメリカ大西部では時刻はアバウトでよいのかな? コーヒーを終え、その後は目をつむって過ごしました。
09:53 この頃に着陸体勢でラスベガス市街の上空を飛ぶ。ホテル群やタワーなどは望遠を効かせて何とか撮れましたが、窓際のワイフの写真がやはり良く撮れています。
10:03 着陸。
10:10 この頃に到着。

ラスベガス空港(MaCarran International Airport)
Las Vegas / MaCarran International Airport
ラスベガス空港ターミナルD、シャトルの乗場に
10:10 ラスベガス空港に到着。ここは国内線用にA・B・C・Dの4ターミナルがある。A・Bはコンコースでメイン・ターミナルに行けるがCとDは夫々のシャトル電車でメイン・ターミナルと結ばれている。搭乗機はターミナルDに着いたのでバゲジ・クレームまでかなりの移動になる。
10:06 機外に出てボーデング・ブリッジを渡った。

移動開始後すぐカジノの中を歩き抜けました。この空港には全部で約1000台ものスロット・マシンがあるらしい。「さすがラスベガス!」と感心もしたが、同時に少々呆れました。パチンコ大国の空港のコンコースや待合所にパチンコ台がズラーと並ぶ光景を想像してください・・・。
ターミナル・ビル地下にエスカレーターで降り、シャトルに乗ってメーン・ターミナルに移動です。途中でシャトル電車は地下から高架になりました。ラスベガスの空は抜けるような青一色だった。
10:35 バゲジ・クレームに到着。どこの空港のバゲジ・クレームも飾り気のない印象ですが、ここはエンターテイメントの街らしく高い壁面に明るい広告が多かった。
在米の日本人女性ガイドさんが出迎えでした。この小太りしたガイドさんはタフ・ウーマン、滞米15年の独身でした。頭の回転が速く、よく口も回り、睡眠時間は数時間で大丈夫とか。眠らずに済むのはナポレオンみたいですね。これから2泊3日のガイドを務めましたが、感心するというか驚くことの多かった人でした。
又々脱線ですが、このガイドさんは「今となっては極めて難しい米国永住権が取れてラッキーだった」なんて云っている。永住権に選挙権は無いけれど大体のところ天下晴れてアメリカ人並み・・・。現在は日本人の永住権希望者が多く、籤引きまでするようです・・・。アメリカ留学の希望者は減少とされますが、生活の場としては良さも多いからでしょう。

10:45 我々のスーツケースがターンテーブルに乗ってきた。自分で降ろし、各自でバスまで運びました。メンバーの1人はスーツケースが破損したらしく苦労していました。
new bus we use in 3 days
これから3日間はこの新大型バス
10:58 白い車体の専用バスに到着。スーツケースはドライバーさんに任せて乗車です。新型の56人乗り大型バスとか、もちろんトイレ付きで確かに大きなものでした。昔の観光バスは派手な彩色が多かったと思うが、このバスは白でした。そういえば、サンフランシスコの2日間も白い観光バスだった。デザイン塗装に比べてコストがかからず、アメリカでも採用が増えているのでしょう。
我々はサットと乗車し前から4番目の左(ドライバー側)に座った。今回のツアーはバスの座席について特にルールはなく、「毎日、前方から後方に変えてください」程度だったのです。
ドライバーさんが乗車口で水のボトル(@$1.00)を販売、買い求める人も多かった。それで出発まで待たされました。

バス移動(ラスベガス ⇒ グランドキャニオン)
11:05 出発。これからグランドキャニオンまでの 約450Km を約5時間で行く予定です。使用する国道の多くは最高速度 100Km(65Miles)/hour ということでした。
ラスベガスはネバダ州、目的のグランド・キャニオンはアリゾナ州になり、高速のバス・ドライブでもかなりかかる。その多くはゆったりした起伏があり、背の低い植物がボソボソと散らかって生えている広大な砂漠、遠くにはなだらかな山並みが続く。枝分かれした大型のサボテンの風景や昔は金鉱があり栄えたがゴーストタウンになった所などが僅かに気を紛らわせてくれた。このエリアは慢性的な水不足で日中のスプリンクラー使用禁止の町すらあるようです。そんな砂漠の国道95号線を南に向い、それから Rt.163 を東に向かった。延々と下ると広い谷底に街が見えてきた。

カジノの町ラフリン(Laughlin)
ネバダ州最後の町、ラスベガスのほぼ南で約150Km離れた地にある。近づくと CASINO とネオンを付けたホテルが幾つもあり、ミニ・ラスベガスになっていた。カジノ・ホテルは全部で9軒らしいが、田舎のことでホテル代は比較的安いという。ラスベガスのような無料アトラクションはやっていない。
右手にホテルを見ながら進むとグランド・キャニオンから流れてきたコロラド川がある。ネバダ州とアリゾナ州の境です。この川は最後にはメキシコ湾まで流れ下るのです。蛇足ながら、ここまでのコロラド川は豊かな水量でも、下流では灌漑用水などに使われて、哀れな細い流れに変わるそうです。

Laughlin
(橋の下流側) ラフリンのカジノ・ホテル群、コロラド川のネバダ州側

Laughlin
(橋の上流側) コロラド川のリゾートとデービスダム、左岸はネバダ州・右岸はアリゾナ州
12:36 コロラド川に架かる橋を渡り始めた。手前では川幅を感じなかった。しかし橋から見ると広い川で、穏やかな流れでした。川辺は椰子が多く植えられた人工のビーチで、川遊びのボートやジェットスキーが走り回っている。
橋のはるか川上には大きなデービス・ダム(Davis Dam)が見えていた。これはコンクリート製ではなく、石で作られたロックフィル・ダムのようです。橋を渡り終えるとアリゾナ州になる。直ぐ交差点だった。右折すると95号線に沿って飛行場があり、その先はブルヘッド・シティ(Bullhead City)という街になる。バスは逆に左折して68号線を東に向かい、93号線との合流点から有名な歴史景観「ルート66」に入りました。そこは既に昼食をとるキングマン(Kingman)の町のようでした。

地図によると、ラスベガスからキングマンに行くにはフーバーダム近くのボールダー・シティ(Boulder City)経由で93号線を南東に向かうと近いはず・・・、何かの理由で別ルートを利用したことになる。

歴史景観:ルート66(Historic Route 66)
Route 66
ルート66の街キングマン
この国道66号線は1926年に完成したイリノイ州シカゴからカルフォルニア州ロスアンゼルスまでの約4000Kmのハイウェーです。全部で8州を貫き、かつては西部諸州への幹線道路だった。それで Mother Road と呼ばれ、多くの小説や映画や歌の舞台となった。例えば、ジョン・スタインベックの有名な小説「怒りの葡萄(The Grapes of Wrath, 1939年)」に描かれた貧しき農民らは中西部からこのルートでカルフォルニアに向かったとも云われる。ジョン・フォード監督の名作映画「怒りの葡萄」にはスタインベックをして「まるでドキュメンタリー」と言わしめた名場面があるらしい。
他にも映画「ロードハウス66」(Roadhouse 66)や「トゥー・レーン・ブラックトップ」(Two-Lane Blacktop)の舞台になったとされる。
ナット・キング・コールやビング・クロスビーらによって歌われた「ルート66(Route 66)」もジャズのスタンダード・ナンバーとして知られている。

多くの人達に利用され愛された国道66号線も時代の流れに勝てず、インターステート40号線(I-40/Interstate 40/州間高速道路)が完成すると1985年に廃止となった。旧国道66号線は急速に利用者が減り、その沿道は廃れ、地図上からも道路名は消滅しました。それでセリグマン(Seligman)のエンジェル(Angel & Vilma Delgadillo)という人が国道66号線の保存活動を開始した。現在ではアチコチの旧66号線が州指定の景観街道となっているらしく、「Route 66」の標識は多くの場所にある。

今では一部の人達によく知られたアメリカ西部の名所「ルート66」です。レンタカー・ドライブを楽しむため、わざわざ訪れる日本人すらいるようです。 観光案内サイトによると、
ルート66を楽しむならアリゾナ州フラッグスタッフ(Flagstaff)とロサンジェルス(Los Angles)の区間がよい。この区間にルート66の旧道路が最も多く残り、その近くに数多くの観光地がある。例えば、グランドキャニオン(Grand Canyon)、セドナ(Sedona)、ボウルダーダム(Boulder Dam)、ラスベガス(Las Vegas)、バーストウ(Barstow)、モハビ砂漠(Mojave Desert)など。[出典:ルート66 - USA Tourist (文章変更) ]

以下の道路地図はグランドキャニオン国立公園が入園者に配布する無料パンフレット(英語)からお借りしたものです。キングマンとセリグマンはインターステイト40で結ばれているが、その上の白い弧状の道がアリゾナ州の観光名所「ルート66」になる。 この道路上のひなびた集落や町に1部の人達の人気があるのでしょう。この地図で今日のラスベガスからグランドキャニオンまでの走行ルートは全域がカバーされています。

map from grand canyon national park guide
地図はグランドキャニオン国立公園ガイド(英語版)から部分的にお借りしました。
日本語の地名は北行庵が記入しました。クリックで拡大できます。


昼食(ルート66の町キングマン)
キングマン(Kingman)はアリゾナ州北西部の町で人口は約2万人(2000年)のようです。 ここの標高は約1000m(3300ft.)程度です。
車窓からは Route 66 の道標が数多く見れる。その町のレストランで昼食です。
13:20 この頃、ダンバーステーキハウスの駐車場に到着でした。車外は暑かった。通常の日中は摂氏30〜40度らしいが、湿度が低いので不快に感じない。
レストランは立派というよりアメリカ西部の田舎風お食事処といった印象です。大団体も入れる広い部屋でした。 飲物はアイスティー、昼食はサラダ、ハム・サンドイッチとフレンチフライ、アイスクリームの簡単なものです。体を使うこともなく、我々はこの程度のランチで十分でした。


サラダ

ハムサンドイッチとフレンチフライ

アイスクリーム

スカイウォーク(Sky Walk)、場所
2007年3月、新名所スカイウォーク(Sky Walk)がオープンした。グランドキャニオンに突き出した馬蹄形の透明ガラス床の展望台です。不思議にも、その オフィシャルサイト に地図がない(2008年11月現在)。
観光で知られたグランドキャニオンは国立公園ですが、スカイウォークは国立公園の遥か西方になる先住民保護区(ウォラパイ族/Hualapai Indian Reservation)にある。 場所は Grand Canyon West (West Rim)とされ、Kingman の北に約70マイル、2時間弱のドライブのようです。地図上ではグランドキャニオンの本当の西端でミード湖に近く、Mead View や Pearce Ferry(上の地図) という町が目印になる。途中には未舗装の道もあるらしい。
スカイウォークにはキングマン等から日帰りツアーがある。一口にグランドキャニオンと云っても、広大なエリアで・・・。
[参考サイト]
リンク切れ2、削除しました。2009.08.20
14:05 バスに乗車。ドライバーさんはビール($2.00)を売っている。アリゾナ州ではバス車内での飲酒は許可されているそうです。
14:10 レストランの駐車場を出発。これからグランドキャニオンのホテルに向かう。
14:15 この頃、キングズマンのルート66とは別れ、インターステイト40号線を東に向かい、ウィリアムズ(Williams)まで行きます。

15:18 砂漠の通り雨に遭遇、窓ガラスに水滴が付く程度でしたが、数分は続きました・・・。
ウィリアムズの町で左折、64号線(180号線)を北に向かいます。
16:18 道路沿いに昔懐かしいロッキード社製のプロペラ旅客機が展示してあった。それには United States Air Force と書かれている。大きな格納庫らしき建物もあり、空軍基地なのでしょう。

グランドキャニオンの土産店
16:20 道沿いの土産店 Villege Travel Shop に入る。有名観光地の土産店のこと、品物を沢山ゴチャゴチャと並べて売っているのは何処でも似たようなものです。
ブラブラと店内をみて、Grand Canyon と書かれたベージュのキャップ(@$16.99+sales tax)を記念に買った。当時のレートでは約2000円といったところです。
16:55 店を出てバスに乗車、すぐに出発でした。

16:15 この頃にツタヤン(Tusayan/現地語で「少ない水」)にあるグランドキャニオン空港(Grand Canyon Airport)近くを走った。ルート64から空港設備はよく見えません。ラスベガスやフェニックスなど周辺都市からの定期便やグランドキャニオン観光フライトが利用するアリゾナ州3位の空港とされます。
ここまで来るとグランドキャニオン国立公園はもう遠くない。この空港からホテルは1マイル、ホテルから公園入口ゲートは1マイル、そんな位置関係のようでした。

クオリティ・イン & スイーツ キャニオン プラザ(1泊目)
Quality Inn & Suites Canyon Plaza, Grand Canyon
クオリティ・イン & スイーツ キャニオン プラザ
(Quality Inn & Suites Canyon Plaza, Grand Canyon)
ツサヤン(Tusayan)の64号線沿いに中小のホテルが立ち並ぶちょっとした町がある。2泊する我々のホテル(3つ星)は表道から少し入ったところにあった。この町にはクオリティ・インを名乗るもう一軒のホテルがあるが、それは2つ星となっている。
ラスベガスからグランドキャニオンまでの走行距離は約500キロ(ほぼ東京・大阪の距離)とされ、昼食時間を含めて片道6時間余のドライブでした。

グランドキャニオン国立公園
(世界自然遺産、1979年)
Grand Canyon National Park
グランドキャニオンはコロラド川の浸食により作られ長さは約445Km(277Miles)、最大幅は約29Km(18Miles)、深さ約1,220m(4,000Ft.)もある大渓谷です。 地質学と生態学上の特色や文化的背景や美しい景観により1919年に国立公園に指定された。今日は年に500万人が訪れる北アメリカ随一の自然景観となっている。
大渓谷の周辺はノースリム、サウスリム、イーストリム、ウェストリムに大別されます。標高としてはサウスリムが海抜・約2100m、ノースリムは海抜・約2400m、大ロッキー山脈の中腹といえましょう。サウスリムが大渓谷の景観を楽しむには最適で施設も最も整っている。サウスリムからノースリムは大渓谷の対岸で直線距離は遠くないが道路と交通機関は不便とも云え、約344Km(215 miles)を車で4時間以上かける大移動になるようです。イーストリムはサウスリムの東端に位置します。近年作られた観光名所スカイウォークはウェストリムにある。
グランドキャニオンは日の出と日の入の景観が特に有名です。日中は巨大過ぎるともいえる大渓谷なのだが、朝日や夕日が変化に富んだ岸壁の色彩を際だ立せて立体的な素晴らしい景観を演出してくれる。
月日日出時刻日没時刻
3月15日6:4018:36
6月15日5:1119:47
9月15日6:1118:36
12月15日7:3217:15
サウスリムの場合、ビジターセンターから3系統の無料シャトルバスが巡回しており、数多くの展望台や宿泊施設などに簡便に行くことができる。グランドキャニオンで唯一の4つ星ホテル「 El Tover Hotel 」はヤバパイ展望台とトレイルビュー展望台の間にあり素晴らしい景観を楽しめる。近くに他の幾つかの宿泊施設も並んでいる。
宿泊施設エリアの西端に木造のコープ・スタジオ(Kolb Studio)がある。写真家コープ兄弟がグランドキャニオンの風景を撮り続けた家で、現在は無料展示場や本屋になっている。
グランドキャニオンの名を冠した音楽にグローフェ(Ferde Grofe, 1892-1972)作曲、組曲「グランドキャニオン」がある。大峡谷の雰囲気を良く表現した音楽に思えます。
CD Case / Grand Canyon Suite by F. Grofe [参考文献]国立公園のグランドキャニオン・ガイド(日本語/新聞状)を参考に、各種ソースの情報を混ぜて作成しました。
[参考サイト]
Grand Canyon National Park

17:18 ホテルに到着。駐車場は正面入口の近くだった。
このホテルのロビーは広くはない。入口奥の右側がフロント、その奥がショップ、入口の左側がレストランでした。
チェックイン手続きはガイドさんと添乗員さんが全て片付けてくれる。手続きが終わり、部屋割りが決まるまでブラブラと見歩きました。しばらく後に集合、我々は375号室のキーを渡された。
17:28 入口とレストランの間の廊下を回ると大型の植物が沢山ある吹き抜けの中庭だった。その中庭とレストランの間を通り過ぎるとエレベーターがある。3階まで乗った。吹き抜けの周囲は廊下になっているが、その下、1階部分は単なる中庭ではなくレストランのテーブルが並んでいた。
17:36 入室。セミダブルのベッドが2つ、小型テーブルセット1組、テレビのあるサイド・テーブルなどで予想よりも広い部屋です。洗面所が2ヶ所あるのが珍しかった。アメリカのこと、全体的に清潔な感じがしてよかったです。
スーツケースを落着かせたり、洗面を済ませてサッパリしたら、もう時間がない。

グランドキャニオン・サンセット鑑賞
17:45 部屋を出てロビーに行く。既にメンバーの多くは集合していた。
18:00 ホテル前で専用バスに乗車。
18:06 グランドキャニオン国立公園の入口(South Entrance Station)に到着。料金を払うのですが、ツアー客はしばし待つだけです。
国立公園の英語のガイドと日本語のガイドが配布になった。日本語のものは新聞みたいな作りですが、無料巡回バスのルートが図示されて分かりやすい。
18:18 専用バスを下車、無料シャトルバスの停車場マーケットプラザ(Market Plaza)で次のシャトルバスを待った。
サウスリムのグランドキャニオン・ビレッジでは3系統の無料シャトルバスを運行しており、どの停車場でも乗降は自由です。早朝と夜は違うが、昼間は15分間隔で運行らしい。地図上では簡単に歩けそうでも距離があるのでシャトルバスの利用が良いのです。
シャトルバスの車体の横に Natural Gas Powered と書かれている。環境保護目的でしょう。
最初にきたBlue Route のシャトルバスに乗った。ヤババイ展望台まで一区間だけの乗車です。
Grand Canyon Map
GC国立公園ガイド(英語版)から部分的にお借りしました。
クリックで拡大してご覧下さい。


ヤババイ展望台(Yabapai Observation Station):
18:34 ヤババイ展望台のバス停に到着した。
停車場から展望台まで少し歩くが、途中に自家用車の駐車場がある。そこでは多くの天文ファンが反射望遠鏡を並べて暗くなるのを待っていた。星空を楽しむのに良い場所なのでしょう。
グランドキャニオンというと雄大な岩壁の連続で植物など無いように思えます。確かに侵食された渓谷には植物は極めて少ないが、大渓谷が作られた台地は豊かな森林に覆われているのです。針葉樹が多く Pinyon-Juniper (ビャクシンの一種) とか Ponderosa Pine (アメリカ北西部原産の松) という種類らしい。それで大渓谷沿いの遊歩道や展望台まで行かないと本当に何も見れない。大峡谷沿いの国道46号線からも1〜2ヶ所でチラッと観れる程度、という説明でした。
18:38 木々の道を通り抜け、ヤババイ展望台に到着。素晴らしいグランドキャニオンの雄大な風景が目前に広がっていた。
ヤバパイ展望台の風景
ヤバパイ展望台の風景、夕暮れの谷底は暗く、巨大な岸壁の突起部のみが夕日に輝く

上の写真の左側になるが、大渓谷に岬のように白い岩が突き出てた所がある。展望台の斜面は何とか下れたようで、アメリカ人の女性1人がそろそろと白い岬の先まで行った。立って歩くのは怖いらしく、岩に腰を下ろした状態で少しづつ動く。写真を撮りながら見ていると、約5分で岬の先端にたどりついた。これからのサンセットを特等席で鑑賞するつもりらしく、動かなくなった。その姿はグランドキャニオンのマーメイドに思えました。
グランドキャニオンのマーメイド
ヤバパイ展望台の白い岬に現れたマーメイド。( 実際は身の毛がよだつ場所、絶対に真似てはいけない!)

18:50 ヤバパイ展望台を後にして、シャトルバスの停車場にもどった。
18:52 シャトルバスがくる。
19:15 4つ目のバス停で下車しました。

ブライト・エンジェル・ロッジ(Bright Angel Rodge):

ブライト・エンジェル・ロッジのバス停側の正面
19:20 このロッジの前にシャトルのバス停がある。このロッジはグランドキャニオンで活躍した建築家コルター女史により建てられた由緒ある建物の1つです。ロッジの中を少し見学し、その建物を通り抜けた裏側の展望台からグランドキャニオンを再度楽しみます。右手の遥かに有名な4つ星ホテル「El Tover Hotel」の屋根が見える。ここから岩壁上に作られた遊歩道をそのホテル方向に散策です。風も適度で心地よい夕方でした。対岸(ノースリム)の彼方に煙がたなびいている。山火事か?と思えたが、ガイドさん曰く 「何時も同じ場所に煙があるので、わざと燃やしているらしい」とのことでした。
19:34 この頃に夕日の黄金色の空がきれいだった。雲が出ていたが沈み行く太陽の光で輝く程度で夕焼けは楽しめます。グランドキャニオンの横縞のある岩壁やいろいろな岩の尖塔も高いところが赤く輝き、とても立体的な景観になりました。
我々のグループは El Tover Hotel 近くの突端まで行き、そこから引き返した。太陽はノースリムの森に沈みましたが、ルックアウト・スタジオ(Lookout Studio)の展望台では未だ大勢が名残の光と雄大な赤い渓谷の眺望を楽しんでいる。私もバシャバシャと写真を撮り続けたものです。
グランドキャニオンのサンセット
ノースリムの森に沈む太陽、ブライト・エンジェル・ロッジ近くの展望台(遊歩道)にて/19:34

19:50 ブライト・エンジェル・ロッジを通り抜けてバス停に向かった。
19:52 バスに乗車。直ぐホテルのレストランの夕食券が配布になった。今日は大団体も宿泊中で混むらしい。
19:57 出発。

夕食(ホテル)、宿泊:
20:15 ホテルに到着。
我々はそのままエントランスホール左手のレストランに入った。横浜の御夫婦と相席となる。夕食は写真のようにサラダ、フライド・チキン、アイスクリームで量的に多いとも思えない。しかも今日の午後は間食なしでした。しかし、十分に感じたのです。

supper dish 1
サラダ
supper dish 2
フライド・チキン、パスタ
supper dish 3
アイスクリーム

20:50 部屋に戻った。
添乗員さんにお願いしてあったスペアー毛布は部屋に届けられていた。
今日一日の予定も無事にこなし満足です。しかし、やはり疲れました。それでも2連泊なので、簡単な洗濯は各自で片付けました。

明日はユタ州南端のモニュメントバレーまで長距離ドライブの往復です。
朝の予定は以下の通り。
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06:00 ウェイクアップ・コール。
06:30〜 朝食(各自、1階のレストラン)。
07:40 出発。
*連泊なので貴重品に注意すること。
*明日は一応上着も持つこと
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我々は5時起きになる。
シャワーで汗を流してサッパリ、休むだけです。

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