月のことば

ボールペンのインクを
使い切った時
ボールペンさんが
わたしにむかって
“有難う”と言ってくれる

坂田道信
(1940〜)  広島県在住

−平成17年12月−

南無阿弥陀仏とは
宇宙にみちわたっており
自分もそのなかにいれて
もらっていることの発見
それを信心という

−平成17年11月−

MOTTAINAI
(もったいない)
私はこれから世界へ向け、
この言葉を発信していくつもりです。

ワンガリ・マータイ
2004年ノーベル平和賞受賞

−平成17年10月−

阿弥陀さま

あなたはほんとに
よいほとけ
わたしをほとけにする
よいほとけ
あなたほとけが
わたしとなって
わたしをほとけにする
よいほとけ
なもあみだぶつという
よいほとけ
なもあみだぶつ
なもあみだぶつ

−平成17年9月−

伝導の相手

法を伝える
教えを伝える
その相手は
だれよりも
この私
自分自身

−平成17年8月−

時の流れ

時は現在から過去へ
流れていく
しかし  もうひとつの
時の流れがある
それは未来から現在への流れ
この二つの時の流れが
交差するところ
それが「今」である

−平成17年7月−

大行(だいぎょう)

自分でやっていると思っている
そうではない
仏さまが私の上で
働いておられる
それを大行という

−平成17年6月−


釈尊(おしゃかさま)

王子としてうまれ
地位もあり名誉もある
何一つ不足がないかにみえる
にもかかわらず
大きな苦があった
その苦の解決をもとめ
出家した

−平成17年5月−


こころ

こころよ
いつも私とともにある
こころよ
今日からは
仏さまのこころのなかに
とけいっておくれ

−平成17年4月−


からだ(体)よ

いつもいつも
お世話になりながら
お礼を言うのを
すっかり忘れていた
からだ  よ
これからは
なるべくあなたに
迷惑をかけないように
心がけます

−平成17年3月−

生きていることの
意味がわかりたい

大いなる生命いのち
働きのなかで
今を生きている
いかされて
今を生きている

−平成17年2月−

蓮如上人御歌

あらたまの
年のはじめを祝ふとも
南無阿弥陀佛の
こころわするな

−平成17年1月−