月のことば

経験というのは  人生上の
あれこれの事実的  出来事の
ことではなくて
「わかった」と感じることです

池田晶子(1960-2007)

−平成20年12月−

頭と体  両方を使う
頭と足  両方を使う
このことが  いいことのようだ

−平成20年11月−

帰命無量寿如来きみょうむりょうじゅにょらい
南無不可思議光なもふかしぎこう
正信偈しょうしんげ」は
宇宙に鳴りひびいている
魂の音楽

−平成20年10月−

動物に生命(いのち)があるのは
よく  わかります
しかし  木や草も
生命を  生きているのです
そのことを  忘れたくない

−平成20年9月−

いだかれて  ありとも知らず
おろかにも
われ反抗す  大いなるみ手に

九条武子(1887-1928)

−平成20年8月−

念佛って  南無阿弥陀仏って
私のほうから
つけ加えるものは
何もなかったんですね

−平成20年7月−

念佛の人は
弥勒のごとく
ほとけになるべし

−平成20年6月−

いのちよろこぶ なもあみだぶつ
いのちの居場所 なもあみだぶつ

−平成20年5月−

浅原才市さんの詩より一つ

しぬること  あじわってみましょう
しぬるじゃのうて  いきること
なむあみだぶに  いきること
なむあみだぶつ  なむあみだぶつ

浅原才市(1850-1932)
島根県に生きた人

−平成20年4月−

日ぐらしのなかでの
小さなこと  態度
言葉づかい  あいさつなど
感じよくしていきたい

−平成20年3月−

人間は自分の知恵を
たのみとするのをセーブして
佛の智慧に生かされ
生きていく  それがベスト

−平成20年2月−

甲斐 和里子かいわりこさんの歌

御仏みほとけをよぶわがこゑは
御仏みほとけのわれをよびます
御声みこえなりけり

−平成20年1月−