[BAS VirtualCPU]
BAS は、PC上ではコンパイラ-インタプリタ方式を採用しています。
マイコンではコンパイラ方式です。
BASCOM というコンパイラを利用して、架空のCPU「BAS VirtualCPU」のアセンブラリスト
に変換します。
次に BASGEN というアセンブラを利用して、「BAS VirtualCPU」の実行バイナリを生成し
ます。
「BAS VirtualCPU」の実行バイナリは、BASSIM(VirtualCPUシミュレータ)を利用して
PC上で動作させることが出来ます。
マイコンで利用するバイナリは、BASGEN のかわりに BASGENxxx を使います。
xxx は、ターゲットによって異なります。たとえば、Z80 なら BASGENZ80 といった具合です。
これにより、BAS VirtualCPU アセンブラリストは、ターゲットのリアルCPU機械語コード、
またはアセンブラリストへ変換されます。
VirtualCPU は、16bit と 32bit の2種類があります。
BASCOM は両者共通ですが、PC向けのツール BASGEN は、16bit 版が BASGEN.EXE, 32bit版が
BASGEN32.EXE になります。BASSIM は、16bit版が BASSIM.EXE, 32bit版が BASSIM32.EXE です。
このビット幅は VirtualCPU の内部バス幅であり、これらの EXE は ANSI-C が利用できる
一般的な OS 上で動作します。
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