[1chipMSX]
はじめに
MSX2パソコンをワンチップに収めた 1chipMSX が届きました。
自由にロジック回路を組める FPGA 上に構成されているため容量が許す限り、
機能を変更・追加するのも自由です。
楽しみ方としては、大きく分けて2通りあると思います。
・純粋に MSX2 の再来として楽しむ
昔懐かしみたい人、1chipMSX向けに発売されるらしいMSXコンテンツを遊びたい人など。
・FPGAボードとして楽しむ
FPGAというICは、結構高価なICです。しかも、1chipMSXに搭載のモノは比較的大規模(高価)なもので
各種周辺回路まで付いて 2万円という価格は破格とも言えます。破格なので、MSXに興味が無くても
電子工作系のマニアな方にも魅力的なブツだと思います。
私は、元MSXユーザーで、MSX実機(FS-A1ST, FS-A1GT)も持ってますが、MSXとして見た場合は
とにかく小さいことが魅力だと思います。
ついでに、電子工作も好きな方なので、FPGAボードとしての魅力も感じます。
FPGAボードとして見たとき、ゼロから作ると大変ですが、MSXに自作回路の追加という形で組むと、
MSXのCPUや、OS等がそのまま利用できるため、自作回路の動作確認の敷居が低くなります。
でも、いまさら MSX-BASIC や、MSX-C はちょっとツライ気がするので、クロス開発環境を作ってみることにしました。
また、今でも少量ながらMSX用のソフト開発を行っている人はいます。
特にMSXならではのものは、MSXでしか楽しめないので、それらをよりよく楽しめるように回路修正も行ってみることにしました。
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