ブロック名 | 概要 | |
SlotCounter |
1つしかない演算器を、パラメータだけを切り替えて時分割処理することにより、18回路あるように 見せかけています。また、1つの演算器も処理速度の都合等から4サイクルかけて演算しています。 18 * 4 = 72サイクルのタイミング生成回路です。 VM2413 では、すこしずつタイミングをずらした SlotCounter を4回路搭載しています。 (4回路ありますが、遅延目的のようなので1個目の出力を FF 遅延しても同じだと思います) |
|
Controller |
OPLL内部を制御している部分であり、CPUからアクセスできるレジスタ値を保存するメモリもこの中に あります。また、音色データ(プリセット/自作共)もこの中にあり、現在処理中のオペレータに対する パラメータを音色データメモリやレジスタメモリから読み出して、各ブロックへ供給しています。 |
|
EnvelopeGenerator |
音色の立ち上がり、立ち下がり、減衰などを表現するためのエンベロープを生成するブロックです。 Controller から提供されるパラメータをもとに計算して、波形の係数を求めます。 | |
PhaseGenerator |
sin波形のサンプリング位相を決定するための演算回路です。sinテーブルの読み出しアドレスを生成します。 Controller から提供されるパラメータ F-Number, Block, Feedback などの値が使われています。 |
|
Operator |
sinテーブルの PhaseGenerator の示すアドレスの値を読み出し(sin波からのサンプリング)、EnvelopeGenerator の示す係数を掛けて出力します。 係数を掛けるといっても、sinテーブルや係数は対数表現なので、実際の演算器は加算器になります。 |
|
OutputGenerator |
対数表現の Operator 出力を、リニア表現に変換して出力します。 |
|
TemporalMixer |
1チャネルに含まれる2つのオペレータ(キャリアとモジュレータ)をミックスして出力します。 |