[1chipMSX]
TEXT12の修正
※情報の正確さは保証できません。
私はまだこの回路を眺めていないのですが、caroさんという方から、ブリンク表示に関する修正パッチをいただきました。
この回路は、GRAPHIC123M の流れからして、TEXT1 (SCREEN0 WIDTH40), TEXT2 (SCREEN0 WIDTH80) の表示画素パレット番号を
決定する回路だと推測できます。
当然ながら、点滅は一定時間単位で画素値が変化するので、パターンジェネレータテーブルから画素値へ変換する回路である
この回路でブリンクも処理してしまうのが効率的で、実際そうなっているのでしょう。
そもそもゲームなどでは SCREEN0 を採用していることが希で、あまりブリンク機能にお目に掛かることもないのですが、
ツール類などでは、カーソル点滅などに使われていたりします。
1chipMSX の TEXT12.vhd は、どうやらこの点滅の分周周期にバグがあるようで、点滅速度が遅いらしいです。
caroさんの修正により、この点滅周期が改善されたようです(TEXT12.vhd 2008/3/14)。
さらに、異なるタイミングで更新される D-FF が一つの PROCESS文にまとめられて記述されていたため、私の方でこれを分離。
同じ演算をしている演算回路を1つにまとめることで回路規模を削減(TEXT12.vhd 2008/3/22)。
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