[MSXパソコン向けいろいろ]

Target:
 MSX1/2/2+/turboR
Recommend:
 MSXturboR + 高速ドライブ

Description:
 MSX の Screen2 を使ってフル画面動画を実現してみた実験プログラムです。
 再生ツールは MSX上で、動画エンコードツールは WindowsPC 上で動作します。
 それぞれソースが付いていますのでご自由にお使いください。
 あくまで実験プログラムなので、いっさいタイミングをとっておりません。
 そのため、動画ファイルを格納したディスクドライブによって再生速度が異なります。
 ATA-IDE や MegaSCSI に接続した HDD に格納された動画再生を推奨します。
 MSXturboR を推奨しますが、R800固有の命令は利用していませんので、MSX2/2+ でも動作するはずです。
 
 MSX1で動作させる場合は、MSX2/2+/turboR版と MSX1版を入手し、再生ツールは AS2PLAY2.COM をご利用ください。
 ただし、用意してあるサンプル動画は MSX2パレットを前提に作られているので、色がおかしくなります。
 動画データは MSX1 色を指定して作成する必要があります。

MSX の Screen2 とは、水平に並ぶ8画素を組で扱い、その8画素を2バイトで表現します。
その8画素内は2色しか使えず、色は16色あるので、「16色のうちどの2色を使うか」を示す1バイト
4bit * 2色)と、「各画素は2色のうちどちらか」を示す1バイト(1bit * 8画素)で構成されています。
画面の解像度は、256*192 なので、1画面の情報量は 256*192/8*2 = 12288byte になります。
今の PC では、その程度の情報量なら 60fps 実施してもかなり余裕ができますが、MSX ではかなり厳しいサ
イズになります。
その厳しさに挑戦してみたのがこのツールです。

仕組みとしては、グラフィックを構成するキャラクタのうち、大きく変化したモノから順に上位いくつかを
更新して、あまり変化のないキャラクタは更新しないような仕組みになっています。
動画データは、次の更新キャラクタまでの相対位置情報とキャラクタの形状・色データがいくつか連続して
1フレームを更新し、フレームの区切りを示すマークを見つけるたびにアドレスを左上にリセットしています。
この仕組みのため、画面全体の変化が激しいような動画はうまく動画に見えません。

このソフト(AS2_002.lzh, AS2PLAY2.zip)は、すでにメンテナンスを終了しています。
自作ソフトに組み込む・改良して再配布する等、ご自由にご利用ください。
それら再配布物に対して、私が権利を主張することはありません。

Download:
 Anime on screen2 player and encoder for MSX2/2+/turboR.
 Anime on screen2 player and encoder for MSX1. (difference file)
 Sample animation. (for MSX2/2+/turboR)
 Sample animation (lite). (for MSX2/2+/turboR)

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