ハリにこだわる

 

1.ハリのタイプ
この釣りをやるとすぐにわかることですが、魚信を感じた時にすぐさま竿を立てても「乗らない」こがかなりあります。向こうあわせの釣りではないのであわせを与えることがきわめて大切なわけです。
それが2度,3度と続けて乗らない場合はとこれはおかしい。
すぐさまハリの点検を行うべきでしょう。
この釣りはハリ先をするどい状態のものにしておくことはきわめて大切です。

一般的にこの釣りにはチヌバリの1号から3号が使用されています。
大物を狙う場合にはグレバリなど太いハリを使うこともあるかと思います。
最近はこの釣りに人気が高まっているせいでしょうか、とうとう専用バリが発売になっています。
 GRUN  GPシリーズ 「こませしゃくり」5−8号 13本 200円
 MISAKI          「ウィリーしゃくり」 ひねりなし1−2号 金   30本400円                    同                     銀   30本350円 
いずれもハリ先のするどさを売り物にしています。

しかしその他にもお奨めのハリはないのか。
デコダイやイシダイの引きにも巻けない強度があり、しかもハリ先がするどいという理想的なハリがあります。
城ヶ島 大 (MISAKI製のものが50本600円 くらいで販売されています。)
このハリは本来カワハギ用に発売されたハリで神奈川県の三浦半島先端の城ヶ島近辺で盛んに
カワハギ釣りが行われていたことから命名されたものです。
形状はチヌバリに極めてよく似ていて、ハリ先がするどく、しかも軸が太くなっているので,のばされることも少ないようです。むろん入手できればという前提ですが、是非試してみてください。

2.金色が良いのか銀色が良いのか
ハリには一般的に金と銀がありますね。チヌバリの場合はその形状としての変形バリエーションもいろいろありますが、色のバリエーションとしてはその他にも黒、そして最近ではオキアミカラーなどというものもあります。
それではウィリーこませしゃくりの場合は、どのハリの色が良いのでしょう。
研究者によると「銀」が基本とのことです。理由は定かではありませんが、おそらくは膨大な経験則から出てきたノウハウであろうと推定しています。またこれを基本にしてウィリー色によって選択するハリの色を替えると良いと主張している人がおります。
つまり金バリに相性の良いウィリーカラーは、白系の=白、ケイムラ、KW
金をつかわずに銀バリか良いとするカラーは茶系の色=OA(茶),374(茶),HA(オレンジ),
KP(蛍光ピンク),K−B(蛍光イエロー),A(あずき)
これらもみなさんで実際に試してみてください。私はいまのところ確かな感触を得ているわけではないことをお断りしておきます。

3.食い渋りには
食い渋りの対策はずばり「ハリ」の大きさを落とすことだといわれています。
目安としてはチヌの1号バリので落とす。それ以上は、タイ類を狙う上では好ましくはないでしょう。逆に食いの良い時はハリを大きくして効率よく大物を狙うことが釣りを楽しくする秘訣でしょう。

 

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