2002 晩夏の奈良

8月24・25日、またまた奈良に行ってきました。
今回はあずささんの『しま』での浴衣コンサートに
お邪魔させていただくのが目的の旅でした。

近鉄線に乗って車窓に朱雀門が見えてくると、
奈良に来たゾ、という気持ちになります。

近鉄奈良駅のコインロッカーに荷物を入れて、
東向通り、餅飯殿通りを抜けて奈良町界隈を
ぶらぶら歩きしながら、
元興寺のお地蔵様たちに会いに行きました。
この日元興寺は地蔵盆でした。
境内には沢山の人がいて準備の真っ最中。
桔梗の花に囲まれたお地蔵様たちも
なんとなくそわそわ落ち着かないご様子でした。

猿沢池から興福寺、いつもの『ときわ』で
お昼ごはんを食べて水門町から二月堂裏参道へ。
二月堂から見える風景は、遠出から帰って
日光の山並みを目にするときと同じくらい
懐かしい気持ちになるから不思議です。

大仏池のほとりに一羽の鷺が舞い降りてきました。


二月堂から大仏殿へ

戒壇院はワタシ以外に訪れた人はだれもおらず
広目天像を独り占め状態で拝観してきました。

入江邸の表札です
以前来たときここを撮っていたおじさんの真似をしてみました
ちょっとミーハーですね


依水園の前あたりで観光客の女性に
『入江さんのお宅はどこでしょうか?』と尋ねられました。
以前来たとき入江邸の前で写真を撮っていた
観光客がいましたが、私を含め入江泰吉さんの写真を
とおして奈良に魅せられ訪れる人も多いのでしょうね。