弐千四年葉月八日
Lily of the Valley

アメリカから一時帰国している親友と4年振りに再会しました。
写真は彼女からのお土産です。
青いリボンがかけられた花模様のギフトボックスに
クラブツリー&イブリンのオード・トワレ「Lily of the Valley」が入っていました。
そのほかにもヤンキーキャンドルのライラックのキャンドルや
青い紫陽花模様のボックスメモとおそろいのペンなどなど。

彼女に言わせると私のイメージカラーは青なのだそうです。
フルートの発表会の時には青紫色のフリージアの花束を贈ってくれました。
「Lily of the Valley」も私のイメージだからと…
人生の垢もついてきた年頃の自分としては気恥ずかしい。
ワタクシ、スズランというより、クンシランくらい逞しいんですけどねえ。

学生時代、まわりの友人には「きっと万年少女だね」とか、
「すごく大人っぽい部分と子供っぽいところが同居している」と言われていた私。
今彼女たちにあったら同じことを言われるかなあ。



弐千四年葉月壱拾八日
嬉しいお便り


霧降高原の「うさぎカンパニー」から
残暑見舞いを頂きました。
「ヒヤシンスさんのHPをご覧になったとおっしゃるお客様が何人もいらして頂いています。」とのこと。

私の拙いHPが大好きなうさぎカンパニーの
お役に立てているなんてこんな嬉しいことは
ないですね。

この写真は残暑見舞いの葉書に貼ってあったものです。
冬シーズンのうさぎカンパニーの
オリジナルカード候補かもしれませんね。




葉月弐拾七日
きものこまち


私の大切なメル友のひとりで
手描き友禅作家である中野スズミさん
(染めもの中野 http://www.m-net.ne.jp/~nak/)の作品が、
8月26日発売の幻冬舎コミックス「きものこまち」に掲載されました。
といっても私はまだ本を手にいれていないので、
まだ目にすることができていないのですが。

そして8月30日月曜日の朝9時20分から
FMfuji 78,6MHzに出演決定!
生電話インタビューを受けるそう。
うちからだと受信できないのが悔しいなあ。

ちなみにこの写真は、私が所有している
中野さん作の半襟と帯揚げです。




葉月弐拾八日
さんしょっ子


「安房直子セレクション」全7巻が届く。
全巻セットはケース入り(ま、ボール紙の箱なんですが)です。

装幀を手がけたのは吉田浩美さんと吉田篤弘さん。
某HPに「ほんじょの鉛筆日和」の装幀をされている
クラフト・エヴィング商會という制作ユニットだと書いてありました。
7冊全部違う色が使われているのですが、
美しいけれど深い影を感じさせる安房作品の世界にふさわしい色使いだと思います。

(http://homepage.mac.com/cactus27/cha/words7/nikki_294.html 
こちらのHPに写真が載っていました)

初めて読んだ安房直子さんの作品は
小学校1年の時親が買ってくれた
「現代日本の童話(小峰書店)」という
15巻本に収録されていた「さんしょっ子」でした。
人間の男の子に想いを寄せる山椒の木の精の女の子の物語は切なくて、
人生の哀しみとかいったものが描かれていています。
今思えば、小1のガキンチョだったけれど、
私は幼いなりにそういったものを感じとっていたように思います。

安房さんは青い色が好きだったそうです。
「きつねの窓」という作品の冒頭にどこまでも続く青い桔梗の花畑が描かれています。