京都御苑・京都御所の紅葉
 
京都市上京区  2019/11/29(晴)


大悲閣の紅葉


京都の中心部にほど近い場所にありながら広大な敷地を擁する京都御苑。緑豊かな公園で、過去にも何度か撮影目的で訪れていますが、今回は紅葉をテーマにした撮影行を試みました。

【京都御苑について 出典:環境省 京都御苑管理事務所】 京都御苑は、京都御所、京都仙洞御所を囲む面積約65haの公園で、いつでも自由に入ることができます。東西約700m、南北約1,300mの広大な敷地は、江戸時代には140もの宮家や公家の邸宅が立ち並んでいた場所でした。明治になって都が東京に移った後、これらの邸宅が取り除かれて、皇宮付属地として整備された所が、戦後、国民公園として開放されました。外周を石積み土塁で囲まれ、9ヶ所の御門と6ヶ所の切り通しから入る苑内には、御所をはじめ九條池や拾翠亭などの歴史的遺構、母と子の森や出水の小川などの自然とのふれあいの場、テニスコート、グラウンドなどの運動施設などがあります。 約5万本といわれる樹木が生育し、御所周辺の由緒ある景観を維持する庭園としての機能はもちろん、散策や休養、自然や歴史とのふれあい、スポーツなど、古都京都の中心部に位置する広大な緑の空間として重要な役割を担っています。




 
黄金色に輝くイチョウの古木。モミジの
赤と相まってオレンジ色にも見え、得も
言われぬ美しさ。「母と子の森」にて

 
こちらも「母と子の森」で撮りました。
樹木の種類も多く良いところです。同じ
名前の場所が新宿御苑にもありますね!

 
今回の撮影行で、一番華麗な赤色の紅葉。
 
 

 
ここから4枚目までは京都御所内での撮影。
写真は御学問所の前に広がる御池庭です。
池を中心とした回遊式庭園です。

 
御池庭の池。池が鏡のようになって
庭園を映し出していました。
むしろ池の方が実像のように見えます?。

 
松とモミジの見事なコラボレーション。
いかにも京都御所の庭園という趣。
 

 
左近の桜の紅葉。紫宸殿の前庭には桜と橘が
植えられています。それぞれの名は、宮中の
警固にあたった左近衛府・右近衛府に由来。

 
清水谷家の椋の紅葉(黄葉)。青空の元、
貫禄の古木が色づいていました。京都御苑
の中で一番目立つ場所にあります。

 
ここ三日ほどぐずついた天気でしたが、
今日は澄んだ秋空が広がっていました。
右側は築地塀に囲まれた京都御所です。

 
子供たちの楽しい紅葉狩り。
紅葉が見頃になると年齢に関係
なくテンションが上がるようです。

 
園児たちの運動会?。御所前の広い通りを
懸命に走っていました。京都御苑は以外に
自由度が高く、自転車の通行もできます。

 
京都御苑の見事な紅葉。
 
 

 
京都御苑の見事な紅葉。
 
 

 
拾翠亭の紅葉。拾翠亭は五摂家のひとつ
であった九條家の現存する唯一の建物。
江戸時代後期に建てられたそうです。

 
九条池と厳島神社。
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【京都御苑案内図】
苑内の掲示板より
 

 
京都御苑からほど近いところに鴨川が流れ
ています。黄昏前に色づく河畔を撮ってみ
ました。賀茂大橋から下流を見ています。

 
鴨川(賀茂川とも)の葵橋から上流を
見ています。夕陽に照らされた紅葉が
さらに色を濃くして輝いていました。