[ 2055] 最後に脚力を残した者が勝つ ―イングランド戦― 記入日時 2010年06月01日(火) 6:30 

日曜日に行われたWカップ戦直前のイングランド戦を振り返ります。
僕は25日の日韓戦の結果はさほど気にしてなかった。(日記2050)
スタメン選手が4人もベンチに入らず試合に臨めば結果は問題外。
しかし、外野から聞こえる重圧に監督も弱音を吐いた。(日記2051)
だからイングランド戦は注目に値する試合だった。果たして結果は?
1)4−@−4−1のシステムが予想外に良かった。
 写真ランパードにタックルする阿部だが、阿部のポジション取りが
 非常に良く、長谷部との連動も良く、これは岡田監督のヒットだ。
2)長谷部をキャプテンにしたのも良かった。
 キャプテンシーの問題を(日記2051)書いたが、長谷部で解決だ。
3)中村俊輔がいない試合が善戦だった事実。
 これで俊輔抜きの"道筋"(監督談)は出来た。俊輔抜きだ!
さて問題はここからだ。岡田監督はハーフタイムに「今日は1-0を守り切ってどうするつもりだ。もう1点取りにいけ」と言った。
結果論だがこれが間違いだ。闘莉王など万全でないのに、後半も全力という指示を出した。これが間違いだったのだ。(結果1-2)
自転車競技では最後に脚力を残した者が勝つ。サッカーも同じだ。
90分通じ体力をコントロールする。この老獪な考えが必要なのだ。
さて、次は6/4W杯前最後の強化試合となるコートジボワール戦。俊輔をどうするのか?システムはどうするか?楽しみだ!


[ 2054] 嵐のような日々 記入日時 2010年05月29日(土) 6:40 

現場はいつも急に怒涛のような忙しさに襲われる。
そして終わってみれば、何事もなかったような静けさが戻ってくる。
昨日はまたレジが壊れた。別の店だ。(日記2048)
午前9時に電話が入った。開店は10時。
しかし昨日の店に、手書き用の2枚複写の受付伝票がなかった!
至急他店から取り寄せる手配をしたが、10時開店に間に合わない。
営業先から店に入ったのが10時5分前。さて手書き伝票がない。
すると客が来た!木曜日から三日間、今月最後のセールなのだ!
仕方なし感熱紙をプリンターからずるずる引き出しちぎる。もう1枚。
客の前で手書きの言い訳をしながら、2枚同じものを書く。
次の客も次も。受付は一瞬パニックになり、誤記入だ。やり直し!
しかし受付はやっと慣れてきた。僕は店を離れ自分の営業に戻る。
ふと見上げると新緑が眩しい。(目黒区中根
午後4時、レジは無事に直ってデータ入力も順調と連絡が入った。


[ 2053] 日米老人ガンコ比べ 映画「グラン・トリノ」 記入日時 2010年05月28日(金) 7:20 

どちらも老人が主役の映画。見比べようと『グラン・トリノ』を見た。
なんという日本とアメリカの国民性の違いだろう。その違いに驚く。
クリント・イーストウッドのガンコさは、半端じゃない。
退役軍人の役とは言え、あれはアメリカの男を象徴していると思う。
そのガンコさや、強烈さは今の日本人にはないものだ。
これは全てに言えるのではないか。外交、スポーツ、商売。全て。
こんな連中と知って日本人は対外的に付き合ってきたのだろうか?
それにしてもクリント・イーストウッドの映画はミスティック・リバー
ミリオンダラー・ベイビーチェンジリングと見てきたが、こんなにも
ガンを許容してたのか?これでは銃規制が進まないのも納得する。
男の生き様を探ろうと思ったのだが、結果的に日米の男の気質の違いに驚かされ、それだけに終わってしまった。僕は、戦争映画を避けてきたのだが、次は『硫黄島からの手紙』を見てみようと思う。


[ 2052] 男のガンコさと優しさ 記入日時 2010年05月27日(木) 7:20 

僕は放浪宣言をしているので、仲代達矢のこの映画が気になって見てきた。『春との旅』。男はなんとガンコなのだろう。
プライドが高くそれなのに何も出来ない。その気持ちがよく分かる。
結局男は世を狭くして見放される。
僕もそうだ。プライドだけ高くそれゆえ友達をなくす。(日記2038)
そして映画の帰り道、こんな事があった。
大森駅からバスに乗ろうとしたら中学の同窓生がいた。
乗客が少なく逃げるわけいかない。仕方なしに隣りに座って苦手な世間話をした。しかし彼女はその間ずっと携帯メールをしている。
彼女は役所の出張所長を勤めるほど、学歴も肩書きも立派な人だ。にも拘わらず、僕を無視するように携帯メールをし続けた。僕はもう彼女とは口をきかない。理由はどうでもいい。
こうしてプライドの高い人間は一人になっていく。映画と重なった。
そう言えば、映画「潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ」(日記102)で、「自分を見失わない男は独りでも生きていける
こんなセリフがあった。男はやっぱりバカでガンコで、どうしようもない生き物なのだ。本当は一人で生きていけないくせに…


[ 2051] キャプテンシーの欠如。キャプテンは誰なのか? 記入日時 2010年05月26日(水) 7:10 

どうしても書かざるを得ない。日本代表の話の続きです。
昨日の岡田監督の進退伺いに関し「真剣に言ったわけじゃない」と冗談めかした発言だと弁明したという。
この人、こんな言葉が下手だった人だったかな〜?
下手過ぎる。今の時期の発言にしては進退伺いも、それを否定した発言もあまりに軽率な言葉だ。選手や監督をよく知る人たちはその言葉を「気にしてない」としてるが、対外的には悪い印象を残した。
それにしても、このチームのキャプテンは川口なんだと驚いた。
第3キーパーに川口が選ばれた時は、僕は歓迎した。(日記2039)
しかしキャプテンはピッチ上にいて初めてチームを引っ張れるのだ。
ベンチにいる川口がキャプテンでいいのか? いや、違う!
このチームにキャプテンシーのある選手がいないから川口なのだ。
ドゥンガがキャプテンシーを語っている。「キャプテンシーとは
ピッチ上で探せば中沢がキャプテンだろう。しかし、どうも線が細い。
僕は韓国戦後のお立ち台で質問され敗戦について語った時、涙ぐんだのを見逃さなかった。だからキャプテンではないのだ。
あえれ言えば闘莉王だ。負けている時にチームを勇気づけさせるには適任だが、チームメイトが彼を認めていないのだろう。
しかし何を言っても、もう代表メンバーはスイスに出発した。後は見守るしかない。頑張れ!ニッポン!最後まで応援するぞ!
写真は「黄色い花は勇気を与えてくれるので写真が欲しい」と頼まれてアップしました。ぜひ代表にも勇気を与えて下さい!


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