9か月
NINE MONTHS
★★★☆☆ 1995年 アメリカ 1時間43分
監督 クリス・コロンバス(ホーム・アローン/ハリーポッター)
出演 ヒュー・グラント(ブリジット・ジョーンズの日記)
ジュリアン・ムーア(ことの終わり/めぐりあう時間たち)
ロビン・ウイリアムス(グッド・ウィル・ハンティング)
小児精神科医のサミュエル(グラント)は、同棲相手のレベッカ(ジュリアン・ムーア)から妊娠したと告げられ、しぶしぶ出産に同意する。が、現在のオシャレで快適な生活を壊したくない彼の態度にレベッカは腹を立て、別れを告げて出て行ってしまう。彼らを囲む子ども第一のファンキーなカップル(名コメディー俳優トム・アーノルド&ロマコメの名脇役ジョーン・キューザック)や、独身主義者の画家(ジェフ・ゴールドブラム)などキャスティングが楽しめるラブコメデイ。
内容はともかく、もう一人の脇役、危なっかしい産婦人科医のR・ウィリアムズが最高に笑えました。


トレーニングデイ
TRAINING DAY
★★★☆☆ 2001年 アメリカ 2時間2分
監督 アントニー・フュークワー
出演 デンゼル・ワシントン(タイタンズを忘れない)
イーサン・ホーク(ヒマラヤ杉に降る雪)
スコット・グレン
「子羊でいるのか。それとも獰猛な狼になるのか。それを選べ!」ロサンゼルス市警の麻薬担当ベテラン刑事アロンゾ(デンゼル・ワシントン)は、初めて街に出る新人刑事ジェイク(イーサン・ホーク)にそう告げる…。都会の犯罪最前線を、生々しく描き出すバイオレンス・アクション・ヒューマンドラマ。
デンゼル・ワシントンがアカデミー主演男優賞を取った映画なので見ました。やはり、こういう映画は苦手。どうしてこのように暴力を肯定した考えを許すんでしょ。これじゃ「歯には歯を」のイスラムと同じで、いずれ戦争になるのは当然だと感じてしまいます。それにしても、こんな映画が主演男優賞だなんて…


陽だまりのグランド
HARD BALL
★★★☆☆ 2001年 アメリカ 1時間47分
監督 ブライアン・ロビン
出演 キアヌ・リーブス
ダイアン・レイン
ジョン・ホークス
スポーツ・ギャンブルに失敗し、借金取りに追われていたコナー・オニール(キアヌ・リーブス)は目先の借金の返済のために幼なじみで保険会社のエリート、ジミーの申し出を受け入れ、週500ドルで少年野球チームのコーチをすることになった…。感動のスポーツ・ドラマ。
用心深い子どもたちがなぜコナーを慕うのか、特に厳しい練習もしないで強くなるなど、評判ほど感動しなかったです。でも、キアヌは「マトリックス」後の作品だけど、良かったですよ。


セレンディピティ
SERENDIPITY
★★★☆☆ 2001年 アメリカ 1時間31分
監督 ピータ・チェルソム
出演 ジョン・キューザック(狂っちゃいないぜ!)
ケイト・ベッキンセール(パール・ハーバー)
クリスマス直前のニューヨーク。デパートで同じ手袋をつかんだサラとジョナサンは(幸せな偶然)という名のカフェ"セレンディピティ3"で偶然に2度目の再会をする。それぞれに恋人がいる二人は、お互いに惹かれるものを感じながら、再開を運命に委ねてしまう。ジョナサンは5ドル紙幣に、彼女は持っていた本に名前と連絡先を書き入れ手放した。「この出会いが本物なら、きっとまた会えるはず」と…。運命のラブストーリー。
結末は分かってるのに、最後まで見てしまいました。勧めないけど、時間つぶしにいいですね。セレンディピティという単語を知ったのが収穫かな。映画では「幸せな偶然」という意味で使ってるけれど、辞書では「思わぬものを偶然に発見する能力」「掘り出し物を見つける才能」って出ます。あと、この言葉で検索すると、ブライダル系のページがいっぱい出てきます。納得です。話がそれました。そんな映画です。(^_^)


星に想いを
I.Q.
★★★★★ 1994年 アメリカ 1時間36分
監督 フレッド・スケピシ(愛しのロクサーヌ)
出演 メグ・ライアン(めぐり逢えたら/ユー・ガット・メール)
ティム・ロビンス(ショーシャンクの空に)
ウォルター・マッソー(おかしな二人/電話で抱きしめて)
1950年代、自動車整備工場で働く青年エド(ティム・ロビンス)は、車の故障で立ち寄った美女キャサリン(メグ・ライアン)にひと目惚れし、彼女が忘れた時計を持って彼女の家を訪ねる。ところがなんと、彼女は世界的な物理学者のアインシュタイン博士(ウォルター・マッソー)の姪だった。博士は科学者仲間にエドを紹介する。爺さまたちは、学歴はなくとも科学を心から愛し、ハートで生きている彼の人柄をすっかり気に入る。数学者であるキャサリンは自分に自信が持てず、優秀な頭脳の持ち主と結婚しなければと思い込み、優しさのかけらもない数学者と婚約したばかりだった。アインシュタインと3人の学者は、この婚約を破談にし、彼女とエドと結婚させるべく策を練る…。奇想天外な設定で送るロマンチックコメディー。
期待しないでWOWOWで録画したものを見てました。うん?面白い!好きです。こういう映画。ちょっと古いと思ったけど★5つです!「潮風とベーコンとヘミングウェイ」でも爺さまばかりが出てきましたが、この科学者4人はすっごく可愛くて最高です。年が近くなったせいで親近感? ウォルター・マッソーはもう亡くなりましたが、写真で知るアインシュタインにそっくりです。あと、メグライアンはいまとこの頃と変わらないです。


マーサの幸せレシピ
MOSTLY MARTHA
★★★☆☆ 2001年 ドイツ 1時間45分
監督 サンドラ・ネットルベック
出演 マルティナ・ゲデック
セルジョ・カステリット
マクシメ・フェルステ
料理の腕は最高だけれど、人づき合いが苦手な女性シェフ・マーサは、姉の忘れ形見で8才の姪を引き取ることになる。そんなある日、生きることを誰よりも楽しむイタリア人シェフのマリオが、マーサの取り仕切る厨房で働くことになるのだが…。ドイツのハンブルグを舞台にしたヒューマンドラマ。
厨房モノってやっぱり好きです。1番は「恋のトルティーヤ・スープ」。その他「ディナー・ラッシュ」良かった。「オータム・イン・ニューヨーク」も広く言えば厨房モノ。どれも料理する現場を見てるのが好きです。ただ、料理は作る人の気持ちが明るくないとダメだと思うんです。その点この映画、暗かったー。その分イタリア人シェフが明るくしてくれるんですが。ドイツ人とイタリア人って同じ陸続きなのに、こんなに違うの?と思ってしまいます。精神カウンセリングの話は余計だし(なくても彼女の性格描写は出来る)、最後はドタバタだし、★2つだけど、厨房モノなので辛うじて★3つ。でも、ドイツ映画賞最優秀女優賞を受賞したり、「みんなのレビュー」など評価高いんです。よく分かりません。皆さんも見たら、評価を教えてください。