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小説家を見つけたら
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FINDING FORRESTER |
★★★★★ |
2000年 |
アメリカ |
2時間16分 |
監督 |
ガス・ヴァン・サント(グッド・ウィル・ハンティング) |
出演 |
ショーン・コネリー(エントラップメント/マイハートマイラブ)
ロブ・ブラウン(映画初出演)
アンナ・パキン(ピアノ・レッスン/Xメン)
マット・デイモン=カメオ出演
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NYのブロンクス。黒人の高校生ジャマール(ロブ・ブラウン)は、プロのバスケットボール選手を夢見つつも、実は文学少年。そんな彼が、アパートの部屋に引きこもっている謎の老人と知り合う。彼は40年前にピュリツァー賞に輝いた処女作一冊を残して文壇から消えた幻の小説家、ウィリアム・フォレスター(ショーン・コネリー)だった。二人の間にはやがて師弟関係のような友情が生まれ、ジャマールは文学の才能を開花し、フォレスターは長年閉ざされていた心を開いていく。そんな時、ジャマールの才能に気づき嫉みはじめていた教授が、ジャマールの作品のタイトルがフォレスターの昔発表したエッセイと同じ副題を持っていることを糾弾する。ジャマールは退学の危機にさらされるが、作文シンポジウムの時、それまで決して一人では外出しようとしなかったフォレスターが現われ…。秀才高校生と伝説の小説家の交流を描いたヒューマンドラマ。
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僕にはちょっと長かったのですが、なかなか良い映画でした。ショーン・コネリーはエントラップメント、マイ・ハート・マイラブと見てきてますが、年を重なるほどいいですね。そして作家が少年に教える中でいくつかの言葉があります。「自分のために書く文章は、人に見せるための文章に優る。」「考えるな、考えるのは後だ!」「第1稿はハートで書く、リライトには頭を使え!」全くなるほど!です。 |