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イングリッシュ・ペイシェント |
THE ENGLISH PATIENT |
★★★☆☆ |
1996年 |
アメリカ |
2時間42分 |
制作
監督 |
ソウル・ゼインツ(存在の耐えられない軽さ)
アンソニー・ミンゲラ(リプリー/最高の恋人) |
出演 |
レイフ・ファインズ(シンドラーのリスト/ことの終わり)
ジュリエット・ビノシュ(ショコラ/ポンヌフの恋人)
クリスティン・スコット・トーマス(海辺の家)
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第2次世界大戦中のサハラ。追撃された複葉機から全身に火傷を負った男が救出された。記憶の全てを失ったその男、アルマシー(レイフ・ファインズ)は連合国軍に保護され“イングリッシュ・ペイシェント”として移送される。戦争に心傷つき人を愛することを怖れる従軍看護婦ハナ(ジュリエット・ビノシュ)は彼の看護をかって出る。アルマシーはイタリアの片田舎、廃虚と化した修道院でハナの看護を受け、徐々に記憶を取り戻すが、それは友人のジェフリーの妻キャサリン(クリスティン・スコット・トーマス)との激しく哀しい砂漠の恋の物語であった…。原作はイギリスのブッカー賞を受賞したマイケル・オンダーチェの長編小説『イギリス人の患者』。アカデミー作品賞・監督賞・助演女優賞など受賞したラブロマンス大作。 |
毎年このアカデミー賞の時期になると放映されてた作品を、今年やっと見ました。原作は良かったのでしょうね。でもこの映画は脚本がよくないです。アカデミー賞って、こういう作品を見ると分からなくなる。まず長すぎる。2時間を超える映画はそれなりに長い理由がなくてはダメ。そう思うとこの制作者は「存在の耐えられない軽さ」の人だったんですね。あの映画は退屈するほど(3時間)長かったけれど、あれは許せた。そして、この映画の悪い事は登場人物が多すぎる。助演女優賞を取ったハナ(ジュリエット・ビノシュ)がストーリーの中で賞を取るほど重要な役なのか疑問。原作は知らないけれど、もっとアルマシーとキャサリンだけの話に要約していいはず。そして肝心な事は、この恋が不倫になるほどの恋なのかも、描ききれてないです。もー不満だらけ。見てない人すいません。 |