件名: アップル通信46
送信者: たなか
日付: 1999/07/19 01:40

皆さん、「来たの国から」で蛍と純君が夏休みにUFOを見た光景を覚えてますか?
唐突ですが僕もUFOをみてしまいまいた。
金曜日夜11時50分頃お風呂から上がって北の空を見ると、そこには「何時もと違った何かが在るようだ」と視覚から入ってきた情報がビール2リットルでふやけた頭脳を刺激しました。

「何時もと違うの何か」とは、視界の2/3くらいの夜空が明るいのです。 そして先端は細長い葉巻型の光源。 光源からは上下2本に分かれて彗星の尾っぽようなものが物凄くダイナミックにひろがってて夜空を埋めていました。 本当に大きな尾っぽと明るい光源だった。
光源は無音のまま、長く大きな2本の尾っぽを曳きながら、すごくゆっくりした動きで東向の地面と平行の進行方向を東北下方へ変更しながら僕の視界から消えて行きました。 多分視界から消えるまで5分以上はかかってました。
光源が去ってからもその上下2本に長く大きく広がった尾っぽはボンヤリと数分明るかったです。

未知との遭遇を果たしてしまったのですが、見てる最中はUFOかどうかという判断を下さずにただ「夜空に明るいものが移動しているな」って感じで途中面倒臭くなったりしながら適当に見ていたのですが、後から考えるとUFOだったのかなっていう思いが沸いてきてるんだけど・・・ 皆さんUFO見た事ありますか? 昔、うめむらが部室で矢追純一の本を一生懸命読んでたような記憶があるのですが・・・・・ だれか詳しい人
コメントください。

別に次回は幽霊目撃談には続きません。 あしからず。

まじです。まじ。
 
返信者:ぎとう
僕はUFO見たことがありませんが、以前友達と興味深い話をしたことがあります。

それは、その「見た」というUFOとか宇宙人とかのモノ/形があまりにも人間もし
くは人間の概念に近すぎる、ということです。

それは、宇宙人なら頭があって手があって足があってというヒトに近似的描写に
なっている、UFOなら飛行機とヘリコプタとを昇華したような形になっている、
という形而下的な意味に加えて、形而上的な意味であまりにヒトに類似してい
る、ということです。

例えば、そのUFOは/宇宙人は何をしに地球に来ているのか。「移動している」と
いうのはあまりにヒト的です。「人間狩りをしにきた」あまりに植民地的な見
方。そもそも「移動する」という概念がヒトが生み出した現象であり、一体広さ
がどれだけかもわからない宇宙の他の生物が、なぜそのようなヒトと同じような
概念を有しているのか?そもそも「生物」とは何か?「物体」とは何か?

更に、よく宇宙の外は何も無い、と言われますが、何も無いとはどういうことか?
そこに
宇宙人が居るとしたら、そんなことはヒトではとても想像できない類の何かでは
ないか?

人間の考えられることはせいぜい「有る/無い」を絶対的に超越した(英語で言う
と大文字になる)「神」程度なのです。

そういう意味において、僕はUFOや宇宙人の存在を否定もしませんし肯定もしません。
 
返信者:たなか
そうね。 終わり無き宇宙の話をしますか。

宇宙って想像もつかないね。 僕も大学の頃地元のミスタードーナツで友達と宇宙とか相対
性理論とかについて1週間位一日アメリカンコーヒー10杯と5時間の閑な時間と、そし
て宇宙の本を片手に話したことがある。

その本の中で面白い理論があった。 考え方の筋道は忘れちゃったけど「宇宙人がい
ないと証明出来る事は同時に宇宙人が存在する可能性を示す事」っていう理論。
何でビックバンて起きたのだっけ?
 
返信者:ぎとう
そうそう、それそれ。「いない」証明をする為に「いる/ある」ことを証明する。
インド人はそれを数学的に「ゼロ」を発見した、ということで偉大です。

昔テレビで足でハンドルを運転するインド人のタクシードライバーの話やっててそ
の人曰く「車を手で運転するって誰が決めたんですか」挙げ句の果てには「タクシーは人
を乗せるものって誰が決めたんですか」。。。

ビッグバンは何で起きたかは知らないな。そういう仮定に基づかないと宇宙は証明
できない、って感じだろうけど、多分その仮説を化学的に証明するのだと思う。
 
返信者:たなか
「あるはない。ないはある」天空論っていうみたいね。そういう哲学の事。
哲学でなくても科学的に証明しようとする人達もいるみたいよ。

ドレイク方程式
宇宙での生命の分布を推定するために、N = R*fpnef1fiftLという式が考えだされ
た。この方程式はドレイク方程式とよばれ、電波による地球外知的生命探しをはじ
めておこなったアメリカの天文学者フランク・ドレイクにちなむ。方程式の中のNは、
星間空間通信をおこなうことのできる文明の数を意味する。R*は星が形成される平
均的な速さ、fpは惑星系をもつ星の割合、neは生命圏をもつ星をとりまく惑星の数、
f1は生命が実際に進化できる惑星の割合、fiは知的生命が進化できる惑星の割合、ft
は星間通信をおこなえる文明をもつ惑星の割合、Lは技術文明の寿命。これらのうちR*
の星の形成の速さだけが天体物理学の研究からわかっている。ほかは、これまでの
ところ生命の知られている唯一の例、地球をもとにして推定される。この式をつかっ
て、私たちの銀河系だけでも文明の数は1000から100万になるという天文学者もい
る。
"宇宙生物学" Microsoft(R) Encarta(R) 98 Encyclopedia. (c) 1993-1997
Microsoft Corporation. All rights reserved.


ビックバンも辞典でしらべたけど、赤方偏移、相対性理論、宇宙の温度の低さ(3K)、
素粒子論、クエーサーの発見が元になってるみたいね。

ああ夏休み。
 
返信者:ぎとう
君、博学だね
 
返信者:たなか
というか閑。でも全部受け売り。
 
返信者:ぎとう
いや最高だよ
 
返信者:表野
いまさらだけど、おれもその方程式の話し、読んだことある。講談社ブルーバックスの
「銀河旅行」って本だった。それには、L(技術文明の寿命)が100万年と仮定されてい
たと思う。

もし、ホントに今月で人類が終わっちゃったら、L=50だよね。あと10日だけど。


返信者:たなか
あと10日か。 せめてサーフィンか朝のぴーかんリーゼンを滑りながら地球最後の日
を迎えたい。

昔「銀河ヒッチハイクガイド」っていう地球が宇宙の高速道路開発の為にあっけなく
取り壊された時、偶然通りかかった宇宙船をヒッチハイクすることに成功することから
始まる物語を読んだ。すげー面白かった。 こないだのUFOも高速道路開発の下見かな。
 
朝のぴーかんリーゼン
これは誰にも教えたくないシークレット(でもないか)。 朝一番整備された誰も滑っていないコースを滑るのは無類の喜びであるが、某スキー場とあるコースの場合、本当に無意識のうちに「うわー」とか「ひゃっほー」とか自分でも恥ずかしい歓喜の声を上げてしまう。それほど素晴らしい