件名: アップル通信52
送信者: たなか
日付: 2000/06/11
21:17
日曜日の午後の遅い時間、南に大きく開かれた窓に向かって置かれた机にいます。
窓の外の白樺や赤松から木漏れ日と共に小鳥のさえずりが部屋に差し込んで、ゆったりとした時間を紡いでくれてます。鳥の声を聴くのに邪魔だったから、jazzをとめました。
自分の世界に入ってますね。まあその為に書いてるからしょうがないけど。
jazzっていっても中古CD。\380で買った阿川泰子。
でも僕は好きですね。わかりやすいし肩に力が入らない疲れない。彼女のAlfieとかTeach me tonight(夜空の黒板で教えて・・ねえ先生)とかIt's
possibleとかお勧めですよ。
向かいの芝生が大きく広がったカナダ大使館と僕のアパートの間の散歩道をゆったりと歩く老人。
僕たちが老人になった時、どういう午後が待っているのでしょうかね。さてさてさて。
老人ホームDTR。やっぱりスキー場かな、建てるとしたら
夏のこみち:
これは本文でいってる部屋の前のみちではない。けど大方こんな感じ。
とにかく巨木が多い。100年前は木なんか何も無かったそうだ。
先人のロシア人の大切な遺産。
返信者:飯田
暇なの?
阿川泰子といえばコピーの三田。
最近仕事の合間にゴルフをして、それ以外は寝てる。
ゴルフ場のとんびとうぐいすとかえるの声に心安らぐ。
僕の理想の生活は「それから」の代助。仕事もせず親の金で生活。嗚呼。
返信者:たなか
いや。閑ではないよ。
「それから」については昔から言ってたね。
残念ながら僕は夏目漱石読んだことないのです。
返信者:まさこ
唐突ですがロシアの宇宙工学の聖地「バイコヌール宇宙基地」って、
カザフにあるのですね。たなかさん、行ったことあります?
昨日読んだ『夏のロケット』(川端裕人著)という小説に、かなり詳しく描かれて
いました。
ストーリーは高校生の頃ロケットづくりに夢中になった仲間たちが、
30歳を過ぎて再び本格的なロケットを打ち上げるというもの。
バイコヌールでは、宇宙服が横流しされて5000ドルで売られたり、
50年は使っていそうなハンダごてで、ローコスト宇宙船を作ったりしています。
現実に近いんでしょうね、きっと。
取材に定評のある作家のようですから。
返信者:飯田
ペンティアムをハンダごてで直すのはそういう伝統があったからなのか...
最近本読んでないなあ−−−。
噂真とカーマガジン(NAVIから宗旨替え)とMEN’S
EX以外。
毎週届く日経ビジネスもあんまり読まなくなったし。
日経といえば、弊社の増資の記事を朝日に抜かれて以降、
立て続けによそに弊社関連のスクープ持ってかれて怒り心頭に達しているらしく、
「記者が毎日押しかけてくる」と広報の人が言ってた。
最近論調がとっても厳しいし。マスコミ怒らせたら恐いね。
それ以前に我が社の情報管理はどうなってんだ、というのもありますが。
返信者:ぎとう
噂真編集長って襲撃されなかったっけ
返信者:飯田
された。
くわしくはこちら。
http://www.uwashin.com
笑えます。
返信者:ぎとう
やるね
しかもこのURL
uwashin.com
どこまでも期待とおりって感じ
まるでさとけんみたい
→後輩。
XX家の方々は怒ってるの?
返信者:飯田
XX家、と言っても今の会長以外殆ど株持ってないんだよね。
銀行の持ち株比率は12%にしかならない、議決権もないから大丈夫、
とかって納得させたんじゃないのかな。そんな都合よくいくわけないのにね。
件の記事では定年制の導入を迫られる云々書いてあったけど、
役員以外で60以上の人って誰も居ない、つまり実質60歳定年制。
この事実だけを見ても、ぜーんぜん取材もせずに表面面だけ見て憶測で書いてるって
いうことが露見しててちょっとお粗末。他紙もそう変わらないけど。
排他的な専売制と独禁法違反(特例、ですが)の再販価格に守られて危機感ないから
所謂サンダル記者みたいのが横行してこういう事態になるんじゃないのかな。
マスコミ業界も規制緩和すべきですね。
返信者:ぎとう
なるほど。内部からはそう見えるのか。
確かに、新聞って値上げするだけで値下げってしないものね。
返信者:飯田
何年か前に、弊社に入社した新入社員が、わずか2ヶ月で退社しました。
理由は、発行部数世界一を謳い、某プロ野球チームを所有する
右翼系新聞社に入社が内定したためです。
彼は勤務しながら入社試験を受けていたわけですが、なんと彼の父親も
同じ新聞社に勤務していたのです。
こういった倫理観の持ち主が平然と生息し、さらにその息子まで他社に損害を
与えるのを承知で採用する企業は余程居心地が良く、素晴らしい企業なのでしょう。
彼は今ごろ何処で何をしているか知る由もありませんが、さぞ素晴らしい記事を
書いているんでしょう。体面ばかり気にして自分の目的のためには手段を選ばない、
立派な人格の持ち主なのですから。