件名: アップル通信56
送信者: たなか
日付: 2000/08/10
23:33
3日目:
初日はトラクターの操作と大まかな構造、2日目はフロントアクスルをバラし、それで今日はキルギス人と一緒に汗だくになって(重たい!)ギヤボックスをバラし、そして組み立てる作業を続けていました。
もうすっかりツナギを着て休憩時間に壁の近くでうんこ座りするカッコが板についてきました。(ベタベタの油も気にならなくなったし)。タバコも吸い出しそうです。
ギヤボックスの中でそれぞれのギヤがかみ合うのは結構複雑で、油圧でトルクを増幅させる仕掛けやらクラッチ、シンクロメッシュギヤやらがあります。残念ながらそれらの理論を覚える気はありません。だから宿舎で勉強する代わりに昨晩はブルーカラーらしく$4で入場できる場末のストリップバーに行ってクダをまいてきました。(うふふ)
トラクター:
この写真はユーザーのところで修理してるところ。
危惧した通り唖然とするくらいアクシデントが多い。
まあでもこっちの人は機械ってそういうもんだと思ってるから
大丈夫。(ほんとうかよ)
返信者:飯田
人が如何にその身を窶(やつ)していくか、
ドラマですね。
NHKに脚本売り込もうか。
ある商社マン転落の軌跡、とかいって。
偽造パスポート所持とかで逮捕されるんじゃないの、
そのうち。
返信者:たなか
デモ班落ちこぼれ組み(ガッカーリーズ)の片割れとして君には、最後まで見届けて
ほしい。
そうして見届けた後で君が脚本を書き、僕は番組を山陰の牢獄で見る。