誰でも、子供の頃に一度は行ったことのある動物園。我が香川県にも歴史のある有名な動物園がある。
その名も「栗林公園動物園」。有名な観光地である栗林公園に隣接していて、市街地のど真ん中にあり、私も小学生の頃はよく遠足とか家族で訪れた記憶がある。その頃は結構、来園者も多く賑やかだったと思う。
しかし、ここ何年かはレジャーの多様化や動物の減少、公営ではなく私営であるがゆえの経営難に陥り、すたれていく一方だと聞いた。実際、私も20数年以上足を運んだことが無い。
そこで今回は、あの賑やかだった記憶の残る動物園がいったいどうなってしまったのか、その現状をありのまま撮影したので、どうぞ心してご覧あれ。
レトロな感じがちょっと危険な感じの入り口近くの看板。開園されたのは昭和5年。なんと70年以上の歴史を誇る。
戦争中は、動物たちを泣く泣く処分したりした悲しい話も子供の頃に聞いた。細かい話は忘れたけど、象をめぐる感動的な話があったような気がする。
正面から入るとまず、キップ売り場がある。自動販売機でキップを買うと中のおばあさん(推定80歳)が一枚一枚、ナマケモノのスタンプを押してくれる。大人600円はやや高いか?
キップ売り場のなかを覗くとこんな感じ。ギリギリ売り物のTシャツなんかがある。店の前には動物たちのエサがある。
おおまかに切った野菜や果物の奥になぜか「コアラのマーチ」が・・・。
園内に入るとこんな感じ。思ったよりは人がいた。ところどころに小動物が入れられたオリがある。野良猫も闊歩している。しかし、なにより臭い!ある程度は覚悟していたが、ブロック塀と樹木で囲われているせいか、空気が淀んでいる感じがした。