Last Update: 1997.10.24.
TP560の標準ハードディスク容量は, 810MB ないし 1GB です. これでは, 複数 の OS をリブートして切り替えるような使い方をしていると, すぐに足りなく なってしまいます. ノート PC は, デスクトップ PC と異なり, 一般にハード ディスクを増設したり, 入れ替えたりすることはできません. それでも, どう してもハードディスク容量を増やしたい, という人は, 自分の手で入れ替える 方法があります. ただし, 否応なく PC の蓋を開け, 中身をいじることになる ので, 以後メーカの保証は受けられなくなることを覚悟して下さい.
この度購入したのは, IBM DTNA22160 という, 2.5inch E-IDE 2GB のものです. 2.5inch ハードディスクには, 厚さは 12.7mm のものと 19mm のものがありま すが, TP560 には前者のタイプしか入りませんので注意して下さい. 2GB の製 品としては, 他にも Toshiba のものがありますが, 本体との相性を考えて IBM にしました. 値段は IBM の方が割高で, '96年12月現在 7.6万円程度です.
まず, はずすネジを確認します. 背面2ヶ所,
底面10ヶ所です.
バッテリーパックは邪魔になるので,
今にうちに外しておきます.
次に, ネジを外していきますが, 一ヶ所だけ,
円いカバーがついて判りにくく
なっているネジがあります.
このカバーは両面テープで粘着しているので,
カッ ターなどを使って丁寧に外します.
すべてのネジを外すと,
キーボードのカバーが外れます. ただし,
液晶パネル
の付け根の部分は引っかかりやすいので,
慎重に外してください. カバーを外すと,
目的のハードディスクが姿を現します.
続いて, ハードディスクを取り外します.
ネジ止めは一ヶ所だけです.
パソコン本体とハードディスクは,
ケーブルで繋がっています. ケーブルは薄
いフィルムになっているので,
傷つけないように気を付けながら, コネクタを
外します. マイナスドライバを隙間に差込み,
少しずつ間隔を広げるようにす
るのがよいでしょう.
ハードディスクを外すと,
本体はこのようになります.
次に, ハードディスクを固定する金具を,
もとのハードディスクから外してや ります.
ネジは2ヶ所です.
今度は,
外した金具を新しいハードディスクに取り付けます.
ネジ位置はハー
ドディスクによって異なる場合があります.
あとは, すべて元どおりにしてや
ればできあがりです.
F1を押しながら電源を入れ, Easy-Setupの中の Test/HDD を実行し, ハードディ スクが正しく認識され動作することを確認してください.
実際に使い始めてみると, 非常に静かで熱もさほど出さず, 今のところ極めて快適に使えています. 容量も一気に倍以上になり, WindowsやLinuxのパーティションを増やしたほか, 500MBほど割いてNEXTSTEPを入れてみました(この話はいずれ機会があれば). やはりハードディスクに余裕があることはいいことです. 次は何をインストールしようか, などと考えるだけでも楽しみです.
※ ハードディスクの入れ替えについては、Yoshinori Mamoto さん@大阪市大からアドバイスをいただきました。ありがとうございました。