(1,793m、山梨県)
自宅−655相模湖IC−740一宮御坂IC−檜峯神社の途中から引き返す−826三ツ峠入口840〜1006御坂峠1015〜1135黒岳〜展望台(昼食)1215〜釈迦ケ岳方面散策〜黒岳1240〜1317御坂峠1330〜1410三ツ峠入口 |
実は、今日は御坂山塊の釈迦ケ岳へ行くつもりで
(神座山林道はタイヤチエーンを着ければ登れたかも知れない。しかし私は以前、凍った道でチエーンを着けながらも死ぬ思いをしたことがあったので走らないようにしている)
林道から国道137号線まで戻り、河口湖方面をめざして行った。 御坂トンネルを出た所が駐車場で登山口になっている。心配した雪もなく、先客の車が2台あった。 (写真左は河口湖方面から見た御坂トンネル入り口。右側に駐車場、天下茶屋へ行く道がある) 道端には、「天下茶屋まで通行できます。その先通行止」という看板と、「本日、天下茶屋商い中です」という看板があった。 |
その看板を右手に見送って舗装された道を登って行くと、数十メートル先に案内板があった。そこから森林地帯へ入って行く。
針葉樹林ではあるが、頭上には紺碧の空が見える。最高の登山日和だ。今日は釈迦ケ岳へ登れなくそのまま家へ帰らなくて良かったと思った。
林道のような広い道を登って行く。右に砂防堤を2つ見送って、左の砂防堤を登る所から登山道になった。
雪も霜柱もない杉林を登って行くと、少し開けた樹木の間から富士山が眩しく光って見えた。そもそも黒岳は富士山の展望台だという。
途中で暑くてたまらずドガジャンを脱いだ。
いつの間にか右が針葉樹、左が落葉樹になって来た。秋のような落ち葉を踏みながら登って行く。この下を御坂トンネルが走っていると思うと不思議だ。
富士山を左手に見ながら登って行くと、右手にドッシリした山が見えて来た。あれが御坂山だろうか。 |
さらに登って行くと、ボッテリした山の右奥に三角形の山が見えて来た。あれは何だろう。あれが御坂山なら帰りに寄って行こうかと思った。 (これは御坂山ではなく三ツ峠山の鷹巣山だったようだ) |
それにしても、もう小一時間も歩いているのにまだ峠へ着かない。今日は釈迦ケ岳へ行く予定だったので簡易地図しかなくコースタイムが載っていない。私のいい加減な記憶では1時間位だったと思ったのだが・・・。 周りが笹になって来た。ということは峠までそんなに遠くはなさそうだ。 |
道幅が広く緩やかになって来た。いかにも峠の道という感じがする。それに今まで全く無かった雪と氷が現れて来た。しかし、その雪や氷もすぐになくなり、パーと開けた台地へ着いた。そこが御坂峠だった。標識が幾つも立ち、廃墟のような茶屋があった。 峠の陽だまりでしばし休憩。 |
二人で黒岳をめざして行った。 登山道は雪と氷になった。雪のない所は永久凍土のようにカチンカチンに凍っているが、今日は10本歯のアイゼンを着けているので安心である。 斜面が急になってシンドイ。途中で旦那さんに先に行ってもらった。 山頂の標識が見える所で別の下山者に会い、しばらくおしゃべりタイム。 |
さて、ぼちぼち下ることにしよう。 再び黒岳の山頂へ戻り、どうしても釈迦ケ岳の写真が撮りたかったので、釈迦方面へ進んで行った。雪の急斜面を7、8分ほど下った所から、樹間からではあるが何とか釈迦ケ岳の写真が撮れた。本来なら今日はあのテッペンへ立っていたのだと思うと、ちょっぴり悔しかった。 |
黒岳との分岐(山頂の一角)まで戻り、アイゼンのヒモを絞め直し、12時40分下山。 時々、振り返って黒岳(写真手前のボテリした山)を眺めるが、どこにでもあるような平凡な山容で絵にならない。もう諦めよう。 |
(十二ケ岳、鬼ケ岳方面) |
(御坂山塊の主峰、黒岳) |
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