(1332m、埼玉県)
相模原・愛川IC−入間IC−(R299・R140・R278)−1140三峰神社・駐車場1145〜奥宮遥拝殿〜林道〜1205登山道入口〜1217雲取方面との分岐〜1240東屋・雲取方面分岐〜1249木の鳥居〜1301山頂1315〜1350林道〜1355駐車場の上〜本殿〜1410駐車場 |
朝起きると、紺碧の空が広がっていた。
「こんな天気の良い日に家でぶらぶらしているのは、もったいないなあ・・・!」、と思うと無性に山へ行きたくなった。
「そうだ!妙法ケ岳へ行こう!」と思い立った。妙法ケ岳なら3時間もあれば登れる!
家内に、「これから秩父の三峰まで散歩に行って来る」と言って、急いで荷物をザックに詰め込んだ。7時55分に家を出発。すでに陽は高く、日帰りでこんな遅い時間に出かけるのは初めてだ。
道路は、高速もR299も順調に流れる。
R140から秩父湖の堰堤を渡ると対向車が多くなって来た。こんな時間にもう下って来るとは驚いた。いつも山奥の林道しか走っていない私は、「ここは観光地だなあ・・」と、つぶやいた。
そして、その観光地であることを思い知らされる。
「三峰神社駐車場1Km」の表示を過ぎた所で渋滞になった。駐車場が満車で入れない。「あ〜あ〜!まいったなぁ・・・!」とため息が出た。時に10時45分。(ここはピーク時には1000台も車が来るということを後日、仲間から聞かされた)
約1時間待ちでやっと駐車することが出来た。ここは有料で510円だった。中途半端な料金だと思った。 急いで準備を始める。しかし登山靴を履こうとして靴下を忘れたことに気付く。仕方がない、今履いている靴下で登山靴を履いた。帽子も忘れて来た。 |
|
まずは三峰神社へ向かって行く。道端のミツバツツジはもう散り出していた。 大きな鳥居を潜って行く。珍しい鳥居で「三ツ鳥居」と言うそうだ。 |
随身門の写真を撮り、まずは妙法ケ岳が見えるという奥宮遥拝殿へ行った。ここは展望台になっており、正面に妙法ケ岳が見えた。しかし思ったよりスケールが小さく、ちょっと物足りなさを感じる。 (写真左:奥宮遥拝殿からの妙法ケ岳) (写真右:妙法ケ岳をズーム) |
林道を5分も歩くと石の鳥居があった(12時5分)。ここが雲取山・妙法ケ岳の入口で、林道から別れて鳥居を潜って行く。ここからは古来からの登山道だ。 尾根へ出ると、風が爽やかで心地よい。それに、あの神社の賑わいがウソのような静寂だ! すぐにピークを右から巻いて行く。少し岩ぽくなって来た。 |
|
10分ほどで雲取山方面との分岐へ着いた。雲取山方面と分かれ、左手の木の鳥居を潜って行く。 2、3分で尾根へ出た。そして、すぐに開けた所にベンチがあった。奥の日陰で弁当を広げているオジさんがいた。 |
|
ここは登山道の両側に杉の大木があり、歴史を感じる。木が大きくなって道幅が狭くなったせいが、外側にも登山道があった。道幅こそ違うが日光の杉並木を思い出す。 |
しばらくすると、開けた所にベンチがあった。 ここからピークの左側をトラバースして行く。樹間から妙法ケ岳が見えた。 (写真右:奥のピークが妙法ケ岳) |
すぐに東屋と鳥居が建った分岐へ着いた。ここも雲取方面との分岐になっていた。 休むこともなく、石造りの立派な鳥居を潜って行く。 (写真左:右上に見えるのが東屋の庇) 大きな岩が現れて来た。「ついに来たか!」と思ったが、道は岩場を巻いて行く。 |
そして、すぐに絶壁が立ちはだかった。脇に鳥居が建っていた(写真左)。見るからにアルペン的で、「これこそ山頂に違いない!」と思ったが、鳥居を潜ると、道は岩壁を巻いていた。 |
次のピークとの鞍部に、「階段・クサリ場は足元に注意しましょう」と書いてあった。 「よいしゃー!」と気合を入れて行くが、ここも緩やかにトラバースして行く。階段もクサリもなく、「クサリなんてないじゃん?」と思ったが、下りになった所にありました。階段が! (写真右:手すりが付いた階段)
|
その階段を下り、ボロで危なっかしい木の橋を渡ると、上部から人の声が聞こえて来た。このテッペンが奥宮のようだ。 |
(急な石段) |
(最後の岩場) |
(奥宮) |
(奥宮からの両神山) |
(雲取山方面) |
帰りにもう一度、遥拝殿から今登って来たばかりの妙法ケ岳を眺め、それから拝殿へ行った。しかし凄い行列だったので参拝せずに帰って来た。奥宮でお賽銭を多めに入れて参拝して来たばかりだから、許されるだろう。 (写真左:随身門) (写真右:拝殿) |
|
|