(1,252m、神奈川県)
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伊勢原駅0905−0932大山バス停0935〜(こま参道)〜0950ケーブル駅〜(男坂)〜1035阿夫利神社下社1046〜1120見晴台1130〜1315大山1410〜1520下社〜1540ケ−ブルカ− |
今年最初の山は大山である。昨日降った雪で山が更に白くなり、山の木々も一斉に花が咲いたようだ。空は一片の雲もなく、絶好の登山日和である。 大山は、毎年11月末に清掃登山をしているが、昨年は2、3日前に雪が降ってしまい中止になった。今日はそのリベンジともいえるが、ゴミは拾わない。 「ゴミを拾わない大山なんて楽チンだろうなぁ・・・!」と思ったが、甘かった。男坂を登ったせいかメロメロだった。 今日の参加者は11人。清掃登山の仲間達だ。 |
こんな季節でも大山へ登る人は多い。伊勢原駅からのバスは満員だった。
バス停から“コマ参道”を登って行く。ここはコマが名物らしく、コマや土産を売る店が石段の両側に軒を並べる。 |
15分ほどでケ−ブルカ−の駅へ着いた。女性2人がケ−ブルカ−で行くという。 他の9人はそのまま真っ直ぐ石段を登って行った。 |
3、4分で分岐へ出た。石碑には、 「右:阿夫利神社」 「左:不動大明王」 と書かれ、右が男坂、左が大山寺を経由する女坂である。 |
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今日は男坂を行くが、かなり急な石段である。 江戸の庶民も、大山講などでこの石段を登ったに違いない。 |
急登で息が上がる。それに雪も多くなって来た。 やっと尾根へ出た。東屋とベンチがあったが、雪が積もっているので休む気にはなれない。 1、2分で女坂と合流し、下社の下にある茶店で休憩。私は暖かい甘酒を注文した。 |
サテ、どっちを行こうか? 当初の予定通り見晴台経由で行くか、表参道を行くか、である。雪がどれほどあるかは行ってみなければ分からない。
いずれにしてもアイスバーンになってはいないだろう、ということで、予定通り見晴台経由・雷ノ峰尾根を行くことにした。
お店の奥に登山道があるが、分かりにくい。 登山道はケ−ブルカ−駅へ行く道の反対側にある。 |
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ここからは、今までとは違い、本格的な登山道になった。といってもしっかりと整備された道だ。 雪が一層多くなって来た。まるでアルプスを歩いているようでテンションが上がる。 |
見晴台まで、思ったより遠かった。実はこの道は下ったことはあるが、登るのは初めてなのだ。 見晴台には大勢の先客がいて驚いた。表参道を登ってこの尾根を下って来る人が多いようだ。 ここからは東京都心やスカイツリー、遠くには筑波山も見えた。 我々もここで小休止。Mさんから頂いた大福を食べながら軽アイゼンを着けた。アイゼンを着けると心が引き締まる。 |
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5、6人のオジさんパーティーと追いつ追われつ登って行く。我々の仲間はもうバラバラだ。
この尾根が、こんなに苦しいとは思わなかった。今日はゴミ拾いをしなくて助かった。もうバテバテだ。ここは登らず下りにとるのが正解のようだ。
やっと、山頂直下のテーブルがある広場へ着いた。予定より1時間近くも遅れて着いた。「やっと着いたゾ〜!」。ここで昼食にしよう。
富士山には雲が掛かってしまったが、丹沢がバッチリ見えた。
(富士山、手前左から二ノ塔、三ノ塔) |
(中央が塔ノ岳) |
下りは表参道を下った。いつも清掃登山で下っている道だが、今日はバテバテで足取りが重い。 (写真は天狗の鼻突き岩) 下社へ着いた時は、足が吊りそうだった。「あ〜あ、やっと着いた!」 下社からはケーブルカーで下った。 下山後は当然、居酒屋でカンパ〜イ! 今日はビールがうまい! |
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