宮中から頂いたボンボニエール
明治33年5月10日
大正天皇御成結の饗宴御下賜品
唐櫃型四足付き、
側面に繊細な鶴と松の彫刻がある
宮中から頂いたボンボニエール 資料提供 岩村 緑氏
宮中で晩餐会がある度にお土産の一つに桐箱に入った銀製の菓子器を頂いた。塩瀬の紐が付いて中には金平糖が入っていた。おばあ様は一粒づつ子供や孫達に配られた。お手伝いさんの中には故郷へ郵便で送ったりする人もあったそうである。(緑氏談)

桐箱には純銀製菓子器と書かれている

紫の紐が付いていた