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三子お祖母様からふさ子さん宛の手紙 |
昭和6年2月26日付 | 曾孫貞子さんの初節句祝 |
婦さ子さんは錠二家の初孫でその長女貞子さんは昭和5年3月のお誕生、曾孫第1号である。 リュウマチ・喘息等の持病を持つさん子お祖母様は65歳で既に曾孫がいらっしたのだ。 眼病で外出もままならないし、お祝の品がダブってもと思われ、 初節句のお祝いは小為替を送られた。 そんな合理性も持ち合わせていらしたのかと、 さん子お祖母様の内面が知れる数少ない貴重な手紙である。 さん子お祖母様を良く知る孫の緑さんによると、 「お祖父様にはだっこされたり、ほほずりされてジョリジョリのお髭が痛かった思い出があるが、 お祖母様となるといつも毅然とされていてしつけもやかましく 怖わかった」という印象が強いようである。 そんなお祖母様も末っ子の信雄を呼ぶ時の声は一段とトーンが高くやさしいお声だったと聞く。 また照美さんは曙町へ伺うといつも独りトランプをされていらした記憶しかないとのことでした。 婦さ子さんの印象はどうだったのでしょうか? |