催眠心理療法(技術習得コース含む)についてメールでよくいただく質問や、 一般的によくある催眠についての質問を見やすくまとめてみました。 |
一般的な催眠についての質問 |
Q.催眠状態ってどういった状態なの? |
A.よく催眠状態は意識がなくなると思われがちです。 実際に深い催眠状態の方など、まるで眠ったかのように問いかけに無反応だったりする場合があります。しかし催眠状態は意識がなくなっている状態でも、また眠っている状態でもありません。 朝起きる時や就寝時などのまどろみの状態が催眠状態です。 また物事に熱中している時自分の名前を呼ばれても気が付かないという経験はありませんか? その状態が催眠状態です。 人は1日に何回も催眠状態に入っていると言われています。 |
Q.催眠状態から醒めなくなりそうで怖い? |
A.催眠状態から醒めなくなるということは決してありません。もし催眠誘導者が覚醒しなかったとしてもクライアントは時間が経てば自然に目が醒めます。 もし催眠中に火事や地震などの緊急事態が起きれば、催眠誘導者が催眠状態から覚醒させなかったとしても自分で目醒めて逃げることができます。 |
Q.催眠でロボットのように操られる? |
A.よく催眠ショーなどでロボットのように操られているのを見ますが、催眠状態でもロボットのように操られるということは決してありません。 潜在意識でしたくないということをさせることはできないのです。 例えばナイフを渡して「人を殺してこい!」と命令をしたとしても潜在意識が拒否をするので人を殺すということはありません。 |
Q.では何故通常ではしないことをするの? |
A.催眠により変容意識状態になります。 変容意識状態とは通常の状態では決してしないが、変容意識状態になることによりしてもいいと思う範囲が広がる事です。(催眠技術により心の鎧が小さくなります。) お酒に酔った状態などは変容意識状態になっている状態です。 |
Q.催眠ショーでは何故催眠にかかるの? |
A.催眠ショーでは予め催眠にかかりたい人をステージに上げます。 そしてその中でも催眠の暗示に反応し易い人を選んでいます。 (催眠術士と言われる方は催眠の暗示に反応し易い人を選ぶのが優れています。) では選ばれた人はどういった思考が働くのでしょうか? 「催眠を体験してみたい。」(体験したいからステージに上がっていきます。) 催眠術士に選ばれると、 「私は催眠暗示に反応し易い方だ。」(催眠暗示に入り易いという自己暗示がより働く。) 「皆が見ている。」(催眠の暗示に反応してみよう。) 「皆が笑ってくれる。」(自分も楽しいし見ている人も喜んでくれている。) といった感じです。 催眠ショーでよくお笑いの方(コメディアン)が催眠誘導されるのはそういった思考がより働くからです。 |
Q.催眠状態でもしたくないことは拒否できる? |
A.潜在意識がしたくないということは拒否できます。また催眠状態中に人に言いたくないことも言わせるということもできません。 |
Q.催眠状態は誰でも入るの? |
A.催眠状態というのはまどろみの状態や何かに熱中している状態です。そういった状態を体験していない方はいないですよね?ほとんどの方は催眠状態に入ることができます。 しかし言葉の通じない方や言葉を理解することが困難な方(お子様)は催眠誘導できない場合があります。 催眠ショーのような不自然な暗示が入るのは10人中2人ぐらいと言われています。 |
Q.どんな人が催眠状態に入り易いの? |
A.一般的に想像力の豊かな人や気持ちが若々しい人は催眠状態に入り易いと言われています。 また感性が豊かな人や映画を深く楽しめる人が催眠状態に入り易いと言われています。 |
催眠心理療法についての質問 |
Q.自分が望まないと暗示は効かないの? |
A.潜在意識は自分が望んでいることなら素直に暗示を受け取ってくれます。これを自然な暗示といいます。それに対して潜在意識が望まない暗示を不自然な暗示といいます。 自然な暗示は例えば本当にあなたが自分の意思で禁煙をしたいという人には素直に潜在意識が暗示を受け取ってくれます。 しかし他人に言われて禁煙をしたいという方は、潜在意識が望んでいないため暗示を受け取ってくれないか、もしくはその時は暗示を受け取ったとしてもすぐに醒めてしまいます。 |
Q.催眠の副作用はありませんか? |
A.催眠状態に入ること自体、医学的な研究でも副作用というのは確認されていません。 ただ人によっては、寝不足の人など。「すごく眠たい」という方はいます。 催眠は、アルコールや薬の力を借りることなく、しかも副作用なく理性を弱める方法の一つとして知られています。 |
Q.暗示の力はいつまで続くの? |
A.人それぞれです。自分がその暗示に対して望む力が大きければ大きい程長く続きます。 |
Q.通常コースはどのぐらいの周期で通うの? |
A.ここは病院ではありません。 催眠心理療法は、自分の意志で「この日にここに行くぞ。」といったあなたの意志がとても大切になるのです。 そのためクライアント(依頼者)のみなさんに決めていただいています。 (希望が全て反映されるかはわかりませんが、第3希望までには出来る限り対処いたします。) 多いのは、1週間に1度程度のペースで通われる方が多いです。 |
Q.催眠心理療法集中コースと催眠心理療法通常コースは何が違うの? |
A.催眠心理療法集中コースは、遠方からお越しになられる方、時間に制約がある方にご利用しやすいように考えられたコースです。 催眠心理療法通常コースは何回かに分けて通うことが出来る方のコースとして、2つのコースに分けております。 どちらを選ばれても内容などに差はありません。 |
古典催眠技術習得コース・催眠心理療法習得コースについての質問 |
Q.古典催眠技術習得コースと催眠心理療法習得コースの違いは? |
A.古典催眠技術習得コースの基本は、あくまでもショー催眠のような不自然な暗示を行う方法ですので、暗示は長続きしません。(その時だけ楽しむことが出来ればいいのです。) 催眠心理療法習得コースの基本は、自然な暗示を行っていきますので、暗示は長続きします。 つまり全く目的が逆のことをそれぞれに合った説明で行っていきます。 |
Q.催眠は誰でもできるの? |
A.催眠は特別な力がある人しかできないということは決してありません。 その技術は誰でも簡単に習得することができます。実際に独学で催眠を学んだという方もたくさんいらっしゃいます。 コツさえつかめば誰にでもできます。 |
Q.催眠は全くの素人でも大丈夫? |
A.催眠についての歴史や詳しい説明などは省きます。 そういった知識は本屋に行けばたくさんの本がありますので、興味を持ってからいくらでも調べることができます。 ここで知識は必要ありません。 |
Q.催眠技術は1日で習得できるの? |
A.上達するには当然練習は必要です。 しかしこの催眠技術習得コースでは、私が今までの経験の中での効果的な方法やタイミングなどを実際にテキストを用いて詳しく説明していきます。 |
自己催眠習得コースについての質問 |
Q.自己催眠技術は1日で習得できるの? |
A.上達するには当然練習は必要です。 自己催眠習得コースでは催眠状態がどういったものか実際に体験していただきながら、色んな誘導法をテキストを用いて詳しく説明していきます。 |
Q.自己催眠技術習得で催眠状態を何故体験する必要があるの? |
A.本などを読んで練習されても「催眠状態に入れたかどうかわからない」という理由で練習を止めてしまうという方がいます。 ここでは実際に体験していただくことで、自分がどこまで練習すればいいのか明確にすることができるコースとなっています。 |