■京浜東北線からの転属車・209系情報 
 
      京浜東北線の最新鋭・E233系導入に伴い、209系830両は淘汰されることになりました。離脱した車両のうち、南武線には6両編成×3本(18両)が配置される予定です。
 東京総合車両センターで整備された旧ウラ22編成6連が中原電車区へ転属しました(平成21年5月14日)。号車札や弱冷ステッカーなどが貼付され、方向幕と列番表示はLEDに改めました。保安装置はATS−P,Snを装備しています。

■2009年5月17日 中原電車区・留置線 


最初の転属車・旧ウラ22編成(クハ208−2201以下6連)
 

209系転属車 外観のポイントをいくつかご紹介いたします
 

行き先表示が幕から3色LEDに交換 英語は大文字で併記 線区枠はダミー化
 

京浜東北線で平成17年から施行した固定窓→開閉可能構造に変更した窓の設置個所はそのまま
 

側面の行き先表示も3色LED化 行き先と線名の交互表示であるかは不明
 

主制御装置はSC41型→SC88型に換装 E217系更新車と同様です
 

編成札は旧ウラ22編成そのままを掲出 新編成番号は順当に52?か それとも17?か33?
車内の様子は運転開始以降に公開する予定です
 

■2009年5月22日 中原電車区・留置線 


編成番号は  52  シールではなく札で掲出です (クハ208−2201以下6連)
 

札の裏は「ナハ52」の刻印付き 南武線209系はナハ1・32・52の計3本となりました
 

■2009年6月21日撮影 


6月12日列番1622Fより運用を始めたナハ52編成 (列車番号・744F 武蔵中原にて)
 

ぱっと見ですぐに転属車と判別できますね… (列車番号・845F 川崎にて)
 

表示は行き先のみで線名との交互表示なし 英語併記は小文字混じり (クハ208−2201)
 

車内は従来編成と違いがあまり感じられず… (モハ208−2202)
 

運転台の様子 速度計は京浜東北線で使用されたものを流用 (クハ208−2201)
 

改造銘板が無かったのは意外でした 新番号・号車はテープで重ね貼りなのがちょっと…汗
 

■2009年7月15日 中原電車区・留置線 


2本目の転属車 編成番号は  53  (クハ209−2202)
 

旧ウラ24編成6両で構成されています (クハ208−2202以下6連)
 

列車番号表示はマグサイン 他の編成すべてがLED化されておりとても目立つ存在
 



'09/05/18「京浜東北線からの転属車・209系情報」公開 
©Copyright 2009 Yonerin Hyatt.