(「北茨城民報」 2001年11月4日) 

  市内の紅葉最前線を行く

      猿ヶ城は今が見ごろ、水沼ダムや大北渓谷は1週間後か


 各地から紅葉の便りが届いていますが、北茨城市の紅葉の名所である花園渓谷や大北渓谷一帯も色づき始めてきています。
 特に、花園川の上流に位置する猿ヶ城渓谷の落雲ノ滝周辺の紅葉は、今が盛りに錦絵を観る思いで、赤や黄色に燃えた山並みが陽光に映えていました。
 また、水沼ダム周辺や大北渓谷周辺は、もみじが赤く色づき始めていますが、全体的にはあと一週間後が紅葉の見ごろとなりそうです。
 なお、萩街道の名で知られる広域農道(小豆畑〜高萩市横川)の萩は、深みを帯びた黄色に紅葉し、春とは一味ちがった趣を感じさせています。




    市内小中学校給食の牛肉使用は、早くても12月からか
      

 狂牛病問題で、国が安全宣言をしたのを受けて、県教育庁は県内の小中学校などへ給食の牛肉使用自粛を解いて、元に戻すよう通知をしました。
 こうした中、市の学校給食センターによると、「牛肉使用については、保護者や学校関係者の話を聞いたうえで、使用するかどうか検討するが、すでに十一月の給食の献立は出来あがっており、牛肉の使用は早くても十二月からになる」と、話しています。
 子供たちの命と健康に関わる事柄なだけに、充分に保護者や子供たちの不安を取り除いた中での牛肉使用としてほしいものです。