(北茨城民報2月24日号)

日本共産党市議団が共産党市長の狛江市(東京)を視察

左から田辺狛江市議・福田市議・鈴木市議・小林日立市議

日本共産党北茨城市議団(福田明議員・鈴木康子議員)は、二月二十日に共産党員が市長を務める東京都狛江市を視察しました。この視察には日本共産党の小林真美子日立市議も参加しました。

視察の目的は@市長の公務日誌の公開についてA住民参加の行政についてです。

狛江市は九十六年の六月に当時の共産党市議団長であった矢野裕さんが市民に推されて市長選に立候補して当選、関東地方では初の共産党員市長が誕生しました。二〇〇〇年の二期目も当選し、住民本位の市政を推進しています。議員定数二十三名に対して与党は日本共産党(六人)無所属(一人)の計七名の少数与党です。

市長の公務日誌や交際費・食糧費の使途も公開

市長の公務日誌の公開は、矢野市長が初当選した時の選挙公約であり、現在はホームページ上で公開されています。これは日本で唯一です。同様に市長交際費や市長室の食糧費の使途・入札の予定価格等についても詳細にホームページで全面公開されています。

議会では少数でも住民では多数派

 狛江市は土木予算を半減し、低所得者の介護保険料の減免や児童館の内容充実など市民の暮らし最優先の政治を貫いています。

 議会では少数与党ということで、野党による市長問責決議や助役人事の否決など様々な妨害がやられています。議会ではどんな小さなミスも許されない緊張した姿勢で市長や与党議員は臨んでいます。

 視察終了後に懇談した日本共産党狛江市議団の幹事長は三十七才の若い一期目の議員ですが「議会では少数派でも住民の中では多数派である。」と、力強く語っていたのが印象的でした。

 視察団は共産党狛江市議団の与党としての苦労話や議員活動についても意見交換し、お互いに「住民こそ主人公」の政治めざして奮闘することを約束して狛江市を後にしました。


北茨城市の予算内示は二月二十七日

 平成十四年度の北茨城市一般会計予算・特別会計予算及び企業会計予算の内示が二月二十七日に行われる予定です。

 また、内示会終了後には議会に設置されている行財政改革特別委員会が開催される予定です。