(北茨城民報2002年9月8日)
来月からゴミ処理有料化の町別及び各地区説明会を開催予定
市は来年四月からのゴミ処理の有料化に伴い、町別(旧七ヶ町村)及び各地区別(常会等を対象)に説明会を開く予定です。
町別説明会の日程は十月一日の中郷町を皮切りに左表の通りです。また、各地区別説明会は十月・十一月の土、日、祝日に市内百十六ヶ所で行なわれ、その日程表は九月の市広報紙に掲載される予定です。
このゴミ有料化については、先の六月議会で条例が提案されましたが、日本共産党は「各地の経験からもゴミの有料化だけではゴミの減量化につながらず、逆に不法投棄の増大が心配である。分別収集の徹底こそゴミ減量化への道である」との立場で有料化条例に反対しました。
環境問題やゴミ問題が大きな関心を呼んでいる時期だけに、ゴミ有料化と同時に、今後の市内のゴミ対策をどうするのかなど活発な議論が期待されます。
市内巡回バスの出足は好調、一日の平均乗車数は二百名を超える
七月から運行が開始された「市内巡回バス」の七月の運行実績が報告されました。
それによると、七月の運行稼働日数は二十三日間で乗車人員は四路線の合計で四千八百四十人で一日平均で約二百十名にのぼります。
まずは市民の期待を乗せて順調なすべり出しですが、中郷ニュータウンの住民からは「住宅地内を走ってほしい。磯原のスーパーで買い物をしても南北線のバス停が東口なので駅を越えなければならず不便」の声がだされています。また、ある住民からは「降りるときボタンがないので、自分で大きな声を出さなければならない。何とか改善を」等の要望がだされています。
なお、四路線別の運行実績は次の通りです。
○大津港駅東西線 1451人(1日平均63,1人)
○磯原駅東西線 1488人(1日平均64,7人)
○南中郷駅東西線 493人(1日平均21,4人)
○南北線 1408人(1日平均61,2人)
合併問題の議論は議会最終日の全員協議会で
九月三日の議会開会前の市議会全員協議会の中で、一部の議員から「市の厳しい財政状況を考えても、合併問題は避けて通れない。合併問題を考える『特別委員会』を議会に設置すべきである」との提案がされました。
それにたいして、「合併先にありきでは困る。もっと市民の声を聞くべきである」「特別委員会を新たに設置するより、現在ある行政改革委員会で議論すべき」等々の意見がだされました。
この問題については、議会の最終日の全員協議会で各議員の意見等を聞いて結論を出したいとしています。
一般質問は七名の議員が登壇予定
今議会の一般質問は九月九日に行なわれ七名の議員が行なう予定です。日本共産党の鈴木やす子議員は四番目、福田明議員は五番目にそれぞれ登壇する予定です。日本共産党市議団の質問項目は次の通りです。
鈴木やす子議員
@ 住民基本台帳ネットワークについて
A 食の安全と学校給食について
B 不況対策について
C 米政策の抜本的見直し(中間報告)に関わる市当局の対応について
福田明議員
@ 不況対策について
A 介護保険の見直し等について
B 市立病院の新築等について
C 合併問題についての基本姿勢について
埼玉県さいたま市で8月29,30に行なわれた日本共産党全国議員会議に参加しました。
左から宇野常陸太田市議・小林日立市議・鈴木やす子市議・福田明市議・大名東海村議・根本十王町議