決算特別委員会が開催される
不況反映して滞納が増える

　九月十七日から十九日までの三日間、市議会の決算特別委員会が開催され、平成十三年度の一般会計決算及び特別会計決算、企業会計決算（表参照）が審議されました。

　この不況を反映して滞納が増えているのが特徴で、市税の滞納総額は、十億五千五百七十七万円、国民健康保険税は五億三千四百五十六万円に達しています。また、介護保険料では六十五歳以上の低所得者の約一割が滞納であり、「払いたくても払えない」実態が明らかになり、早急な改善策がのぞまれます。

歳入	決算額	構成比	対前年度比
１市　税	５，５４５，３９５	３３．２	９９．８
２地方譲与税	２３６，４９３	１．４	１００．４
３利子割交付金	１８６，７６２	１．１	９７．０
４地方消費税交付金	４３２，１４９	２．６	９６．４
５ゴルフ場利用税交付金	２３，５７８	０．１	９６．３
６特別地方消費税交付金	－	－	－
７自動車取得税交付金	１１７，８８９	０．７	９８．０
８地方特別交付金	１７５，６４３	１．０	１００．４
９地方交付税	４，３３２，９１０	２６．０	９１．６
10交通安全特別交付金	６，３１５	０．１	１００．１
11分担金及び負担金	１４７，６０６	０．９	１０６．５
12使用料及び手数料	４０３，８５４	２．４	９７．４
13国庫支出金	１，２９１，３５４	７．７	１４９．４
14県支出金	７３７，２１１	４．４	１０４．６
15財産収入	６０，８２４	０．４	４７６．０
16繰入金	８２，４８４	０．５	３８．０
17繰越金	５７９，３５６	３．５	１６４．１
18諸収入	４２５，６６８	２．５	９１．８
19市　債	１，９００，６００	１１．４	１３３．１
20寄付金	５００	０．１	１６．７
歳入合計	１６，６８６，５９１	１００．０	１０３．７

歳出	決算額	構成比	対前年度比
１議会費	２４２，８７５	１．５	９５．１
２総務費	１，７８１，１６５	１０．９	９７．４
３民生費	３，１１４，９１１	１９．２	９８．８
４衛生費	２，９２７，２８５	１８．０	１３２．１
５農林水産費	１，２００，２６４	７．４	１０１．９
６商工費	３７９，３６６	２．３	９５．０
７土木費	２，１３７，２６４	１３．１	１１５．０
８消防費	９０５，１０２	５．６	８３．４
９教育費	１，３９１，７７９	８．６	１０２．８
10災害復旧費	５００	０．１	２．１
11公債費	２，１２２，３３３	１３．０	９９．８
12諸支出金	５０，１７１	０．３	１２８．１
歳出合計	１６，２５３，０１５	１００．０	１０４．８

　平成十三年度の決算によると、市長交際費と議長交際費が大幅に減額されました。当初予算では市長交際費は五百二十万円、議長交際費は二百八十万円でしたが、実際に使用した額は、市長交際費が二百八十六万円、議長交際費が百三十五万円でした。

　この理由について市は、「財政的に大変厳しい時期であり、交際費についても慶弔費等を大幅に見直し削減に努めた」と、語っています。

	歳入総額	歳出総額
国民健康保険	４，０５１，９２２	３，８１５，４４９
水沼診療所	１２，１３７	１１，６７４
磯原駅西土地区画整理	４９８，４４４	４９８，０２５
老人保健	５，２２７，４１１	５，１６１，７８８
公共下水道	１，０９５，９２５	１，０９１，７８２
漁業集落排水	５５，０８６	５３，４８７
公園墓地	１５０，８２５	１４４，０８１
介護保険	１，６４８，３７６	１，６４５，４１８
介護保険居宅サービス	３２，２６２	２８，４４０

	歳入総額	歳出総額
上水道	１，１０４，１２９	９９１，１４０
工業用水道	２２５，１７８	２０１，９９８
市立総合病院	３，９３０，６８５	３，９１３，５２１