2001年4月23日に山口県知事意見が国に提出されてから
ちょうど1年目の2002年4月23日、
山口県庁前で知事意見提出一周年抗議集会が行われました |
当日は雨模様で風も強く、「集会日和」とはいきませんでしたが
祝島から200人、祝島以外の上関町内から50人、
自治労・原水禁から200人、市民ネットワークから50人など、
約500人の参加がありました |
各団体代表などで交渉団を構成し、
県への申入れを10時から行いました |
交渉団の交渉中は地元上関町の状況や
現在訴訟中の裁判の報告などが行われました |
交渉団は11時過ぎに集会場所に帰ってきて、交渉の報告がありました
今回の申入れの要点は次の2点
・知事意見に付した6分野21要件の事項のチェック体制
・上関原発の白紙撤回
これに対する県の答えは
・事業の進捗状況を見ながらチェックする
現在は商工労働部の担当職員が直接国に3回行き、電話等もしている
上関原発計画は1年前と変化なしと判断
・白紙撤回等の判断は事業者(中電)がすること
この他に、神社地をはじめとする土地問題については
・神社地→神社庁の判断次第
裁判→裁判官の判断・判決次第
という、県としては自主的に判断し、動く事はないとのこと
以上のような交渉の中で、「山口県」の問題にも関わらず
あまりにも「他人事」、あるいは無責任とも言える対応に、交渉団の中から
「地元の事を全然考えていないじゃないか」
「いったいどこを向いて仕事をしているのか?」
という発言も
|
|