10月26日は、上関町にとっては「原子力の日」ではなく、「反原子力の日」です
当日「祝島島民の会」は、まず午前中に先発隊が「上関反原発の会総会」に参加し、
そのあと、上関・室津などでビラ配布をしました |
そして後発隊と合流し、祝島からは総勢150名が午後2時から総決起集会に参加しました
集会は、原水禁山口県本部、原発いらん!山口ネットワーク、
そして上関原発に反対する地元住民団体の主催で開かれ、
山口県内だけでなく、島根、広島、岡山、大分など各地の反核平和団体から参加があり、
集会の参加者は680人にのぼりました
(680人というと、ちょうど祝島の人口とほぼ同じ人数です) |
各団体の代表者をはじめとして、大分から参加してくださった作家の松下竜一さんの挨拶や
東京から参加の河合弁護士による日弁連の意見書の説明・解説などがありました |
祝島のおばちゃんたち
頭の「原発絶対反対」の鉢巻がトレードマークです |
上関原発の白紙撤回と、町長選の勝利を誓うシュプレヒコールの後、
だんだん暗くなる空模様の中、デモに移りました |
さすがに700人近くもいると3列縦隊でも長蛇の列になり、かなりの迫力です
とても1つのフレームには入りきりません |
デモの開始と同時に、祝島から来た50隻もの漁船による海上パレードも開始
次第に強くなる風・波のなか、順に上関大橋をくぐっていきます |
ちょうど上関の船着場から上関大橋までの間、デモと海上パレードが平行して進み、
陸と海からお互いに旗を振り合い、エールを交わしていました |
橋にかかったところで風が強くなり雨も強くなってきましたが、
負けずに笑顔で旗を振る参加者も |
各団体が掲げる旗を見るだけで、上関原発反対運動の全国への広がりがわかります
ちなみにこの後、海が大時化になり、
海上パレードに参加した漁師さんや、船で祝島に帰る人たちは大変だったそうです
(「仮に」上関原発が建設された場合、もしこんなときに原発の事故が起きたら
祝島の人たちはいったいどうやって避難すればいいのか、
上関原発を推進する人たちにも少しは考えてもらいたいものです)
なにはともあれ、参加者の皆様、お疲れ様でした |
(撮影 2002.10/26) |
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