FRP加工




「木造船」とはいえ、表面にFRPを張る部分も多い

まずは「ブリッジ」
「ブリッジ」の下には「機関台」があり、そこにはエンジンが載せられる
中に海水・雨水が入ってはいけないのは当然のこと(少しなら大丈夫だが)
「機関台」の上はエンジンの熱で材木が歪んだり、割れてしまう事が多い
そのため、FRPを張って防水加工をする

昔はブリッジの上の板を2重にし、その上に布製の「帆」を張っていたそうだ



「カンパ」の下は倉庫代わりで、
特に遊漁船のようにのお客を乗せる船の場合、
服などの湿気を嫌うものを入れることが多い

防水のため、表面にFRPを張る
青いのは、さらに上からゲルコート(ペンキのようなもの)を塗ったため



船首の一番下の部分を「押し上げ」という
ここは何かにぶつかったり、乗り上げたりしたときに直接あたる事が多い
そのため、この部分を保護するためにFRPを張り、ゲルコートを塗る



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