平成17年5月10日の午前9時50分ごろ、祝島の中波止場(定期船が着く波止場のすぐ隣の波止場)に死亡したスナメリが漂着しているのが発見されました。
大きさなどは、以下の通りです。
・全長:75.0cm
・尾ビレの長さ:21.5cm
・胸ビレの長さ:17.5cm
・胸ビレの幅:6.0cm
・頭のサイズ:35.5cm
・胴体のサイズ:39.0cm
・体重:4.5kg
サイズ的にはかなり小さく体重も軽いため、今の時期はスナメリの新生児が出産される時期ということもあって、おそらく今年生まれたばかりのスナメリの新生児だと思われます。
歯も生えてなく、腹部にはへその緒(?)と思しきものもわずかについています。
体の色や皮膚の様子などから見て死後ほとんど時間は経っていないようです。また、傷は全くと言っていいほど無く、死因ははっきりしません。
祝島漁協では、しばらくこのスナメリの死骸を冷凍して保存していますので、研究機関等の申し出があれば提供いたします。申し出が無い場合は、しばらく保存した後、法令に従って埋葬する予定です。
追記:研究機関から引取りの申し出がありましたので、そちらに提供することになりました |
(撮影 05/05/10) |
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