2002年お正月デモ



祝島では毎週月曜日にデモをしていて、通算ですでに800回を越えています。
今年も祝島ではお正月デモが1月2日に台風並の寒風吹きすさぶ中、行われました。



今年のお正月デモも1/2に行われました
この日は台風並みの強風と、この冬1番の寒さ
海も白波がたち、防波堤にうちつけた波の飛沫が道にまで飛んできていました

中止も検討されましたが無事行われました



通常は月曜の夜6時半(夏は7時)がデモの開始時刻ですが、
正月デモは昼1時に開始します
寒さと強風にもかかわらず、多くの人が参加しました
参加者の中には正月休みで帰省していた人の姿も

あまりにも寒いのでみんな風をよけて建物の影に集まりました
集合場所は祝島漁協の前(左の写真)

デモ開始
大体2列に並んで進みます
「原発反対!」、「きれいな海を守ろう!」といった掛け声が島中に響きます、
と言いたいところですがさすがにこの日は寒かったので
普段なら止めようとしても止まらないおばちゃんたちも、今日は控えめな声でした

毎回警察に届出を出して行う正式なデモなので、必ず警察官の方が警備をします
時化の中、7〜8人の方が朝6時の便で来島して警備にあたりました

ちなみにこの日は夕方になっても時化が収まらず、
晩便が欠航になると島に泊まらなければならない為警察の方も心配していましたが、
無事定期船は運航しました




デモの風景をいくつか

デモは、まず一度集落の中に入っていき、それから海岸線に出て西の方からまた集落に入っていきます
そして集落をぐるっとまわって東の海岸線へ出て、最初の場所まで戻ってきます

ちょっとわかりにくいですが、真ん中右の写真を撮ったときには雪が横殴りに降ってきました




デモの最後は必ず
「げんぱつー、ぜったーい、はんたーい! エーイ、エーイ、オー!」
という掛け声を全員で叫んで終わります

音頭をとるのは写真中央の、岡本さん(漁師)です




坂本さん(一番右の方)は帰省中のお孫さんを連れてデモに参加
坂本さん曰く「子供は島の宝」




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