「日本で最後の原発新規立地」
 上関原発
予定地に金権腐敗の

 原子力開発を根底批判
する
『人々の集いの場を建設しよう!


<原発建設予定地:田ノ浦(祝島から撮影)>




四代・田ノ浦に上関原発反対運動の最前線基地を確保し、
自然の豊かさを実感できる観察・体験センター、自然エネルギー・
新エネルギーの実験・実践センターを兼ねそなえる家つくりめ
ざして!
大変欲張った構想ですが、ぜひ成功させたいと,願っています。
皆さん!上関原発反対運動20周年記念事業にご協力ください!
知識を!資金を!技術を!労働力を!


  「日本で最後の原発立地点」とも言われる上関原発建設計画は
   その結果が今後の国の原子力政策にも大きく影響してくると思います。

   この計画に皆さんの賛同・ご協力をぜひお願いします!



        上関原発反対運動20周年記念事業

        
〈呼びかけ〉 上関原発を建てさせない祝島島民の会
   



   はじめに

1982年降って湧いたような上関原発建設計画の浮上以来20年目に入りました。
計画地より海を隔てて 3.5キロの距離にある祝島では、以来9割を超える島民が
一貫して原発拒否の姿勢を貫き、闘いを続けてきました。
そして、2001年6月「上関原発」建設計画は国の「電源開発基本計画」に
組み入れられましたが、無理に無理を重ねた計画は炉心予定地の土地の未取得や
祝島漁協の補償金受け取り拒否と裁判闘争等々多くの障害を越えることが出来ず
現在立ち往生しています。
私達の闘いは、この間各階層の数多くの皆さんの物心両面からの支援を受け
取り組みも大きく広がってきました。
その成果を踏まえ、今後の方向性を協議する中から、原発予定地・田ノ浦に
共有している反原発地主の土地に、原発を拒否する大きな拠点を作ろうという
方向性を打ち出しました。
具体的には、原発の炉心予定地から約300メートルしか離れていない土地で
現在プレハブの「団結小屋」が建っている隣に30人程度は収容できる
本格的な家を建てようという計画です。



きっかけ

現在予定地には、反原発のシンボルとしての団結小屋はありますが実際には活用できておらず、
手狭でもあります。今後、状況の変化によっては現地での闘いも当然考えられ「出撃拠点」を
確保しなければならないし、常駐して中電等の動きを把握する必要も出てきます。

   また、予定地田ノ浦周辺の自然、生態系がクローズアップされる中
   現地来訪者が相次いでいますが、今は対応できる設備も整っておらず
   調査・観察・交流又休憩のための施設の確保が急務となっています。

   同時に原子力という「エネルギー利用」に対置して
   自然エネルギー、新エネルギーの実験・実践センターを予定地に作るというのも
   面白いのではないか、という話となったわけです。



     使 途

   では、建設後どのように使用していくかということですが、交流、安らぎ、遊び、
   そして闘いのための多目的センターにしようということになりました。

   この施設は、

     @   体験型現地交流会、学習会を開く

     A   望遠鏡・双眼鏡を設置し、スナメリやハヤブサなどの自然観察の拠点、休憩所とする

     B   写真・標本を展示し、各種図鑑などをそろえて田ノ浦の自然、生態系の展示をする

     C   山菜取りや海岸での投げ釣り、海水浴、磯遊びなど現地イベントの拠点とする

     D 太陽光・風力発電、太陽熱利用、バイオマス、薪など
     新エネルギー、自然エネルギーの実験、挑戦センターとする 

  など色々な要素を持たせたいと思っています。

  規 模

      規模については、建設資金の集り次第ということになりますが
    せめて人が普通に生活できる設備で、
    30人程度はゆったりと交流できる建物をイメージしています。
    また、自然観察用に狭くても二階が出来ればベストだと思います。

     その上で

     @   電気は、太陽光・風力発電を設置し、中国電力と売買電を行う。

     A   ガスは、プロパンガスを使用し、バイオマスでのブタンガスの活用も考える

     B   水は、飲料水はポリタンク等で使用者が持ち込み、生活水は雨水を
     集積・ろ過して使用する。湧き水や井戸水が確保されれば風呂も使えるので
     その際は太陽熱や枯れ木・薪を活用する。


     C   トイレは屋内に作り、バイオマスに活用することを前提に設備する。

     D   薪ストーブを使い、暖房兼湯沸し、煮炊きに利用する

      等々の案が出ていますが、いろんな知恵をこれからも皆さんから出してもらいたいと考えています。



     資 金

    肝心の建設及びその他の経費については、今までお付き合いいただいてきた方々、
   また、新たにご協力をいただける方々に、協力金を出資していただく事で
   『共同所有者』となっていただき、さらに資金だけでなく
   労力・物資の提供をお願いしたいと考えています。

   協力金は1口1万円でお願いします。お一人あたり何口でもかまいません。
   協力金は、郵便振替で「祝島島民の会、20周年事業」宛でお願いします。
   郵便振替の番号は「01390−4−67782」です。

   この活動により、原発予定地内に権利を持つ人がまた増えていくということにもなります。

    その他、まだ具体化していない色々な構想があります。

   「日本で最後の新規立地点」として狙われている上関原発予定地から、
  「もう原発はいらない!」という大きな声を上げていく為、皆様のご協力を心よりお願いいたします。





上関原発建設予定地
祝島から見た「人々の集いの場」建設予定地










建設予定地                         .





















<手前は祝島のびわ畑です
   祝島から原発建設予定地までたった3.5km
                     まさに目と鼻の先です>    .




原発建設予定地平面図の

人々の集いの場』予定地

(図内の「計画地」の矢印周辺)



(注 上記の写真と文章が重なって表示される場合は「文字サイズ」を「中」にしてください)


上関原発を建てさせない祝島島民の会

〒742−1401 
山口県熊毛郡上関町大字祝島 祝島漁協気付

TEL 0820−66−2121
FAX 0820−66−2138

E−mail
jf.iwai@h9.dion.ne.jp

郵便振替
01390−4−67782  祝島島民の会
                (20周年事業)



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